こんばんは。
愛情も願いもひっくるめ、「生きるのだ」という意志の力が魂かな、と思います。
『君が僕の胸に顔を埋め、君の暖かさを感じる度に、僕は愛を見つけていた。』
この一文が物凄く好きです。
素敵な物語を読ませて頂き、ありがとうございました!
作者からの返信
幸まる様
お読み頂きありがとうございます。
お褒め頂き勿体なくて恐縮です。その一文、私も好きな所なんです、嬉しいです(照)。生きるって普段はまるで意識してなくて、自然に日々が過ぎて行きます。でも病気になった時に健康の有難みを知り、死に直面した時に生を意識します。それって反射神経みたいに反応して、自分の有り様を理解するんだと思います。家族がいて、すごく大切で、なんとしてもって生きる意味を確認するんだと思います。作中の「僕」は絶対に手放せないモノを握り締めて、生きるって思ったのだと思います。ありがとうございます、感謝です( ;∀;)
うおおんっ……悲しい終わり、終わりかと……思ってからの、どんでん返し!
心情描写の巧みさから、強く伝わってくる感情……だからこそ読み手としても、生きて欲しいと本気で願い、そこへの最上のアンサーが生み出す喜びたるや……!
何よりも強いのは、「生きてみせる」という魂の叫び。
すごく良かったです……!
作者からの返信
初美陽一様
お読み頂き、誠にありがとうございます。さらにレビューにて、勿体なくも過分なご評価を頂き、物凄く有難い限りでございます。これから物語を書く上での、強い励みを頂きました。深く、深く、感謝でございます。
死の際での「僕」。このどうしょうもない時間に、気持ちの整理をする様に語ります。でもそれは無理な話。語れば語る程に大切な事を思い出すのです。決して失いたくないモノを見つめるのです。妻が、子供が、家族が、「僕」には見失ってはいけない全てなのです。だからこそ、すり抜ける生と、覆い尽くそうとする死の中で、「僕」は歯噛みし、しがみつく様に求めるのです。それが最後のセリフとなります。たくさんの御言葉、とても嬉しかったです。ありがとうございます、感謝でございます( ;∀;)
「やっぱハッピーエンドしか勝たんな!」
と、ボロボロ泣きました。
鼻の奥が、かみすぎて痛いです。
作者からの返信
夏井涼様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
作中の「僕」は諦めたくない、それがギリギリの際で様々な想いの果てに吹き出します。人間は理性が内面において成長します。それは物分かりが良くなったり、切り替えが早くなったり、恩恵は様々です。でも「譲れないモノ」って絶対にあるんです。それをいざとなった時に出せるかどうか、慎重で臆病になりがちなのも人間です。思慮深さの弊害ってあまり言われないけど確実にあるんです。「僕」はとても理性的な人間だけど、死を見つめる事なんかせず、生にしがみつこうとずっと必死でした。それは自分の為じゃなくて家族の為。どんな運命にだって抗う、私はそういう人間に希望をみたいと思いました。最後までお付き合い頂き感謝です。ところでお身体大丈夫? これからもご活躍をご期待しております( ;∀;)
遅くなりました!
パパはまだパパとしての人生を続けられるのですね。よかった。
3番目の子供として、生まれ変わってくるのかと思っておりました。
誰でも家族は大切なものだけど、普段は日常に追われて忘れかけ、イライラすることもあるもの。。。今生きていることや健康の大切さだけでなく、家族と過ごせる幸せも思い出させてくれました!
作者からの返信
綾森れん@精霊王の末裔👑6章完結様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
家族、大事ですよね。そう、仰る通り日常では色々あります。例えば、仕事が忙しくて作中の「僕」みたいに夜の寝顔でしか会えないと、子供がもっと小さい時はパパ認知すら大変だったりします。休日に遊ぼうとすると、「ママー!」って逃げられたりして(笑)。
そして、作中の「僕」は書いてはいませんけど子供の事でこう思ってます。当たり前の日常が実は凄く大切な時間。子供達はいずれ家を出て、再び妻とだけの暮らしがやって来ます。成長は嬉しくてもやはり喪失感を味わうでしょう。家族みんなで暮らせる時間は、一生で今だけのかけがえが無い時間だと「僕」は噛みしめる様に日頃から思っています。
わざわざのお越し、ありがとうございます、感謝でございます( ;∀;)
過不足なく…の言葉に籠められた幸せの意味が胸に迫ります。
多くても、少なくても駄目で、ぴったりと満ちていることが幸せで。
病の中でも、絶望に苛まれても、死の淵でも、過不足の無い心でありたいです。
そんな彼の祈りにも似た叫びは、神様にも届いた気がします。
どうか世界の何処かにいる彼の命が、これからも家族と共に生き続けますように。
作者からの返信
深川我無様
お読み頂き誠にありがとうございます。
「過不足なく」ここをお拾い頂き嬉しいです。ほんとは幸せの表現ではあまり使われない言葉ですが、敢えて使いました。私は幸福って適度が一番いいのだと思うんです。お大袈裟でなく物足りなくもなく、程良くて縁側でひなたぼっこしている位の幸せ。そういうのでいいと思います。小さな小さな喜びが絶え間なく生まれる場所、家族ってそうでありたいと思います。他の方にも書かせて頂きましたが、私は妙なバッドエンドで媚びず、堂々たる希望と強い意志でこの物語のエンディングを飾りました。大切な言葉に気がついて頂き嬉しいです、ありがとうございます。感謝です( ;∀;)
もう子どもを見てるあたりから涙が……最後のお別れなのかと思っていたら逆に生きる力に変えていて、すごく良いラストでした(T_T)良かったです!
作者からの返信
カエデネコ様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
最初に子供部屋に行った所を書いてると、これが現実だと考えたら、もう思わずぐっと来てしまって書いてました。感じて頂き凄く嬉しいです。作中の「僕」はやっぱり様々な想いが胸によぎるんです。でもこうして奇跡的に最後に家族に出会えたのなら、綺麗に穏やかにお別れしたいなって思います。でもね、そうじゃない、ほんとはそんな事は全くないのです。私だったら絶対に悔やみまくります、なんとかならないのかって憤ります、家族は何物にも代えがたく大切なんです。そういう想いの元、ドラマチックと勘違いした様なバッドエンドなんか蹴とばして、私は希望と強い意志をラストにさせて頂きました。お褒めのお言葉が嬉しいです、ありがとうございます、感謝でございます( ;∀;)
こんばんは。
あわわわわわ。
あばばばば。
。゚(゚´Д`゚)゚。
もう言葉がでてこない。
感動しすぎて、何も言えない。
胸が、痛い。ぎゅってなる。
主人公、がんばって。頑張って生きて。
作者からの返信
加須 千花様
お忙しい中、お読み頂き、さらにはすっごいレビューまで頂き、誠に、まことにっ、ありがとうございます!
お心に「僕」のぎゅーって想いと心が伝わったのなら、すごく嬉しいです。死に直面した時、人の心は様々です。そしてその時の心の動き、ほんとにギリギリの瞬間の記録というものは中々ないと思います。それはその方がこの世を去るからです。例えば私は臨死体験的な語りは信じてません。そんな不思議がどうたら言う前に、人としてもっとこう考える事があるだろって思うからです。だからどうにも胡散臭くて信じてません(笑)。そして現実として直面した場合、私ならこの物語の「僕」の様に必死な想いが溢れて来ると思うのです。そんな気持ちを真っ直ぐに書いてみました。たくさん頂きましたお言葉全てが、すごく励みになります。ありがとうございます、感謝でございます( ;∀;)
とても感動しました。
死を悟ったような描写と、家族に寄り添う眼差しと。とても愛しさと労りの籠もった情感にとても感動したのです。
特に、子供たちや妻の姿を見たときに、必死に感情を抑える様子がたまらないですね。
最後の
『まだ何も語りかける事は出来ないけれど、強い想いを込めて視線を注いだ』
は何度読んでも泣けます(TдT)
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
島本 葉様
わざわざのお越し、そしてお読み頂き誠にありがとうございます。
お褒めの御言葉に身を引き締めつつもとても有難く、これからの励みになります。
死を悟った時に人間の心は何を見つめるのか。作中の「僕」は様々な感情を包み隠しつつ、穏やかに優しく愛する人達との別れの時を過ごそうとしました。でもね、違うんです。死を見つめてはいけない、生を見るんだ、僕は死ぬわけにはいかないんだって本音を語ります。傷つかない様にやり過ごす生き方が世の中には多いですが、私は全力で自分の本音をさらしてみっともなくも足掻く事が大切だと思うのです。ありがとうございました、感謝でございます( ;∀;)
編集済
福山典雅様、おはようございます。
自作の話で恐縮でございますが、俳句『再発』。再発という言葉に対して悩みに悩んで寛解を共にいたしましたことを思い出しました。
福山様がどちらの結末を選ばれたのかと思いながら、一気に読ませて頂きました。
結果はご家族のところに主人公さんを返して頂くご選択でいらっしゃいましたね。
輝くような生命の力と絆の強さを見せて頂きました。誠にありがとうございます。
追記でございます。
お星⭐さまを流させて頂いたつもりでおりました。失礼をいたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
作者からの返信
豆ははこ様
お忙しい中でお読み頂き、誠にありがとうございます。
世間ではバッドエンドや鬱エンドという形態が、負のカタルシスとして歓迎される場合もございます。でもそういうの嫌なんです(笑)。
でも人生は幸せな事ばかりじゃなくて、辛い事や苦しい事、そして避けられぬ運命があります。今回はそういうギリギリの時に、作中の「僕」は何を見つめるのか、そういうものを書こうと思いました。
お褒めの御言葉、すごく嬉しいです。そしてありがとうございました、感謝でございます( ;∀;)
誰にでも訪れるであろう「その時」。
いつか自分もその時は来るのだろう。
出来ればその時は、笑っていたい。
「貴方が生まれた時、貴方は泣いて、周囲の人は笑っていたでしょう。だから貴方が死ぬときは、貴方は笑って、周囲の人は泣いてもらえるようになさい」
漫画「モンキーターン」で知った、ネイティブアメリカンの人の言葉らしいです、好きな言葉の一つです。
作者からの返信
三流FLASH職人様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
ネイティブアメリカンの言葉ってすごくいいんですよね。
私は言葉って頭で考えるよりも、心で書きたいんです。この物語の「僕」も死と言う世界に対し、頭で理解して受け入れて心穏やかにではなく、心で捉えてどうにかして生を見つめる、そんな気持ちで書きました。モンキーターンが出て来る所が流石です。素敵な言葉をありがとうございます、感謝です( ;∀;)
死なないでいてくれて本当によかった!
作者からの返信
月森 乙様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
バッドエンドを望むというか、それが心に残る負のカタルシスだと思う方もいるのですが、私はそっちを選択しませんでした。どんな形であれ、人は生を見るべきで、その根源に愛があります。愛を忘れてはいけないと思うのです。そんな思いでラストを書かせて頂きました。ありがとうございます、感謝でございます( ;∀;)
生きることができて本当によかった( >д<)、;'.・
諦めない強さが、家族を思う心が
死を乗り越えたのですね。
本当に…よかったです(*>ω<*)ウルウル
作者からの返信
桔梗 浬様
早速お読み頂き、さらにとっ―――――――っても素敵なレビュー、誠にありがとぅございました。
最初はもっとライトな物語を考えていたのですが、書いたらこうなりました。やっぱり生と死、家族の愛を考えると切り込まないといけない部分がありました。今は尊厳死だとか色々な死に対する考えがありますが、僕は死を見つめるのでなく、生を見つめていたいのです。それは愛する妻と子供、家族と言う絆。溢れんばかりの想いで、生を見続けたいと願う主人公です。ありがとうございます、感謝でございます( ;∀;)
家族を愛する強い思い、家族からの愛。それが生死を分ける境界線から彼を生へと引き戻す大きな力となったようですね。
家族愛を感じられる感動的なお話でした。
生きてて良かった!
ハッピーエンドにほっとしました(笑)
作者からの返信
八万さんへ
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
死の淵で穏やかに受け入れる事がもしかして大事なのかもしれないのですが、「僕」は苦しみと葛藤を選びました。死を見つめるより生きる事を見つめる、その根源に愛があって、決して安らかな道ではないですが、それでも、もがいて、抗って、生きる。人生は頭で考えるんじゃなくて、心で選ぶものだと思うんです。絶対に死ねないという強い気持ちを買いたかったんです。お付き合い頂いて、ありがとうございます、感謝です( ;∀;)
うお〜!生き返りましたか!😭
もうダメだ、と思った時に、諦めずに生きていこうと…
人間は意志の力が最も大切ですね。。。生きようという気力、思い、これら全てが、私たちを生かしてくれる。
奇跡のような再会に乾杯です!良いお話でした!
作者からの返信
海藻ネオ様
お読み頂き、さらに一番にレビューまでお書き頂き、誠にありがとうございます、感謝でございます。数々のお褒めの御言葉、すごく励みになります。
死の境界線で運命を受け入れる事って、本人としては心の平穏を保つ大切な事です。未練の中で苦しみ、葛藤し、無念の中で死にゆくには人間の心はバランスを取る為に、楽になろうとします。でも「僕」はその葛藤の中で苦しく耐えがたい気持ちを選びます。家族への断ち切れぬ想い。結果をみて諦める生き方が多い中で、大切なものを大事にし、想いをさらけ出す。私は生きるって事の根源は、愛する人の為にあるって思って見たりもします。ありがとうございます( ;∀;)
典雅さん。
あなたはまた泣かせるのですか。
>君と二人だから耐えられるって思っていた。
それなのに、ひとり置いて逝ってしまうとしたら……
恨み言のひとつでも言おうと思っていたけれど。
もう少しこのまま生き続けるなら、その執念で 大切な家族を幸せにしてください。
(/_;)
作者からの返信
結音(Yuine)様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
「僕」はとっても家族を愛していて、残して行く人々に最後の挨拶をして綺麗にお別れしようと行動します。でも、それはとても無理。あまりに多くの未練を残し、まだ戦うんだって、強く想っています。どうしょうもない中で死を受け入れる事は、人として心の安らぎがありますが本音は別。矛盾した葛藤の中で彼は自分の心の安らぎなんかよりも、大切な「愛」を大事にします、祈る思いで。
いつもお読み頂き感謝です、ありがとうございます( ;∀;)
生死の境を巡るような凄みを感じました。
作者からの返信
刹那様
いつもお読み頂き、誠にありがとうございます。
生死の境界線を越える時、様々な想いが浮かぶとは思うんです。日本人の美徳として潔さがあります。キチンとお別れしたいという感覚です。でも「僕」は泣き崩れて、情けなく神に祈るくらいに、綺麗なお別れなんて出来ません。未練の中で抗い続けます。生きるって気持ち、映画やドラマで簡単に描かれ過ぎて案外麻痺してますが、本当は自分自身とすごく向き合う事になるんだと思うのです。
追記、うわぁあ、すごいレビューありがとうございます、過分なお言葉に恐縮です、そしてとても有難い気分です。感謝でございます( ;∀;)
想いの本質を実感できました。
それは当人だけじゃない、自分とは他に、そう願う人がいるからこそ強くなり、引き合うことで奇跡が生まれるんでしょうね。
境界線は想いの強弱ではない。
自分とその相手によって行き来するものなのかもしれません。
作者からの返信
西之園上実様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
想いの本質、素敵なお言葉です。奇跡って言うのは中々ないけれど、でも体験した時に誰にでも「特別」を教えてくれます。
想いって言うのはまるで自分の命を確かめる様な行為だと思います。そういう命と命の重なりが境界線で「生きる」を引き寄せたのだと思います。
ありがとうございます。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)