小学生時代の不登校その1


私の懺悔ざんげは学生時代から始まった。


小学1年の時に東京から埼玉の公立小学校に転校したものの、汚いという理由でいじめを受けた。


バイ菌のような扱いや仲間外れは日常茶飯事。担任も助けてくれるどころか、一緒になって意地悪してきた。挙げ句の果てには私に関する学級会(もちろん悪口)を開く始末。


給食を毎日残す、食べるのが遅い、一人で遊んでいる……


以上の理由で私は蔑まれてきた。

今を思えば、これが対人恐怖や人間不信のきっかけになったのかもしれない。


それでも小4までは何とか我慢して登校した。


だが、小5になりついに限界を迎えた。


不登校になった。


女の担任に、親に無理矢理登校させられた。

辛かった。


私が今まで受けてきたいじめを担任に伝えた。


「ごめんね」


担任は涙を流した。

クラス全員はいじめを謝罪した。


しかし、担任が学年全体にいじめを伝えてくれなかったことと私が安易に許してしまったせいでまた小6にいじめが再開されることとなってしまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

人生の懺悔 つなびぃ @Ori_tsuna273

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ