カットアップ危険な香りを放った言葉やフレーズそれらが絡み合って、知らない世界を見せてくれる。次へ次へと読み進めてしまう。クセになる作品です。
一話一話は結構短いのですが、着実にストーリーの進行を感じました。専門知識の有無を問わず、万人が楽しめ、恐怖し、興奮する物語―――かっけぇ...
僕の周りには煙草を吸っている人がけっこういます。その人たちに読ませてみたいです笑僕はこの手の小説や、ましてや詩も読んだことはありませんでした。これを機にウィリアム・パロウズの小説を読んでみたいです。物語も読んでみたいです!
カットアップが前面に出ていて元文章も意図的に麻薬、銃といった、如何にもバロウズが好みそうな(あるいは本当にバロウズから抜いたと思われる)単語が選ばれていて、バロウズが現代日本に転生したらこう言うのを書くだろうという作品。 他言語に翻訳して戻したりするとまた違った味わいも出てきそう。 カットアップには確率的要素がどうしてもつきまとうので、いつスゴい文が現れるのか目が離せません。