【ゲームマスター・レディの有閑にして倒錯的な5つの狂遊戯:あとがき】
ご愛読の皆様、千両文士です。この度は『ゲームマスター・レデイの有閑にして倒錯的な5つの狂遊戯』を最後までお読みいただきありがとうございました!
千両文士も初めて挑むデスゲーム作品でしたが、いかがでしたでしょうか?
本作の発表の場となったのはご存じの通りアルファポリス様の第6回ホラー・ミステリー小説大賞。当初はミステリーはネタが無く、ホラーもネタが無いわけでは無いが書くほどのモチベーションが湧かず参加を見送っていました。
しかしながら(千両文士自身も覚えていない)何かのタイミングで思いついた『真紅のヴィクトアンドレスで仮面を付けたサディスト美魔女』と言うミステリアスなデスゲーム主催者を思いついた事で事態は一変。
話とネタが勝手にどんどん広がりだし、デスゲームが作り手にとっては難しいと創作ジャンルである事をネットや前評判で聞きつつも大賞エントリー打ち切り直前でぶち込み、勢いに任せた突貫工事で始めてしまった次第です。
今思うと『お前、別作品でもそういう美女キャラをたんまり描いとったよな!? どんだけ好きやねん、このエロガッパ!!』とセルフツッコミ叱責せぎるを得ないような恥ずかしすぎる下らない動機ではありますが……まあ、こうして完結させてあとがきのネタとして昇華出来ているので結果良ければすべてよし! と言う事に脳内反転処理させております。(笑)
後書きと言う事で本編の話をするとなれば執筆中に一番苦労したのは物理的な情景描写です。
最終話までお読みの読者様ならおわかりかと思いますがレディの衣装描写、参加者の衣装描写、毎回違うゲームルームの内装、小道具、ゲームルール解説……これら全ての情報を万人に理解できる簡潔な表現と解説で1話の全体文量2000文字前後に詰め込みつつ、会話テンポを成り立たたせるか? と言う無理難題。
『デスゲーム』という事で死なす事前提に作ったキャラなので死亡描写はさほどダメージは無かったのはさておきそこに容赦ない追い打ちをかけ続けるWEB小説家以外の本業とその他文明圏生活における必須事項、発表までの時間制限、季節の変わり目と天候になすすべもなく翻弄されるメンタルコンディションにヘルスコンディション……。
思い返すと色々ありすぎたのでこの話はここまでとしますが、ネットとかでよく言われるデスゲーム創作で一番大変なキャラの設定掘り下げ要素ではさほど苦労しなかったのは不思議だなあという感覚と共にネットの情報を鵜呑みにせず、チャレンジする事の意義を実体験で分かったと言う意味では大きな勉強になったようにも思えます。
最後の三本締めとなりますが、最終話までお付き合いいただきました読者の皆様とこれまで読んで下さった全ての読者の皆様、本当にありがとうございました!
そして本作をお気に入り登録していただきました1名のアルファポリス作家様、本当にありがとうございます!
本作執筆着手のきっかけとなる第6回ホラー・ミステリー小説大賞を開催していただきましたアルファポリス関係者様と全ての方々にもこの場で感謝いたします!
本作の続編やセルフコラボについてはそういうのが大好きな千両文士でも現状未定ですが、独立した作品として全編楽しめていただけたのであれば幸いです。
WEB小説家・千両文士の次回作にご期待ください!!
2023年5月7日 千両文士
※こちら転載となりますので、完結当時の日付のままとなっております。
ご了承くださいませ。
ゲームマスター・レディの有閑にして倒錯的な5つの狂遊戯 千両文士 @Senryou_Bunshi
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