コメント欄SS

 前書き


 どうも作者のイコです。

 本日、スマホを破損して、投稿ができない状態になってしまいました。


 そこで、コメント欄でいつもサイドストーリーを書いてくださっているBBAkkjyukuさんの作品を投稿させてもらいます。

 本当は、ヒヨコの決勝戦が終わった後に載せさせてもらおうと思っていたのですが、このタイミングで使わせていただき感謝です( ; ; )


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 此処はKFC団下部組織


「BJG」


(ボーッタクり!ジャンクフード!グレーッス!)

 某アメリカのチェーン店に名前が似てますが関係ありません


 過去にはKFC団を上回る一代勢力であったが

 既に過去の栄光の残滓に成り下がり

 肝心のKFC団からも吸収合併後、存在をスッカリ忘れ去られた存在である…

 そんな彼等の打倒KFC団を掲げ

 頑張る奮戦記…の予定(理想は高くな!)


『業界一位がなんぼのもんじゃい!』

『オレ等だって過去に東側一位を取ったんや!』

『西の奴等に喰らわしたるわ!』


「あ~…爺さんたち又いきり散らかしとる」

「しっ!見たらアカン!」

「しっかし、懲りんのう…」


 若い衆は皆現実主義で諦め、

 爺さん達は喚くだけ、

 果たしてコイツらが上向くには

 どうすれば良いのか?

 此ればっかりはまだまだ誰にも分からない…



【ヤッパリBJG!東海岸通りは今日も…ヤラカシクライシス!】


『おい、KFC団の小わっぱどもが…』

『あぁ、聞いたぜ!ヒヨコ一匹にな(苦笑)』

『偉くご執心でついでに獲物に返り討ちとか情けねぇわ!』

『食材におちょくられとるとか…』

『『『…ぷっ』』』

『『『ぎゃははははは!!!』』』

『此れだから小わっぱは昔から脇甘ぇわ!』

『オレ等みたいな立派なコックをロートル扱いで舐めてやがるからや!』

『久しぶりに一丁食材取りに行くか!』


「…おぃ、爺さん達又何か企んどらんか?」

「関わったらアカン!あたしらは地に足ついた商売するんよ」

「又御近所さんに煙たがられるからな」


『東海岸のコックと言えば!』

『オレ等やと分からせたる!』

『見とけ!KFC団の小わっぱどもが!』


 今日も元気な爺さん達は回りの目等気にしない

 明日に向かって希望を胸に

 今日も行く行くコック道

 果たして何を取ってくる?

 次回の爺さん達にオーダー!

【揚げ物!】宜しくお願いします!



【ヤッパリBJG!東海岸通りは今日も…ヤラカシクライシス】


『…釣れねえ』

『何で外道ばかり…』

『アナラキ河豚とか触ったらヤベエのばっかり…舐めとんのか!』


 食材求め東海岸の秘境に来た爺さん達は

 普段の行いの悪さからまったく

 竿にアタリが来なくてイライラが募ります

 が

 此処で進展があったようです!


『釣れんから場所変えるべ』

『そやな~…うん?』

『おい!なんか掛かっとる!』

『『『待たせやがってコンチクショウが!』』』

『オレの竿から逃げれるヤツはおらん!』

『な~にいっとんのや!はよ上げろ!』

『なに掛かっとんのや?!』

『イクのかい!』

『イカないのかい!』

『ドッチなんだい!』

 !!!釣れました!

 おーっと!何やら長くて…

 は?足が4本?生えてます

『ウツボリゲーター…』

『クッソが!』

『目当てじゃねー!』

『『『不味くねぇが…チガウ!』』』

 ?ウツボリゲーターの尻尾にナンカツイテマス?

『おい!オレ等の獲物に横槍や!』

『何処の阿呆や!』

『ボテクリマワス!』

【ギロリ】

『は?』

『イカ?』

『寸法間違えとりません?(汗)』

 爺さん達は確かにオーダー「(水)揚げ物」に

 答えてくれました!

 此のデカイカは名称不明のヌシ

 運悪くコイツと獲物が被った者は皆

 口噤み何も話そうとしません

 何故か?其れは…

『あっ…』

『ラメぇ!』

『そこはアカン!』

『『『あぁーーー…』』』


「爺さん達此処らへんで釣りしとったらしいな」

「道具有るけど本人達は?」

「?彼処なんか変やないか?」

 !?!

「「「ウッゲー!!!」」」(虹色ビーム)

 !?!?其処には

 見せられないよ!な姿の

 ワカメに包まれた爺さん達!

 実況している此方も色々催す格好!

 変なもん正月から見せんなや!

 頭キタからコイツを(マイク)喰らえ!

『アウチ…』

『もうアカンて…』

『ヒト笑ったら返ってくるんやな…(ガクッ)』


 ※本日の教訓

 人の振り見て我が振り直せ

 人の失敗笑ってると自分もヤラカシます

 皆も人の正月ボケ笑ってると自分も足掬われますから気を付けましょう



【ヤッパリBJG!東海岸通りは今日も…ヤラカシクライシス】


『『『ヒッグ…エッグ…』』』


「あー!やかましい!」

「自分達の自業自得やろ!」

「乙女にナニしてくれてん!」

「「?」」

「ア"(怒)」

「「すんません(汗)」」

「もう少しで店着くからもう泣き止んでや」

「エエ年した爺さんが何時までも泣いてんと!」

「エエ加減切り替えてん!」

『グッス…』

『せやかて…』

『オレ等の初めてを…』

「「「思い出さすな!!!」」」

『『『ウア"ーーー!!!』』』

「クソウルセエ!」

「店着いたから!」

「さっさと入りや!」


「あ~、風呂ぶちこんできたわ」

「おつかれさん」

「たく!エエ加減年考えてやってほしいわ…」

「しかし爺さん達エエモン釣れてたやん」

「爺さん達曰く外道とか言っとったよな?」

「でもした処理したら此れ旨いんやけど…」

「「「…やるか」」」

 オーダー!入ります!

「ウツボリゲーター料理!」

 若い衆が調理開始しました!

 此のデカイウツボリゲーター

 体長約4メーター

 体重約200キログラム

 此の大物、足はワニ体はウツボ

 可食部が非常に多く此れ一匹で

 BJGの肉1ヶ月分くらい有ります!

 果たしてどんな料理に成るのでしょうか!

 現地で神経抜きと血抜きをやってたので

 独特の臭いはほぼありません

 滑りも若い衆が熱湯をぶっかけて取ってあります!

 頭、胴、足に切り分け

 調理開始、頭はそのまま煮付けに

 足は皮を剥ぎ切り分け一口大に、鶏何匹分か分からない程の量です!

 胴は骨が入組んでおり複雑ですが巨大ですから下ろすのが意外とやり易い様です

 其れを変則三枚に下ろして骨抜き後に串焼きに

 足肉を

 ビールと何かのソースと合わせて漬け込んで処理をして放置して

 その間に三枚下ろしの中骨を焼いて

 テリヤキソースに漬け込んでおります

 おーっと!胴体に動きがありました!

 皮目パリパリ身はふわふわに焼き上げた肉にテリヤキソースを豪快に

 塗る! 塗る! 塗る! 匂いが反則! 反則です!! あっ! 目を離した隙に足は唐揚げ! 唐揚げです!? 更に衣を二度揚げ! 此れは旨いヤツ!


『…何や此れは!』

『旨そうな匂いがヤバイで!』

『コイツ…絶対に旨いやん』

「おー、爺さん達風呂入ったらだいぶマシになったやん」

「はよ席に付きいや」

「働いたら御褒美出る、此の店のルールやろ?」

「皆で頂きますや!」

『『『お前等…』』』

「「「『『『命に感謝!頂きます』』』」」」


(ざわざわ…)

(BJG久しぶりに何かやっとんで!)

(此れは…(クンクン)ヤバイで!旨いヤツや!)

(よっしゃ!ほな御近所に声かけよ!)


 おー!近所の常連が集まってきました!

 宴が始まりましたよ!

『…そしたらオレ等の竿に!』

『…って訳よ!』

『…どうや!デカイやろ!』



「爺さん達元気になったやん」

「ふぅ、爺さん達何時までも若いなぁ…」

「此方の苦労も知らんと現金やね(苦笑)」


 最後はハッピーエンド!

 爺さん達は苦労を報われ復活!

 若い衆は爺さん達に呆れるも

 いつもの調子に安堵

 お客さんも一緒にバカ騒ぎ!

 儲けは少ないが

 たまに繁盛

 大宴会!

 BJGは今日も元気に営業中!

 ワタクシもご相伴しよかー!

 ほな!次回もお楽しみに!


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あとがき


どうも作者のイコです。

BBAkkjyukuさん素敵なサイドストーリーありがとうございます!

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