第4話.対立が欲しい

 物語を面白くするには、対立が必要なはずです。

 主人公の障害になるもの。敵対者や、ライバル。悪の組織など。

 今回は、怪盗ナバーロなので、彼らを捕まえようとしている警察みたいな組織とかでもいいかもしれません。

 ライバルだと、短編「怪盗ナバーロの奮闘 『氷の魔槍ジーリアス』」に出て来る、怪盗ネバールでしょうか。

 

 とにかく、主人公と対立が発生する相手を用意してあげる必要があります。

 お宝を盗んで終わりとか、お宝を探しに行って見つけて終わりとかだと、たぶんつまらないです。

 冒険したり、モンスターと戦ったりというのも面白いかもしれません。

 でも、やっぱり人と人の対立とか、ぶつかり合いとか、場合によっては共感、共闘みたいなものがあった方が盛り上がると思います。

 出来れば、感情も込みでの対立や共感があるといい気がします。



 ということで、『敵』を考えてみました。

 怪盗ナバーロと言えば、とりあえず敵は貴族です。主人公の生い立ちに関係しているのですが、とにかくお兄さんのルイス君は貴族が嫌いです。


 詳しくは、こちらを読むと分かります。けど、読まなくても貴族が嫌いなんだなぁと思って頂ければ大丈夫です。(←何が大丈夫なんだろう?)

 https://kakuyomu.jp/works/16817330659041147313


 なので、とりあえず敵は貴族にしようと思います。

 せっかくなので、前回決めた、怪盗ナバーロのターゲットである「何かすごい回復アイテム」を奪い合うのがいいんじゃないかと思いました。

 でも、貴族が回復アイテムを欲しがるかと言うと、うーん?って感じです。

 ということで、すごい回復アイテムは、すごいのでという設定を追加してみました。


 そこから考えてみた怪盗ナバーロの敵がこんな感じです。↓


◆イザベラ・メルゼベルク(37歳 女)

 

 ヘルムート・メルゼベルクの妻

 若いころは絶世の美女との評判だが、最近は衰えを見せている

 もともとは小さな商人の娘。小さな頃から美人との評判で、年頃になるころにはかなりちやほやされていた。

 ヘルムートが一目惚れして、ヘルムートの妻に迎えられる。

 その後は、ヘルムートに甘やかされ金を使い放題。それは、イザベラをどんどん我儘にさせた。

 ただ、我儘が出来るのも自分の美貌のおかげだということは知っているイザベラは美貌を保つためなら、努力を惜しまなかった。

 30歳くらいまでは、努力と化粧によりなんとか保っていたその美貌だが最近は誤魔化せなくなってきた。

 より一層、美への執着が強くなったイザベラは、若返りの効果がある何かすごい回復アイテムの存在を知った。


 ※一言で言うと、金と権力がある、若さと美貌を必死に求める女。

  敵なので、嫌な奴なはず。

  金と権力は、貴族だから。

 

…………………………………………………………

🔹決めたこと

悪役  :イザベラさん

     若さと美貌を渇望するおばさん。

…………………………………………………………



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🔸次回。タイトルどうしよう?

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