最後がめちゃくちゃよかったです! たとえミクロの視点ではもう未来がなかったとしても、青い海に大陸が浮いている限り、マクロで見た地球は美しいんだろうな……と。ほとんどのシーンが地球のミクロの視点だったので、最後にマクロ視点での「君」の言葉に心を揺さぶられました。短いのがまたいいですね。月に住む方にとっては、当たり前なんでしょうね。
素晴らしいお話を読ませていただきました。ありがとうございました!
作者からの返信
お読みいただき、コメントまでくださりありがとうございます!!とても嬉しいです(o^^o)
月から見た地球の様子を動画にしたやつを観ているうちに思いつきました。とても美しくてじーんとしてしまったので…。ラストシーンは「静かに劇的に」を目指したのでお褒めいただけて本当に光栄です!
物静かで、悲しくも美しいSFでした。
月の写真と「いいね」だけのやりとりのささやかな繋がりが、この絶望の世界の中で唯一の光のように感じました。
少年が月を見上げていたように、『君』もまた地球を見上げていたんでしょうね。
通信は途絶えても、互いの記憶の中に居場所がある。この少年がいつか来る最期に思い浮かべたものが、あのささやかな光であればいいなと思います。
すごく好きなお話でした!
作者からの返信
コメントありがとうございます!陽澄さんのコメントが心に染み入り、じーんとなっています。
> 少年が月を見上げていたように、『君』もまた地球を見上げていたんでしょうね。
そうだと思います。地球はかつて暮らした星ですし、少年とのやり取りは「君」にとっても大切な繋がりだったんでしょうね。
気に入っていただけてとても嬉しいです!
月に移住できたのがたった1万人…
こちらも遠からず行き詰まりそうですね
人間はそんなに簡単には数を殖やせないから…
ハッピーエンドではないけれど、心に残る終わり方、好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
地球組も月組もいずれは終焉を迎えそうですよね。
心に残ると言っていただけて、とても嬉しいです!
誰かの記憶に残ってさえいれば、いつまでも生きた証は続いていく。そんな気持ちで書きました。