第8話 <朝鮮人問題と私> 「天国と地獄」1963年

私たち在来種日本人は、韓国人とは違う。

ヒッチコックの映画「ハリーの災難」ではないが、過去のことを蒸し返しても、何ら生産的ではない。赦すも赦さないもない。放っておくしかない。


ただ「これまでの歴史に学ぶ」べきではある。

私自身もまた黒澤明と同様、「日本人を困らせて笑う」在日韓国人を何人も、今までの人生でこの目で見てきました。

ですから、黒澤明の映画「天国と地獄」が、(在日)韓国人の真実を見せ、韓流気質(temperament)という韓国人永遠の真理を語っているのは間違いない、と100パーセント断言できる。


しかし、私としては「放っておく」。 そういう人間はそういう人間だけで、日本で生きていけばいいのです。


真剣勝負の殴り合いをする大学日本拳法人は、人に嫌がらせをしたり邪魔をすることに喜びを見い出すような、謂わば、貴重な人生を遊びで生きているような人間など相手にするべきではない。

こんな異人種に付き合えばこちらまで純正日本人でなくなってしまう、というのが私個人の考えです。

慶應義塾出身者が三田会という「自分たちだけの世界」を持つように、私も私自身を韓流と区別し隔離して、私一人の精神世界を維持しようとしています。三田会と異なり、金や物は絡まない、only形而上世界です。


姿形は同じ人間でも、性質・心情・気質が異なり、信条・ポリシー・理念が全く違う人間と、もしも同じレベルになってしまったら、魂までも同じ所へ行くことになってしまう。

いま生きているこの世で、誰と一緒でも気にしない。住む場所がうるさくても臭くてもかまわない。 しかし、魂の世界では、黒澤明とか芥川龍之介とか大松博文とか近藤誠医師とか、真実を追究して止まなかった人たちと同じ形而上世界・精神的世界に住みたい。それが天国と呼ばれようが地獄と呼ばれようが、どうでもいいことなのです。


「LED使い切るまでない寿命」

20代の頃を思い出して気持ちは若くなれても、肉体的にはあと1ヶ月か半年か・1年か2年か、なんていうレンジにあるジジイの私としては、彼らと同じレベルにならない、魂のレベルでハッキリ区別・識別し、混じり合わないように気をつけています。


2023年10月19日

V.2.1

平栗雅人

続く

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私と黒澤映画 V.2.1 @MasatoHiraguri

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