怖い! でも続きが気になって仕方ない!

第一章を読み終えた段階でのレビューです。
冒頭、少女たちの怪談話にほのぼのして油断していたら、怖い事態が目の前に! あっという間にこのお話の謎に惹き込まれてしまいました。

世間を騒がせている女子高生連続殺人事件、高魔台の黒鐘の屋敷と呼ばれるシェアハウスに住む、癖のある住人たち。第一章は、そこの管理人である草太の目線でお話が進みます。
暑い夏の早朝、突然鳴り響く、鳴るはずのない鐘の音。そこへ白いワンピースの少女が訪れ、草太は、その少女と共に呪いの家へと向かうことになるのです。

ホラーな部分だけでなく、日常の様子も丁寧に描かれており、そこがまた怖さを引き立てています。田舎町ならではの、少しのんびりとした雰囲気も感じられる中、じわじわと得体の知れない恐怖が日常に忍び寄っているような、そんな怖さがあります。

すらすらと読んでいける文章力の高さも魅力的。
ここからどんな展開が待っているのか、こ、怖いのですが、気になって仕方ありません!
ぜひこの怖さをご一緒に!

お薦めします(^^)!

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