第41話コロナワクチン都市伝説を払拭!「最終話」
嘗ては人間の白血球の中で、防衛本能が一番強いパトリオットな好中球を培養してコロナにぶつけてみたが、意図も簡単に敗れてしまった。
篠山は悩んだ挙げ句、故郷丹波篠山のサンショウウオの白血球やアサリの貝毒を庄屋三咲に抽出してもらい「スーパーしらたま」というNASA保険局長の承認の下、コロナワクチンを開発した。
その後の三咲と礼子のコロナ星人との戦いは「令和戦争」と言われ、壮絶を極めたが、世界各国の民間人が語り継いでいるという。
そこで、今回は大原輝のたっての願いを聞き入れた恋するリンバが、「輝の体内に私の血液が流れるのならオッケー。」と、ばかりに進んでボディーを差し出し、青い血液中の白血球と青血球をハイブリッドさせて、「スーパーしらたまブルーシャトウ」を完成させた。
これはコロナ変異株のどのウィルスに有効とされた。
。コロナ星人が人間の体内に侵入したときにブルーシャトウ、「青い城」に待ち伏せするコロナワクチンが一斉攻撃するという秋間の様なワクチンが出来上がった。
一度接種すると人体内に数十年残るとされ「ワクチンを打てば、20年後に死ぬ」と噂される都市伝説を払拭された。
当の輝は、荻原ジムマネージャーの桂里奈(かりな)と結婚が決まり月の神リンバとのロマンスは為らなかったが、何れにしても地球を救った事に変わり無く、プロフェッサー篠山チームがNASA保険局から感謝状を授与される形となった。(了)
パグネル月の乱 しおとれもん @siotoremmon
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