第40話スーパーしらたまブルーシャトウ

おまえはまだ1500歳なんだ!


色々経験しないと初心のまま年老いて行く、そんなアホな女に為るのじゃない!人間には年老いても経験を糧にしている老人が居るワイ。」


篠山の生きざまを引き合いに出していた。


 嘗ては人間の白血球の中で、防衛本能が一番強いパトリオットな好中球を培養してコロナにぶつけてみたが、意図も簡単に敗れてしまった。


 篠山は悩んだ挙げ句、故郷丹波篠山のサンショウウオの白血球やアサリの貝毒を庄屋三咲に抽出してもらい「スーパーしらたま」というNASA保険局長の承認の下、コロナワクチンを開発した。

 その後の三咲と礼子のコロナ星人との戦いは「令和戦争」と言われ、壮絶を極めたが、世界各国の民間人が語り継いでいるという。


 そこで、今回は大原輝のたっての願いを聞き入れた恋するリンバが、「輝の体内に私の血液が流れるのならオッケー。」と、ばかりに進んでボディーを差し出し、青い血液中の白血球と青血球をハイブリッドさせて、「スーパーしらたまブルーシャトウ」を完成させた。

これはコロナ変異株のどのウ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る