このエピソードを読む
2024年1月19日 09:50 編集済
これまでの与えられた帝国の饗花宮の部屋から出ようとしなかった三人の少女に対して四人目の本来は一番無知蒙昧なはずのラーストチカだけが高い視点から帝国を一望する、読者にも帝国の繁栄や技術的先進性が明らかにされる展開が皮肉ですね。他の少女より無知な故に知ろうとする好奇心、欲求も強いということでしょうか。ただ、「服従しか知らない」と自らを語る第三章のシャーディヤもそうですが、ラーストチカの「どうでもいい現実に生きるくらいなら夢の中に生きたい」という言葉にも蒙昧な少女の言葉としては達観し過ぎていてやはり少し違和感を覚えました。ラーストチカは正に死ぬために帝国に来たわけなので。
作者からの返信
コメントありがとうございます!この場面はラーストチカの故郷の場面との対比で私も好きな場面です。教育の場面を端折ってるので説得力はないかもですが、ラーストチカは姫君になりきろうとしているうちに賢そうな言動と思考を身につけている気がします。だから演技の結果もありそうですね多分。
編集済
これまでの与えられた帝国の饗花宮の部屋から出ようとしなかった三人の少女に対して四人目の本来は一番無知蒙昧なはずのラーストチカだけが高い視点から帝国を一望する、読者にも帝国の繁栄や技術的先進性が明らかにされる展開が皮肉ですね。
他の少女より無知な故に知ろうとする好奇心、欲求も強いということでしょうか。
ただ、「服従しか知らない」と自らを語る第三章のシャーディヤもそうですが、ラーストチカの「どうでもいい現実に生きるくらいなら夢の中に生きたい」という言葉にも蒙昧な少女の言葉としては達観し過ぎていてやはり少し違和感を覚えました。
ラーストチカは正に死ぬために帝国に来たわけなので。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この場面はラーストチカの故郷の場面との対比で私も好きな場面です。
教育の場面を端折ってるので説得力はないかもですが、ラーストチカは姫君になりきろうとしているうちに賢そうな言動と思考を身につけている気がします。
だから演技の結果もありそうですね多分。