第6話 君の名は
「あ、あの。ありがとうございました!」
正気に戻ったようだ
怪我は無さそうだ
「怪我がなくて良かった」
武伸はありったけの笑顔を振りまいた
「助かりました…すごい魔法を使えるんですね!」
「ふっ、シンデレラですがね」
「シンデレラ?」
「いえ、こちらの話です」
「変わった服をきてますね、ここら辺の方じゃないですよね?」
あぁ、スーツだった
「気づいたらここにいましてね、記憶も無いみたいです」
記憶喪失ということにしておいた方が都合が良さそうだ
「ええ!それは大変です!私の村が近くにあるのできてください」
「それは有難い助かります、お名前をお聞きしても?」
「いいえ、助かったのはこちらです!私の名前はアイミーです、あなたは?」
女性はにっこり微笑んだ
転生したらイベント師でした @kyugo2023
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