伯爵の真意に想像の余地が残されてるのが良いですね。
誇りも家族も財産も擲って最後に守ったモノは、己れの命か それとも領民か?
そもそも契約の内容をどれだけ理解していたのか?
多分、自害すら出来なくされてると思うと
殺すよりずっと残忍だけど、ソレこそ因果応報。
作者からの返信
ありがとうございます。
確かに伯爵は契約の内容を完全には覚えていません。
なので、契約の穴をつくという感じの抵抗も実質的に不可能になっています。
編集済
気を悪くしたらごめんなさい。
正直ざまぁとしては中途半端だと思いました。
だってベルーナ伯爵も女達も領民もマリウスに媚びてさえいれば生きていけますからね。
マリウスの気まぐれで殺されたり酷い目に合わされたり尊厳破壊されない分ざまぁとしてはぬるいと思いました。
もし私がマリウスだったらと考えると、ブルンクデスドバルドを支配して妖魔達を支配下に置いた上で、ベルーナ領を蹂躙させ生き残ったベルーナ領の人間を妖魔の奴隷にして地獄を見せます。
そうして妖魔達を暴れさせて王国からの討伐軍をおびき寄せ、妖魔達と争わせて王国を疲弊させたところにさもマリウスが王国の救世主かのように登場して裏で王国の乗っ取りを画策するですかね。
マリウスが領土も女も地位も狙えばもっと良い物が手に入るはず。そこをベルーナ領を支配するだけで満足しているところに彼の器の限界を感じます。
結構辛辣な意見を書いてしまいましたが、物語は面白かったです。ざまぁを主題にしたのは良いアイデアだと思いますよ。
次回作もぜひ期待して待っています。
作者からの返信
ご意見ありがとうございます。
私が想定しているマリウスの器は、確かにそれほど大きくありません。
国の中枢には優秀な者もいるし、国内全部を探せばマリウスよりも頭のいい者もいます。
不意打ちでマリウスを殺せる暗殺者とかもいるし、最強クラスの戦士がそれなりに優秀な魔法使いの支援を受ければ、真正面からマリウスに勝つことも可能です。
つまり、裏でも表でも「流石に王国軍全体に攻められては勝ち目がない。少なくとも今はまだ」という状況なのです。
ただ、「今はまだ」と思っている通り、マリウスも満足してしまっている訳ではありません。
後、私の趣味として、相手を意図的に殺すまでやるのは、こちらも家族とか身内を殺された場合がふさわしいと思っています。そして、それは「ざまぁ」の範疇ではなく「復讐」というべきだと考えています。
いずれにしても、マリウスの場合には個人的にはこのくらいでバランスが取れているかな? と。
ちなみに『闇に咲く花――全てを奪われた令嬢の復讐譚――』という作品は復讐を主題にしているので、目を通してもらえると嬉しいです。
編集済
人間性はともかくそこまで悪い領主でも無かったけど、ただ一点配下の扱いがなってなかったってことですかね
信賞必罰と事実確認を怠り有能な者を貶め、結果として下の者の増長を招いた
悪い領主ではなかったけど人の上に立つには足りなかったと
まあ治療士さんのいろんな思惑のせいもあったかも知れませんが
しかし魔術師が中央から恐れられるのも已む無しな話でしたねw
対してブルンクデスドバルドの有能ぶりが光る光るw
しっかり最後も逃げ切ってるしマリウスに勝てなくとも総合力では間違いなくマリウスより上
マリウスが欲に溺れたなら搦手でもって寝首をかきそうな気すらします
でもあれだけの判断力なら固執せず別天地に向かうかな?
でも力を付けて生涯の宿敵なんてのも面白そう
他の登場人物たちもキャラも立ってて話の長さも丁度良く、とても面白かったです
作者からの返信
ありがとうございます。
物語の構成上愚かな人間が多かったので、確かにブルンクデスドバルドの優秀さが目立つ形になりました。
物語のその後とかを想像してもらえるのはとてもうれしいです。
作者としても、今後の展開とかも考えてはいるのですが、ちょっと小説にまとめるのは難しいかな、と思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
薄着で・・・妄想しました。(笑)
いつも応援ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
楽しんでいただけたなら良かったです。