(1) ボドワンのリディアーヌ
「もう、花も見納めかしら」
丘の上から村を見下ろし、ふとそんな言葉がこぼれた。季節ごとに色とりどりの色で溢れるこの丘も、冬には枯れた落ち葉と色味のない草に覆われて、やがて雪へと沈む。花弁はだんだん濃くなっていって、盛りを知らせる。花の盛りなんてあっという間で、咲き誇った花はそのうち萎れてしまう。感じる冬の気配に、わたしは幼馴染のことを思い出した。彼が故郷を旅立ったのも、秋の花の盛りの時期だった。
「リディ!」
丘に向かって駆けてくる人物が、リディアーヌというわたしの名前の愛称を呼んでいる。艶めいた金の髪に、宝石みたいな青い目の彼女は、わたしよりもずっとキレイな身なりをしている。
「マリー、どうしたの?」
「リディが見えたから駆けてきただけよ」
こうして駆けまわる彼女を思えば、嘘みたいな話だけど、マリーことマリアンヌは貴族令嬢だ。このボドワンの村含む辺境を治める領主様の姪で、本来ならわたしから見て雲の上の存在なはず。なのに何故か彼女は、わたしを妹みたいにかわいがってくれているし、おうちに招いたりもしてくれる。意味が分からないけれども、ボドワンの民にとっては、村人の一員のように、大事な存在だ。
「いい知らせよ。都からポールの手紙が届いたの」
「ポールから!?」
ポールとは、わたしとマリーの幼馴染の男の子で、ジャン=ポールのこと。三年前に騎士になると言ってボドワンの村を出ていったきり、一度も会っていない。ポールは筆不精なのか、手紙が来たことなんて一度もなかった。初めての手紙に、思わずわたしも頬が緩んでしまう。
「懐かしいわよね。ポールが旅立つ時に言ったのよ。ボドワン宛じゃなくて、シャノン辺境伯爵宛にしときなさいって。その方が早く届くから」
「じゃあ、村にあてた手紙なら、もっと時間がかかっていたのね。……いいの? 伯爵様、怒ったりしない?」
ポールは騎士になるために都を出たけれど、彼自身はわたし達と同じ平民だ。平民が貴族を仲介にしていいのだろうか。
「私から叔父様に頼んだのですもの。いいに決まってるわ。それに、そんなことで叔父様が怒ることもないわよ」
「そうなんだ」
どうやら失礼ではないみたいなので、ほっとする。いや、失礼なのかもしれないけど、とりあえず領主様は気にしないことのようだ。
「期待しちゃダメよ? 手紙というよりも、報告だもの」
マリーは内容を教えてくれなかったけど、少しだけふてくされている。わたしとマリーとポールは仲が良かったけど、二人の関係は喧嘩友達みたいだった。口論がコミュニケーションだったので、わたしはいつも二人のやり取りを見ていたのだ。マリーは歳が一つ上で教養もあるから弁が立つ、対してポールは、わたしと同い年だけど、男の子だからか負けん気が強いくせに、マリーに強く出ないように気を付けていて、いつも負けていた。懐かしい空気にクスクスと笑うと、マリーも楽しそうに笑っていた。
二人で丘を下りながら、他愛もない話をする。そんな中で、突然、不思議なものが見えた。
「え?」
「どうしたの、リディ」
急に立ち止まったわたしの顔を、マリーがのぞきこんでくる。目の前にマリーのきれいな青い目が見える。ふわりと金の髪が揺れている。視界にいるのはマリーなのに、まったく見たことのない人が見えた。何かにぶつかって、血がいっぱい出ている。首がガクンとぶれている。
「な、に……?」
青い目と、赤い目の髪の長い人がいる。男の人か、女の人かはわからない。手を伸ばしてくる。
「あ、つぅ……っ!」
「リディ!!」
突然胸の奥が苦しくなって、頭がガンガンと割れるみたいに痛い。膝の痛みで、自分がうずくまっていることに気が付いた。閉じた瞼に知らない景色が映る。たくさんの景色が通り過ぎてくる。
「……大丈夫?」
「マリー……?」
尋ねられて、目を開く。頬に涙が伝っていた。私の背に触れる手は、目の前の金髪の少女の物だ。鼻筋の通った勝気そうな顔立ちの彼女が、心配そうに私の顔を覗き込んでいる。
「私……っ」
確か、私、トラックにはねられた。紗奈と一緒に店を出たところで、突然。腕を強く惹かれたけど、間に合わなかったんだ。少女に支えられて立ち上がろうとすると、足に布がまとわりついて、ロングスカートを履いていることに気が付いた。何故か、服が変わっている。
「え……?」
さっきまでの頭痛はない。体のどこもいたくない。視界に黒い糸のようなものが映り込み、軽く引っ張ってみると私の頭皮が突っ張った。長くてつるつるとした、私の髪だ。私の髪は結構癖があったし、こんなに長くもなかったのに。
「……リディ、聞こえてる?」
私を支えてくれる少女が訪ねる。マリーだ。小さい頃からずっと一緒の幼馴染の、マリーだ。
「うん、聞こえてる……」
言葉を返しながら、周囲を見渡す。ネットの画像検索で“ヴィンチ村”って検索したときみたいな、緑いっぱいの
(何、現実逃避してるのよ)
こんな、いかにもヨーロッパの田舎って感じの景色を私は知らない。知らない……けれど、見慣れた景色だ。
あまりにも足にまとわりつくスカートが鬱陶しくて、つい自分の格好を見下ろした。
声が出なかった自分を力いっぱい褒めたい。なんで私、エプロンドレスなんて着てるわけ!? 布地はすごく質素で、織り目の所々で糸がダマになってしまっている。その上にエプロンをつけていて、ひどくみすぼらしい。待ってよ、こんなの許容範囲外だ。
映画の『オズ』でドロシー・ゲイが着ているみたいな服と言ったらわかりやすいだろうか。でもあれは、エプロンスカートだったっけ。どちらかというとアリスか。いや、アリスはお金持ちっぽい家だった気がする。家庭教師を雇うような明らかに裕福な家の女の子。少なくとも今着ている服は富裕層とは真逆の服だ。
「リディ、本当に大丈夫なの? 送っていくから、今日は休んだ方がいいわよ」
アリスなら、マリーの方が正解か。あれ、でもあれって七歳の女の子の話じゃなかったっけ。目の前の子は二十歳過ぎていないくらい……いや、十六歳だ。エプロンスカートなんて、いつも着ている。
目の前にいるのは間違いなく私の幼馴染のマリーだ。可愛い親友の紗奈じゃない。マリーも十分に可愛いんだけど、紗奈は、どうしたのだろう。
「リディ……?」
って、私のことだよね。
「どうしたの、リディ」
やっぱり、私のことだ。
「……あたま、いたくて……」
嘘だ。もう痛くない。混乱しているだけ。
「そうよね。やっぱり心配だわ。すぐに修道院に戻りましょう。シスターに言わなきゃ」
シスターとは……シスター・ミモザのことだ。私がこの孤児院に捨てられる年にボドワンにやって来た女性で、私達孤児のお母さん。でも、私の実家は東京で、両親の実家は
私は死んだのだろうか。それとも病院で寝ていて、今は夢を見ているとか。でも、さっき髪の毛を引っ張った時の感触も、風も日差しも、すごくリアルに感じるのに。
「もうっ。いいから行きましょう!」
マリーが私の肩を支えながら、やや強引に歩き出す。なんで、修道院に向かうんだっけ。……ああ、そうか。私の具合が悪いから。そういえば、手紙が来たって言っていなかっただろうか。
「なに……っ」
『お迎えに上がりました――』
『貴女様こそは正当な……』
一瞬、何か見えた。視界に妙な色がさして、まるで情景を思い出すように、知らない光景が頭に浮かんだ。
「何? ……ひょっとして、
くり、すた…? そう、私の
今のは、男の人だった? 私よりいくつか、いくつも年上のように見えたと思う。私はずっとここにいて、こうして稀に予知をしていたのに、あの里穂の記憶は何だろう。ずっと大学生だったのに、なぜここにいるのだろう。
「リディ、何が起きるか、わかる?」
私の予知は、過去に何度もボドワンの危険を伝えて来た。時には盗賊退治に領主様が動いてくれたこともあったくらいだ。だからマリーは何が起こるか気になるのだろう。けれどもその瞳には心配の色が濃く浮かんでいる。
「わからないけど、危険はないと思う……」
「そう」
どこか力の抜けたように肩を落とす幼馴染の姿に元気づけられた。マリーが私のことを心配してくれている。それだけが今の救い。そう思った。
「おや、リディ、今日は多めに鴨が獲れたんだ……どうした?」
マリーに支えられて修道院に向かっていると、布袋を持った人が近づいてきた。誰だろう? いや、よく知っている人だ。狩りの得意なニコラおじさん。私たちより、何十歳も上だけど、孤児院出身で、獲物を多く取れた時は孤児院にお裾分けしてくれる、優しいおじさんだ。知らない人なんかじゃない。
「なんだか具合が悪いみたいなのよ。孤児院に送っていくの」
「そうだったかい。マリーちゃん、リディを頼むよ。これを、シスターに渡しておくれ」
「わかったわ」
ニコラおじさんにお礼を言って、そのまま別れる。おじさんは私を送ってくれようとしていたけど、狩りの道具をたくさん持っていたので丁寧に断った。
固い土の道とは言えない地面を、マリーに支えられて歩く。マリーは貴族のお嬢様なのに、たくましいことに片腕を私の肩に回し、もう片方の腕には鳥が入っていると思われる袋を抱えている。貴族のお嬢様なのに、田舎のボドワンに馴染みすぎだと思う。
(さすがにちょっと申し訳ないよ……)
「マリー、私、もう頭大丈夫だから、支えなくて平気よ」
「本当に? でも、心配だから送っていくわ。鴨も届けなきゃだし」
「ありがとう」
マリーから離れると、彼女はそのまま袋を両手で持った。先ほど具合が悪かったからか、私に持たせるつもりは一切ないようだ。いつも紗奈を甘やかしていたので、こうやって甘やかされるのは何だか新鮮だ。……いや、私はいつも彼女に甘えている。
本当にここはどこなのだろう。……ここは、ボドワンだ。ベランジェール王国東の辺境、ボドワン村。村民の中には未だに姓を持たない者もいるような、国の端に位置する国境沿いの村。
「……リディ? 本当に大丈夫?」
「ハイ。本当に大丈夫なの。なんだか、寝ぼけているみたいな感じ」
「寝てなかったのに?」
少しからかうようなマリーの言葉に肩をすくめ、ふと周囲を見渡す。長閑な西洋の田舎風景は、緑豊かで一見すると平和な景色だ。近くには山もあり、谷もあり、川があり、そして森もある。狩りをする者は大体森に入るのだけれど、鴨がいるのは川の方で、谷の近くに位置する。一人で村を出ることは禁じられているから、誰かと一緒に行ったのだと思う。どこから村じゃないのかはよくわからないけれど、そういえば少し行ったところにアーチがあった気がする。……あっただろうか? いや、幼い頃から見ているはずだ。
歩いていると、いつの間にか大きな建物の前に立っていた。修道院だ。私の家で孤児院でもある、ボドワン修道院。もとは修道女が共同生活をする場で、祈りの場や個室もあるので、辺境でありながら建物自体はかなり大きい。
敷地に入ったから、靴音も変わる。土の道から、大理石っぽいタイル張りの床になったからだ。私の靴もマリーの靴も木靴だけど、材質が全然違う。私の靴は木を削って、靴の形にしたものだけれど、マリーの靴は底の部分だけが木製の革のブーツだ。私の靴音の方が、気持ち音が高い気がする。扉を開くと、一瞬靴を脱ごうとしてしまった。そんな習慣ないはずなのに、何故靴を脱ごうとしてしまったのだろう。
「何だか静かじゃないかしら?」
「そうね……。ああ、今はお昼寝の時間だわ。皆寝ているみたい」
思い出した。私が起きていると、気が散って眠らない子が出るのだ。それで私はいつも、お昼寝の時間は暇つぶしで外に手伝いに出たり、お使いを引き受けたり、丘の上で時間をつぶしたりしていたのだ。いつもそうしているのに、なぜ思い至らなかったのだろう。
「にしても鴨肉か。おいしいのよね」
(大学の大人気メニュー、鴨南蛮そばが食べたいです。あれ美味しいんだもの)
ここには大学なんてものはない。貴族の通う学校があるという噂を聞いたことがあるくらいだ。
「マリーはいつももっとおいしいもの食べているでしょう?」
「冷めているもの。美味しくないことはないけど、鴨肉くらいなら、うちでも出るのよ?」
マリーはそう言って、袋を軽く持ち上げた。私が食べる鴨肉と言ったら、スープに入れたり焼いたりするくらいだけど、貴族のお屋敷ならテリーヌとかロースとか普通に食べるんだろうな。鴨南蛮蕎麦はさすがにないだろうけど。
ふと、壁に姿見が立てかけてあることに気が付いた。アンティーク調の上品なデザインで、ガラスではなく鉄製なので、かなり重い。子供は触ってはいけないと、きつく言い聞かされてきたものだ。
「私……?」
そうだ。でも、違う。黒がちな髪をチョコレートブラウンに染めて、くせ毛でショート、暗い茶色の目が見慣れた私。睫毛が長くて、つけ睫毛をつけないとメイクができなくて。ふんわりとしたちょこんとした唇、口紅が乗りにくくて色がつきにくい唇。真っ白い肌、白いといえば白いけど、至って平均的な日本人の肌。
でも、まっすぐの長い黒髪と紅茶のような赤い目が、毎日見ている私。私が私を見て、中学生くらいの子って可愛いって言う。私が私を見て、大人ってかっこいいっていう。
私は誰なのだろう。本条里穂なの? リディアーヌ・ルージュなの?
「リディアーヌ、お帰りなさい」
「シスター、ただいま帰りました」
彼女がシスター・ミモザだ。心優しくて、温かい、孤児院のお母さんで、この修道院を一人で管理している。この修道院にも、昔はこの広さにふさわしく、もっと人がいたらしい。けれど今は、彼女しかいない。そういえば幼い頃に、どんなに人手がなくても、辺境の修道院には必ず人が一人は送られると聞いたことがある。今思えば何故なのだろう。辺境では親を失う子供も多いから、こうやって孤児院が機能しているというのはありがたいことなのだけれど。里穂としては、リディは好奇心が旺盛だけど、その割に何故を問うことが少ないように思う。もっと私の中に知識を蓄えてほしい。
私はこの修道院の祈りの場の戸口に捨てられていたのだという。まだ生まれて一月も経っていないだろうと。辺境では珍しいことでもないし、ボドワンは余所者に優しいから、私もこの修道院に暖かく迎え入れられた。捨て子が多いのは春なのだけれど、私は秋も深まってきた頃に捨てられたらしい。布にくるまり、籠に入れられ、おくるみに|Lydiane(リディアーヌ)と刺繍されていた。姓はなかったけれど、目が赤かったので、ルージュという姓が与えられた。
「リディアーヌ、マリアンヌから聞きましたか? ジャン=ポールから手紙が届いたのです。こちらですよ」
「ハイ、それで戻って来たんです」
どうやらシスターはポールからの手紙を知っていたらしい。目を優しく細めて、羊皮紙を差し出してくれた。封筒もなく折られた紙に蝋印が押されているので、これが幼馴染の手紙だろう。……ずいぶんと紙が小さい?
「まぁ……」
手紙を開くと、紙が小さかった理由がわかった。手紙には「帰省する」という言葉と日付が書かれているのみだった。十二の時に村を出て、はや三年。初めて届いた手紙に内容がないとなると、少しだけ物申したい気持ちになって来る。反面、内容が全くない辺りに、ぶっきらぼうなポールが、変わっていないのだと思えて、妙にうれしくもなって来る。
「ほらね。期待しちゃダメって言ったでしょう?」
マリーが私の手元を覗き込んで、仕方がないと言ったように笑った。
「……ううん。ポールらしくてうれしいわ」
「まぁ、そんなこと言ったらポールが喜んじゃうじゃない。せっかく便箋を持たせたのに三年も手紙がなかったのよ。少し小言を言うくらいがちょうどいいと思うわ」
言葉とは裏腹に、マリーは楽しそうだ。結局マリーも私と同じことを感じているのだろうと思う。子供の時はいつも三人一緒だった。年が近い子が少なかったわけではないけれど、私とマリーが仲良くなって、私と仲の良かったポールも仲良くなり、自然と三人で一緒にいるようになって……ある時、ポールが騎士団に入りたいと言いだした。確か、ポールは自警団の中でも腕利きで、剣も弓も得意だった。有事の際に辺境伯様の民兵として、十分な働きを見せるだろうと言われていた。それでも、村から出ていくなんて想像できなかった。
きっかけは街道に盗賊が出るようになった時だったと思う。私とマリーは、村から町の方に荷車を引いていくおじさんのお手伝いをしていた。手伝いはいつものことだし、一応用心していたのだけど、危なかった。村を一人で出てはいけないという掟の原因でもある、盗賊が出たのだ。おじさんが発煙筒を使って自警団を呼んでくれたので、事なきを得たのだけれど……。それからポールは熱心に武術を磨くようになり、騎士団に行くと言いだしたのだ。
私とマリーは、幼馴染と引き離されて、悲しかった。けれど、今は手の中に大好きな幼馴染からの手紙がある。
「あ、そうだわ。さっきニコラおじさんが鴨肉くれたのよ、シスター」
マリーが鴨肉の入った袋をシスターに差し出すと、それを受け取ったシスターは中をのぞき込んで破顔する。今日の夕食は子供たちがはしゃぐことになるだろう。
「まあ、ニコラがですか。神の御恵みと彼に感謝を。後でお礼を言わなくてはいけませんね」
シスターはテーブルに肉の入った袋を置いて、それから印を切って指を組んだ。ふと首をかしげ、私とマリーを交互に見つめる。
「マリアンヌが運んでくれたのですね。リディアーヌに預けてくれればよかったのですよ?」
「あ、そうだった。リディがさっきまで体調が悪そうだったの。私もう帰るから、リディを休ませてあげてください」
「まあ、そうでしたか。リディアーヌ、具合はどうですか?」
シスターが心配そうに眉を下げて私の顔を覗き込んでくる。額に手を当てられて、少し恥ずかしい。
「もう大丈夫です。ちょっと、頭が痛くなっただけなんです」
「そうですか。では、部屋で少し休んでいらっしゃい」
「ハイ。夕飯の支度は手伝います」
私はシスターに頭を下げて、自室へと戻った。
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