【この季節になると食べたくなる】

柚木さくら

【おでん】

彼女と2週間ぶりのデートを楽しんだ帰り道。もうすっかり日も沈み、昼間の暖かさが嘘みたいに寒い。

俺は「うー寒っ」とポツリ呟けば彼女も頷く。

もうすぐ家に着く距離ではあるが、その前に暖まりたいと思った俺たちは……視線の先『おでん』という文字を見つけた。

その文字につられ居酒屋の扉を開けた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【この季節になると食べたくなる】 柚木さくら @sakura__yuzuki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説