梅田地下街を舞台にした、ノスタルジー小説

大阪駅の地下はいつでも工事しており、地元民でもよく迷う。

工事をするのは、新しい何かを建てるためだ。
時の経過と共に、たくさんのものが失われていった。

泉の広場……
アリバイ横丁……
たむろするホームレス……

そんな梅田地下街に、迷子しかたどりつけない迷宮喫茶がある。
迷い迷って、たどりついたその先には――?

梅田地下街にノスタルジーを感じる人には、おすすめです。