頂きの闘技場

さない

魔法使いと呼ばれる男

とある国「頂きの闘技場」と呼ばれる場所でセブンスチャンピオンと呼ばれる者達がいた。

その7人のうちの6番目を紹介しよう。


その男、ローゼンは若い頃5つの属性(火、水、風、土、体(回復、身体強化))を駆使して闘技場を破竹の勢いで勝ち上がり、熱狂の渦の中心にいた、だが裏では平民の出なのに魔力量も多く5つの属性まで使うのだ、貴族に嫉妬でもされたのだろうその男を魔法使いと呼び、魔法を扱う者で最下位であろう名を付けていた、まるで期待をするなと言わんばかりの冷たい空気も流れていた

そして破竹の勢いも長くは続かず終わりを告げる、魔法がレベル1から上がらなかったらしい対戦相手の強力な魔法の数々に最初の勢いは鳴りを潜め頂きの中頃で消えていった。だが10年後あの魔法使いが短剣を携え帰って来たのだ、5つの魔法がレベル1であるのに、いざ闘うと理解が及ばない光景が目の前で繰り広げられていた、詠唱破棄は当たり前に行われ形も自在に変わっていく、本当に魔法を見ている様だった、謎の答えはプラス(拡張性もうひとつの可能性)が違っていたのだと、後に彼は語る世界の精霊に会いに行ったのだとそして精霊と仲良くなり精霊の使う魔法に近づいていったのだと今は魔法使いと呼ばれる事に誇りを持っていると

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頂きの闘技場 さない @oyu-sanai

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