概要
いくつもの裏切りを経ても揺るがない、純愛ファンタジー。
ある町に存在するまじない、『逆祭り』。
二つの鳥居の間を後ろ向きにくぐれば、目を閉じている間、自分の望む光景が見えるという。
だが途中で目を開けてしまえば神隠しに遭うという噂があった。
小学生の直輝は、年下の幼馴染みの少女、律を神隠しに遭わせてしまう。
そして自分もまじないに失敗し、異世界にやってきた直輝。
彼は十八歳になった今でも、償いのため、律を探し続けていた。
その世界は妖という人外のモノと、それを統べる耀王と呼ばれる不可思議な存在のいる場所で、耀王には璃都という名の花嫁がいた。
つかの間、璃都が律ではないかと直輝は思うが、璃都は直輝よりも年上で、年下の律ではありえない。
律を探し続ける直輝。そして耀王の花嫁となることを受け入れられないまま、日々を過ごす
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