感想13『変革の剣神ー欠落の剣士は救世主ー』作者 黒猫大和 さま
■こんにちは、天音朝陽です。
『変革の剣神ー欠落の剣士は救世主ー』
https://kakuyomu.jp/works/16817330664560607362
作者 黒猫大和 さま
人物紹介~(6話)夢までの感想
*3話までの依頼でしたが面白くて6話まで読み進めてしましました
★人、エルフ、妖精 種族間の深い対立
★主人公はかなり強い
★主要キャラの秘めたる決意や想いの深さ
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物語のはじめに主要キャラのイラストがあり、かなり私の中のイメージとも合致する部分があり想像力がかき立てられます。
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第6話までの段階で主要キャラクターは
・人族の主人公 デュラン・ライオット
・ハーフエルフ アリス・リーフグリーン
・花の妖精 ヴィンデ
感想としましてアリスさんについては、ハーフエルフとしての悲しい過去の背景がくわしく語られており、とても感情移入しやすいものがありました。
「あー大変だね」みたいな他人ごとではなく、「う~苦しい、なぜ私はこんな運命に生まれたの?」みたいに苦しい気持ちになってしまいました。
これは描写の文体や、解説の文章の確かさがあるからと創作者目線で考えられます。
あとアリスさんの一人称は「僕」なのが刺さる。
花の妖精ヴィンデさんも 4話あたりで
>だからこの嘘は弱い私への罰だ。二度と忘れないように胸の奥へ深く突き刺し、彼の親のヴィンデに戻らなければならない。そして彼が を取り戻し、私を殺すときが来たのならおとなしく殺されよう。それこそが私の受けるべき報むくいなのだから。
との描写(ほかにも一か所、気になる描写あり)があり
主人公との、そうとうに深い因縁を感じさせるものがあります。
私自身は、こういったキャラクターの心の深い部分での葛藤こそが、物語の醍醐味だと思っておりますので、その文章は何度も何度も読み返しました。
この三人は、それぞれに【はっきりとした魅力】があって引き込まれます。
それはやはり、それぞれの心に深い想い(目標や葛藤という明るい面と暗い面がある)があり、互いが信頼関係でつながっているのが大きいですね。
個人的には『花の妖精ヴィンデ』がお気に入りです。小説部分とは関係ないもののAIイラストのイメージがまさに私好み。
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ちょっと後出しになりましたが、読者としての第一感想
読後のイメージとして、やや暗い森の中を旅する三人を暖かく見守っているような気持にさせられました。かなり大変な宿命を背負った三人が無事困難を乗り越えて欲しいという思いです。
ただ、主人公デュランはかなりの強者で、ヴィンデとの連携も確か。ハーフエルフのアリスの意志力も並外れて強いですので心配はないかなといった思いですね。
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読者としての第二感想
3話結婚での叡智シーン。
主人公デュランがキス時に舌だけで何度も絶頂させたとか、一晩中獣のようにナントカとか、このあたりは「叡智シーンが突如あらわれやがったぁぁぁ!」と興奮してさけんでしまい窓の外にいた人が???となっていました。
作者さんはこちらの文章も素晴らしいものをお持ちですので、今後に期待したいものです。ハアハア。
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敵方についての感想
「敵」と言いましても現実的な団体組織としての敵と、人間の根源にある差別意識みたいなものという意味での敵があるのですが
どちらも読者目線で「こりゃあ強敵だな」という印象です。
魔王のさらに上の存在とかいますからね・・・。
創作者目線で見ていきますと、やはり敵の凶悪さの描写が深くえぐりこむような文体で書かれているのが要点なのかなと思います。
第一話の忌み子などは、何故そうなのか?何故アリスは憎悪の対象になるのか?の世界観の説明が心を捉えます。現実のエルフの里での現実にあったシーンを通して強烈にキャラクターの憎悪をはじめとした感情が 刃のように斬りかかってくるようでした。
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あとは人物紹介にありました悪役の男の娘の登場が気になるところです。出てきたら好きなキャラ1位になりそうな感じがします。
ストーリーに期待を抱いてしまいますね。
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では、今回の感想はこのあたりで終わりたいと思います。
この物語の世界の平和と、三人の主要キャラクターの想いが遂げられることを祈っております。
(1700文字)
★★★
作者PR
15万文字完結のハイファンタジー作品を投稿しましたが、散々な結果に終わりました。
悔しい! そして、愛着のあるキャラクターたちに申し訳ない。
どんだけ下手クソな小説かみてやるぜ!という方は以下のリンクからご覧ください。注)3話くらいまではまともだと思います。
【レヴァント・ソードブレイカー ~最強の騎士団長は幼馴染みと女司祭に命を狙われてますが、国を救いたいと思います~】
https://kakuyomu.jp/works/16817330663517019554
次こそは、読んでもらえるハイファンタジー作品を書きたい!
と言う訳で、先輩作家さんの文を読んで感想書いて基礎力をつけるぞ!!
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