中世ヨーロッパを舞台にした、人間の死と妖精を巡る物語です。過去にとらわれる少年に、おてんばな妹、少年の家族と友人たちが寄り添って進み、その街に眠る不思議ながらも恐ろしい伝承が明らかになっていく。 スローで、豊かな彩りに満ちたファンタジーです!読み進めるほど、第一話の意味が分かるようになっていくでしょう……。
起こっている出来事の不気味さの割に朗らかな空気感で……でもそれが読み手に今後の展開への期待感と、ゾクゾクと暗い煙が近づいてくるような気配を与えてきて、続きがすごく気になります!