涙が出そうなほど素敵な純愛物語

単行本一冊にまとめる...
文字にすれば簡単な一文だけど、その中に、濃くもあり、かつ、矛盾しすぎない程度の設定を盛り込んで、登場人物たちの心の動きを文字で紡いでいく

執筆者さんのわかりやすく、それでいて、読み手のペースを乱さない適度な流れ

そんな中で
ハルトとクレアの涙が出そうなほどの素敵な純愛を、目の前にありありと浮かべてくれる。
そこに適度なスパイスとして、両親と婚約者、執事さんとメイド長さんをちりばめて、読み手に過度な絶望を感じさせたりしない。
うまく引き込まれる、素敵な恋物語です