生死をかけた闘い

うっかりダジャレになってしまいますが、笑っている場合ではありません。
私たちが誕生するにあたり、このような激戦が行われていたのです。


大王と精子Aの師弟関係。
端々に出て来る名言には、読者も励まされるところがあるでしょう。
こんな上司に出会いたかった。

そして、凄まじい戦いぶり。
昔、「たけしの万物創世記」で、”放出された精子は単に個々が競争するのではなく、一匹の自分たちのエースを送り出すために、他の精子と戦う部隊や、その一匹をサポートする部隊に分かれ、連携する……そしてみんな死んでいく”……ということを知り、感動したことを覚えています。


立花さまの作品の特徴は、毎話がジェットコースターのような激しさと密度であることです。
さらには、伏線、どんでん返しがありますので、油断せず読む必要があります。

日常に刺激がないという方には、ぜひ立花さまの理論とエロスの両パンチを食らうことをおすすめします。