第13話 スクール水着、それは場所を選ぶ
「今日は、プールの授業の後、下にずっと水着を着たままでいてくれ」
俺は朝の催眠を終えて、日課となったスカートのたくし上げをしてもらった後、催眠アプリを起動した画面を恵理に見せながら、俺はそんな言葉を口にした。
今日の恵理の下着は淡い空色をした物だった。上部にあった小さなリボンが可愛らしく、しばらくの間食い入るように見ていた。
だが、朝恵理のパンツを眺めることのできる時間というのは限られている。本来なら、このままずっと見ていたいが、学校があるためそうもいかないのが難点である。
ふと思ったのだが、毎日恵理の下着をチェックしているということは、それを記録しておけばローテーション的にどのパンツを履いているのか分かるのではないだろうか?
つまり、俺は恵理のその日履いているパンツを、見ずとも予想できるということになる。
……いやいや、さすがにそれは気持ち悪いか。紳士的じゃないよな、うん。
ただでさえ、最近はクラスに居るときとか普段の恵理を見ているだけでも、パンツのことを思い出しそうになるんだ。
いや、だって、その日履いているパンツを毎朝確認しているわけだから、気にもなるって。
あんな屈託のない笑みを浮かべているのに、えっちなおっぱいとかお尻してるんだよなぁ、とか思わない方が無理だろ。
まぁ、そんなふうに色んなパンツを履いている恵理を見てきたわけだが、今回は少し趣向を変えようと思った訳ですよ。
俺がスマホの催眠アプリを起動させて、頼み込むと、恵理は小さく頷いてくれた。
そんな恵理の反応に小さくガッツポーズをしながら、俺は放課後を待ち遠しく思いながら学校生活を過ごしていくのだった。
そして、待ち望んだ放課後。放課後に自室に恵理を招き入れると、俺はさっそく催眠アプリを起動させた。
もう催眠アプリをかける流れがエロマンガみたいだとか思っても、今はそんなことは気にはしない。
今日ほど放課後を待ち望んだことはないのだから。
今日は学校でプールの授業があった。その後に恵理には着替えずに貰っているのだ。つまり、制服の下にはスクール水着を着ているということ。
あれ? そういえば、朝にかけた催眠が放課後までもつのだろうか?
昼前にあったプールの授業の後、恵理は普通に学園生活を送っていたようだった。
とうことは、今朝かけた催眠に関して何か疑問を持っていないということだろう。もしかしたら、催眠は結構長い間効果が続くのかもしれないな。
なんかプールの授業の後、ちょこちょこ学校でも目が合うことが多かった気がしたけど、特にこれといった問題はなかった。
「下に水着は来てるよな? それじゃあ、制服を脱いで水着姿になってもらおうか」
俺がスマホの催眠アプリを見せながらそう言うと、恵理は一瞬躊躇った後にそっと制服を脱ぎだした。
初めにスカートのファスナーに手をかけると、ゆっくりとファスナーを下ろしていった。そして、ファスナーを下ろしきると、そのままスカートから手を離して、すとんとスカートを床に落とした。
紺色のスクール水着の姿。
スカートだけを下ろしたせいか、ワイシャツの裾が股関節付近までを隠していて、スクール水着がただのパンツのように見えてしまう。
紺色の下着とは違う生地が露になって、ワイシャツとスクール水着という組み合わせが男心を強くくすぐってきた。
二次元的で、蠱惑的で、俺は思わずその姿に魅入っていた。
しかし、そんな俺の心情など知る由もない恵理は、そのままワイシャツのボタンを一つずつ外していった。
以前にブラジャーを見たときよりもスムーズに外されていったワイシャツは、一番下までボタンを外した後、床に落とされた。
そうすることで、現れたまだ乾ききっていない紺色のスクール水着姿が露になった。
「すんすんっ……これは、中々」
微かに塩素の香りが部屋に広がっていき、水着を着た女の子が部屋にいるということに現実味を持たせる。
夏を感じるその香りを前に、俺は無意識下でその匂いの元に一歩近づいていた。
「っ!」
俺が近づいて少し匂いを嗅ぐと、恵理の体が微かに跳ねたような気がした。
なんだろうか? 何か変なことでもしたか?
よく分らない反応をされたことが気がかりだが、俺は目の前で水着姿になっている恵理の姿にすぐに目を奪われていた。
「普段は授業中とか見れないからな。その分、じっくり見とくか」
「~~っ」
うちの学校はプールの授業は男女一緒に行う。だから、見る機会はあるのだが、じっくりと女の子の水着姿を凝視することはできない。
まぁ、マナー違反とかそんな感じでだ。
俺も紳士だからな、クラスの女子の水着姿を凝視するようなことは控えているのだ。
毎朝パンツをチェックしている幼馴染の水着姿。当然、目で追ってしまうものだし、許されるものならじっくりと見てみたいと思うもの。
だから、今日はその水着の鑑賞会をしようと思った次第だ。
俺はベッドに座ることなく、立った姿勢のままスクール水着姿の恵理の全身を舐めるように見ていた。
裸足の足先から膝を経由して、下着のように際どいラインを眺めていく。その途中でおへそに張り付いたスクール水着や、おっぱいの形にぴたりとくっついた水着を眺めて、そのまま肩紐へ。
「いや、おっぱいがえろ過ぎるな。ブラみたいにワイヤーがないからか? ……こんなん、まんまおっぱいやんけ」
ワイヤーで形を整えられたおっぱいもいいが、素の形に近い無防備なおっぱいも非常に良い。
布面積はブラジャーよりも多いのに、これだけ魅力的に映るとは水着も捨てたものではないな。
「お、横から見ると大きさが改めて分かるな」
そのまま後ろからスクール水着姿を眺めようとしたとき、横から見た水着姿の恵理を見て衝撃を受けた。
お尻もウエストも細いのに、おっぱいの所だけふっくらと膨らんでいる。
まだ水着が濡れて肌に張り付いているからだろうか? ぴっちりと張り付いた様子はあまりにも煽情的だった。
そんな光景を見て、俺はふと気づいたことがあった。
そういえば、脇フェチという言葉を聞いたことがある。
今のこの状態で脇を見せてもらったら、結構ぐっと来たりするのだろうか?
「少し、腕を上に上げてくれないか? それで、そう、両手で両肘をもって……そう、」
そんなことを考えた俺は、恵理に追加で催眠をかけることにした。
俺が恵理にそう言うと、恵理は特にためらうことなく頭上で両手で両肘を持って、腕を伸ばすときにする準備運動のようなポーズを取った。
そうして露になったのは脇の下。触るまでもなくつるりとしているのは見て分かり、脇にできているスジと溝の塩梅が何かを彷彿とさせるものだった。
「なるほど、脇に興奮する理由はなんとなく分かるな」
「っ!」
これは、確かになんというかグッとくるものがあるな。
よく話には聞いたことがあるが、確かにこれはあれを彷彿とさせるかもしれない。
紳士ならあえて言葉に出さずとも分かると思う。そう、あれを彷彿とさせるのだ。
「脇は、際どい所じゃないよな?」
俺は自分自身に際どい所には触らないことを誓い、恵理に少しえっちな命令をしてきた。それでも、目の前で綺麗な脇を見てしまうと、少しくらい触りたくもなってしまう。
脇の下はべつに際どい所でない。それこそ、昔はくすぐり合ったりもしてたしな。
だから、ただその延長。
俺は誰に対して言い訳するのではなく、そんなことを自分に言い聞かせてそっと脇の下に指を這わせた。
「っ」
少し硬いこりっとしたスジと、脇の窪みから少し出た先にあるおっぱいの脂肪との間の柔らかい部分。
そこを優しくこりっとしたり、そのおっぱいとの境目付近をフニフニと触ったりして、脇の下の感触を堪能していく。
あくまで紳士なので、おっぱいには触らずに、優しく指を這わせて脇全体の感触を指の先で味わっていく。
「んっ……っ」
「つるつるだな」
「っ」
「……あっちもつるつるなのかな?」
「~~っ」
じっと脇を眺めながらそんなことを考えていると、ついうっかりそんな言葉を口に出していた。
まぁ、恵理は催眠にかけているし、何を口に出しても、不意に視線が下を向いても問題はないけど。
しばらく脇を触っていたら、なんか恵理の体が小さく跳ねたりしていた。
多分、長い間触ってたから、くすぐったかったのだろう。
あれ? そういえば、どれくらい長い間触ってたんだ?
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