わたしと舞妓さん
日曜日、京都の美術館に行く。
阪急電車に乗って、四条河原町まで。
四条大橋を渡っていたら、なんとなく
「京都、地元でいいわね~」
って、だれか、お姉さんたちの言ってるような、そんな感じを受けた。
橋の途中で、河原町のほうを振り返ったら、観光客のようなお姉さんたちも歩いていた。
「京都、好きなのかな?」
って思った。
「わたしも好きやけど!京都は!...京都愛だからな~!京都からも愛されるけども...」
って思いながら、四条大橋を渡った。
☆
向こうから、舞妓さん、歩いてきている。
きれいな着物。
可愛いだらり帯。
厚底のぽっくり。
わたしのことを見て、優しく微笑んでいる。
だんだん近づいてきた。
すれ違う時
「こんにちは~」
って言ってくれた。
わたしも
「こんにちは~」
って返した。
舞妓さんも、わたしと同じくらいの歳なんやろな~って思った。
中学を卒業して舞妓さんになったから、きっと、高校生くらいなんやろな~って。
あやなっち、高校生になる ヤッキムン @yakkimn
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