翡翠門(ひすいかど)市に存在するスラム街。ある日、寒さと飢えに苦しむ少女は一人の男性と出会った。
彼の名前は四季 蒼斗(しき あおと)。翡翠門市の闇の部分を取り仕切る組織、『シー・マリスタル』のボスだ。蒼斗から彗羽(すいは)と名付けられた少女はマフィアの一員として仕事をこなしていく。しかし、マフィアのなかには特殊な能力を持つ者がいて……
1話ごとが短く構成されていて、非常に読みやすく感じました。また物語の展開も早く、次へ次へとページを捲る手が止まりませんでした。
彼らの能力。彗羽の正体。蒼斗の目的。まだ物語も序盤なので、様々な謎がありますが今後の展開が楽しみです!
スラム街出身の少女が織りなす物語。是非ご覧ください!
この物語は、主人公の少女がマフィアのボスに拾われたところから始まる。突然現れた男に戸惑うものの、少女は彼に付いていく。「退屈させたら許さない」、という言葉とともに(この台詞、私のお気に入りです)。
そうして名前と居場所を与えられた少女は、その場の初めての出会い、初めての仕事を経験していく。
まだまだ始まったばかりのこのお話、マフィアのボスが少女を拾った理由とは。彼らが持っている特殊な能力とは。何より語り部の少女の行く末は──……。気になるところが沢山ある。今後の展開に期待だ。
不思議な出会いから始まる物語、ぜひ見届けてみませんか?