第52話 クラン会議

「ジライの調査報告です」

「早かったな」

「調査は簡単でした、数日前ウエルズ公都の奴隷商で、モノさんが購入シーフの技術は有るが、取り柄の無い戦闘は全く出来ない少女で金貨1枚に銀貨5枚との事でした」

「数日前金貨1枚銀貨5枚の捨て値で購入した少女を、たった数日でモノは何をさせて超人にした?」

「走る速度もモノさんと同じでした」

「モノ達も、イリス大王様と同じ謎の多い奴だ…儂も出来れば超人にして貰いたいぞ!」


イリスは正確な調査前に大王になり、手の届かない存在になってしまった。

似た存在の、モノやオロに付いての調査を徹底的に行って居るが、調べても訳が分からん存在と知れるだけで、超人の秘密や素質が必要なのか、さっぱり不明の結果に終わっていた。





応接間にクラン全員が集まった。


「皆ご苦労!勅命依頼が入った。新ダンジョンの調査依頼だ。

どうやら発見し踏破したのは、時期的に休暇中のイノマのようだ。

1、2階層の魔物は聞いて居ないが3階層がワーウルフで、4階層はビッグボア、落とすアイテムは武器との事、5階層でもおそらくストーンゴーレム程度、全員で行く難易度では無い。

オロパーティーかシノブパーティー志願しないか?」


「モノ、俺のパーティーでは荷が重いぞ、ナッスもコノハも実力不足」

「モノさん、私のパーティーも全く力不足よ、今鍛えてる最中、それより珍しいタグの新メンバーの紹介して!」

「あぁ、休暇中に見付けたダンジョンの罠対策に、急遽購入したシーフのジライ、実力は有るが年齢10歳なので、中級見習いのタグが発行された、その件で皆に試してもらいたい事がある」


ジライに施した、パワーレベリングのノウハウを皆に紹介し、クラン以外にノウハウ流出を禁じた。


「私のパーティーもそれに近い事やって、そこそこの成果が出たの、自信を持ってジライの様に厳しい訓練を続けるわ!」

「良い事を聞いた、ナッスとコノハのパワーレベリングやってみる!」


上手く逃げられた気もするが、俺達3人で行くつもりだったので問題無しとした。

イノマがどこに居るか、行方が掴める気がして公都に転移した。


「おい!早く無いか?」

公爵様に驚かれたが、了解を告げダンジョンに向かった。

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