脳内男女の関係

なりた供物

脳内男女の関係

男女の関係という物を知らないまま大人になってしまった。


だから僕自身は恋愛リアリティーショーが本当のリアルだと盲目に信じ込んでいたいし、街ですれ違う若者が全員童貞処女であって欲しいと心から願っている。


結局僕は何もなかった。女子と手を繋いだ事もない。会話もおぼつかない。一瞬かわいいなと思っても現実を見るとすぐに身を引いてしまう。非常に弱く、"扱いやすい"男である。生物学的には頼むからDNAを残さないでくれ…と神様が考えている、そんな分類であって、欲しい。


ある日、とある女性配信者の実況にふと迷い込んでしまった。別に女性の声に嫌悪感がある訳ではなく、かといって二次元に没頭する訳ではない。あくまでも現実は現実、理想は理想。分け隔てて考えるべきだと思うし、それができていない人間のSNSを見ると何とも言えない気持ちになってしまう。


…………


かわいいな、この子。


………いや、ほら、女性声優とかの声聞いたりするんだけど、あれはもう明らかに普段日常で聴くことがないようなとてつもない声を出す。もちろん悪い意味では無いのだがうまく表現ができない。


しかし、だ。彼女はいそう、いそうなのである。話も特別面白い訳では無い、一度ゲームに没頭するとコメントを見逃す所もある。しかし、それが良いのである。即興で常に面白い事が言える人間は見ていると自分に引け目を感じてしまって結局見なくなってしまうだろうし、コメントを見逃された時のあのじれったさもなんかそれはそれでアリな気がする。いや、さっきから失礼な表現ばっかりで申し訳ないが、これが僕の本音である。


私は、すぐにその女性配信者の実況にハマった。


ただあくまでも、理想は理想、現実は現実、、なので、そこまでハマらないようにしている。おつおつ〜〜って言って抜けるし、おはよ〜〜って言って入っていく。幸い夜勤の僕にちょうど良い時間帯でお送りしていたチャンネルだったし、そこまで速い勢いでコメントが流れていく訳でも無いから、毎回丁寧に名前を呼んで返してくれる。


嬉しい。女子に下の名前で呼ばれたの、何年振りだろうか。中学1年の時以来か。


次第に僕はその配信がルーティーンとなった。シフトは調整してくれたのでよかった。まあ少し出勤日数は減ったが。

表は普通の夜勤で、裏は駆け出し実況者を応援する人間。

良いじゃ無いか。こういう人生も。だって僕は、"実況者である彼女"を応援している訳だし、"三次元の人間としての彼女"は応援していない訳だ。つまるところ二次元と三次元の狭間、といった所だろうか。


僕にはとても居心地の良い空間だった。幸い頭の回転は鈍くなかったので速やかにコメントが打てるし、そこらの性欲に支配された虫ケラとは違ってちゃんと考えてコメントもできる。とても従順な、"扱いやすい"人間である。

ある日、自身のツイ……Xに、3件珍しく通知が飛んだ。まあ、察しの通り、何も無いXである。ほんとに何も無い。強いて言えば彼女の事をリアタイして、ハッシュタグをつけてリアルタイムで良いシーンの時にツッコミを飛ばしていた。頭の回転は速いからな。俺は。

インプレッション数が2、3件と少ない僕にとっては貴重な通知だ。まあ大半は同じ人からだが、どれどれ……


ん????

「 推し さんがあなたのツイートにいいねをしました "おつおし〜〜夜勤行ってくるです🫡"」

「 推し さんがあなたのツイートに対してコメントをしました "お疲れちゃん〜〜仕事頑張ってくんなしょ〜〜(ごめんね ツイ垢ある事にずっと気が付かんかったわ)"」


「 推し さんがあなたをフォローしました」



ギャ、ドワーーーーーーーッッッッ!!!!!



いや、無作為にフォローしている可能性が…


「フォロワー 5962人 フォロー 362人」


おっ!!オーーーッスス!!!!


いや、返信タイムを設けている可能性が…


「 推し さんが3分前に配信開始しました」


アッ!!!!チーーーーンン!!!


アッッッッッ、チク、、、、、チョ、、、、ギ、、、、

アッッッッあかん会社が遅れる………(?)


会社には遅れた。だいぶ遅れたのでだいぶ怒られた。


たっ、タダイミャーー……(俺が風呂から戻ったときに推しに言ういつもの台詞)


イッ………イイン………ダナ………

ウ???イヤ……コレって………

彼女でも"イイ"って事なのか……?



ふう……会社飽きたなぁ……それに比べて、推しは最近会社を辞めて配信に専念していると聞いている。事務所にも所属してVとしての活動も始めた。素晴らしい事じゃないか。本当に。


僕は会社を辞めた。何でこんなに肯定してくれないのかが普通にわからない。推しはあれから僕のコメントにもより丁寧に返してくれたような気もするし、モデレーターの方にもはっきり認知を頂いている。それなのになんで、会社側は顔を見てはっきりと僕の才能やら努力やらを貶せるのだろうか。何のために生きてきたと思っているんだ。お前らのような奴らが甘い蜜を吸う社会構造がおかしいし、そこから脱しようとするのは当然の話だし、シフト考慮してやったのにとか考慮する方が当たり前の話じゃ無いか?ましてや、俺の目の前で、これじゃあ…とか、給料とか、生々しい話ばかりを続け、挙げ句の果てには、文句をつけてくる訳だ。普通に納得ができない。僕は今を生きているのだ。これから出世するかするかしないか、そんな道を一緒に歩もうぜって、そんな誘惑は受け入れないし、パワハラ野郎と歩む航海?泥舟だ。辞めた辞めた、喜んで辞めてやった。給料だって3年上げない。そんなのやってらられるか。


それに比べて、今日の推しちゃんも全方位に配慮を促すようなコメントでとても素敵だった。冒頭で思慮不足や知識不足、経験不足を陳謝するようなコメントをしていたが、そんなの人間誰しもある。俺だって失敗は山ほどする。失敗は成功の母とか言うじゃ無いか。俺は母にはなれないが。オンラインゲームやっててトロールかました地雷初心者のリスナーに対して"ちょっとだけおバカかも…"くらいなら普通に言うだろう。そもそも相手のリスペクトが足りていない訳だからな。まず彼女へのリスペクトが足りない。彼女は誰かを深く傷つけようとしておバカとか言わないし、常連からも"これはちょっと見てられんなぁ…"と僕含め相当ヘイトを稼いでいた彼は間違いなく他の配信者の所に突撃しても晒される事になるだろう。まあ僕は推しちゃん一筋なので他の配信者の所に行ったりとかしないが。そして事後の対応も良く無い。何が「ごめんなさい………」だ。ちょっとは誠意持って謝れよ。一般人だろ。少しはこうなってしまった経緯とか説明すべきじゃ無いか?お前みたいな他者への思慮が不足している一部の有害なリスナーのせいで、新規リスナーに設けていた参加枠が1枠消えたんだぞ。彼女がどれだけリスナーの事を大切に思っているか、そして、この理不尽な謝罪によって与えられた精神的、経済的ダメージがあるのか。本当に理解に苦しむ。まあ、表立って言ったりはしない。Twitterのサブ垢辺りでちょっと忠告しておくが、おそらくキッズだろう。まあ、我々のような鍛え抜かれし古参リスにしっかりと理論から説明した思慮のない行為を悔いるように忠告してやった。大半は平謝りで終わらせる奴らだが彼も私達と同様の"素養を持った、認められしアカウント"にそれはそれはご丁寧に解説して頂いて良かったな。良心の呵責とか、一周回ってそういうのに駆られるレベルで、有料記事とか取ってもいいレベルの説教やぞ。しかも彼女の目立たないようにサブ垢で。すげぇ"いい人"じゃねぇか。ただ、抵抗するような無様は許さねぇぞ。彼女を有害な視聴者から守るんだ。


そう思いながら挨拶をした「おはおし〜〜」


しかし、そいつは抵抗をしやがった。なんとお気持ち表明までしやがったのだ。ああ、何と惨め!あんなに眩暈のする長文は初めて見た!そう思うほど辟易する文章は、なんとも中学生の匂いがした。

「@osi #推し あの……なんか謝いたのに常連リスナー?から、大量のリプライがとどいてきたのですが……なんか変ですよ。この空間。(メモ帳アプリを利用した速やかなクソ通知)」


こいつ、思春期か。キモッ。俺の1番嫌いな年頃の人間。


漢字も所々間違えている感じ?だし、文章を全文親の前で拝読して欲しいなと思う。思う。本当に。思う。そういうレベルの幼稚で低レベルで義務教育の敗北で成れの果て見たいなツイートだ。すかさず返信をした。


「おはおし〜〜なんかTL荒らしちゃっとる💰?けど、そういうのはハッシュタグとかアット🫢マーク付けずに本人達の波風立たないところで解決しようぜ卍卍 まずDMで話そ?悩みなら聴くで。」


詰めたいもの詰めたいものを要約し要約し怒りを堪えて堪えて堪えてその末にこの一文に留めた、私の懐の深さ、いや、ここまでリスナーをしっかりと"教育"する彼女の素晴らしさ。まず挨拶から始める。当たり前だがリスナー間ではまず礼に始まり礼に終わるルールがある。この"おはおし〜〜"はその一つ、というか、挨拶くらいしろよな、それが"普通"だろ??これは親の教育がなっとらん。〜は2つが望ましいがんなこたぁどうでも良い。こんにちはでも良いから俺にも彼女にもリスペクトが必要だと。思うんだが。あの…じゃねぇんだよ。あのちゃんもあのちゃんって呼ばれてるだろ。まあこの話は置いといて…次に比較的優しめの言葉でタイムラインを汚染している事を指摘する訳だ。これはさらに悪質だ。なんせ彼女専用のハッシュタグを使って彼女及び彼女を普段から見ているリスナーに対してとても失礼極まりない行為だ。全てがそうだと言いたいが、割愛する。ありがたく思え。タイムラインはお前以外も見たくねぇ奴らが流れてきたらムカつくだろ、明らかに釣り目的の記事とか、アフィで稼いでいるカスのアカウントとか。そういうのとは違うんだよ。これは数字じゃ表現できない。お金は💰で形容できるが。そういう意思を汲み取って欲しいという伏線を引いた高度な皮肉兼ダジャレがこの一文なのだが、彼には到底理解できないだろうな。アホが。そして、ただえさえ甘い鞭を打っているにもかかわらず、さらに優しく接する訳だ。しかも直接しっかりと、本人に届く範囲で、良識の範囲でツイートをするべきだ、それは他の空間でも同じだ。という事を伝える訳だ。そしてそしてそして、もう鞭を打つどころか鞍上から直接ニンジンを与えるくらいのクレイジーな行為、それが"悩みなら聴くで"である。実はこの言葉、彼女の決め台詞である。まあ、普通の人間なら"ううん、大丈夫だよ。ありがとうね。推しちゃん。"とかそんな感じで済ませる訳だが、大抵の人間は自分自身で解決できるし彼女の労働量をこれ以上増やすわけにはいかないと考えて、そこまで考えが及ぶ人間が最終的に古参ユーザーとして生き残っている確率が高い。これは確率論だ。あくまで確率論だが、社会でも同じだ。人格が欠如している人間はレールから、歯車から落とされる確率が高いわけだ。つまり、だ。"そこまで考えが及ぶ人間がリスナーとしての模範像"では無いか?と思う。これは僕がこう思っているだけだし思想の押し付けはしたく無いので、DMで悩みを聞いて、"どうしたら会話がもっと上手くいくか、とか、悩みを相談した時に、ここが少し足りて無いかな。と突きつける。現実は冷酷だ。だが彼もそんな空間に居場所を求めている人間の1人だろう。今は哀れだが幸い根本的な人間性は欠如していないので、しっかりと"リスナーとしての教育"をさせればすぐに彼も適応できるだろう。というか適応しろ。そうでなきゃ参加するな。はっきりいうがルールを守っている人間が損をするのはおかしい。そう思いながら、この短文に見事に書き綴ったわけだ。これはどこぞの俳句番組で言うと「才能アリ」だわ。特待生まではいかないが。


思春期が1番キモいしムカつくが、しっかりと適応させるのが仕事では無いか、あっ、仕事といえばしっかりハロワ通って次の働き口探さないとなぁ。まあ、なかなか見つからんけど、俺はこだわるで。


そう思い、一旦インターネットから離れて、彼女の歌みたを聴きながら、ハロワに向かった。


あっ、スマホが震えた。あいつのクソリプか?いや、配信アプリか、こんな時間に珍しいな…どれどれ…

ん?「"重要" リスナーの皆さんに、これだけは守って欲しい。」

動画を公開するそうだ。そして、動画アプリの方から今日は配信情報を知った。珍しいな、彼女が告知ツイートとかしないの。まあ良いや、表は表、裏は裏〜〜


よし、時間だ。しっかり肉声を一言一句間違えずに脳裏に刻み込もう。彼女の意思が重要だ。彼女に重要動画を撮らせるようなそんな真似をしたのはどこの誰だ、まさか裏で男とか作ってねぇだろうな。夢をクリエイトする仕事で裏で男を作らないことは基本的なルールの一つとして明確に理解しているだろうが、まあ彼女はずっとずっと僕より賢い。僕にできることは正しい情報を伝える事。よし、カウントダウン終わった、ウズウズする…トイレ……はちょっと我慢。


「おはおし。突然だけど生放送を見ているみんなに一つお願いがあります。

それは、私たちのローカルルールの押し付けをしない事です。確かに私は"最低限のマナー"を守るように概要欄に書いておりますが、「リスナーがリスナー同士で勝手に作ったルールを他人に強要する」事に関してはどうしても私の技量の範囲では笑いに昇華させる事が難しいです。最近視聴者が増えて私としてはとてもとても嬉しい限りですし、普段から支えてくださるリスナーたちが意図せずに初見の方々にローカルルールを押し付け、傷つけるのを見たくはありません。最近視聴者の増加、私の活動期間の増加により、そういった例がとてもとても増えています。なので、もう一度周知していただくために、"最低限のマナー"から少し踏み込んだ、"最低限の、他の空間でも徹底して欲しいマナー"を私から発信いたします。もし、私が看過できないようなルールの押し付けや、マナー違反を目撃した場合はコメント欄から追放させて頂く場合がございます。予めご了承ください。」


いや…どこの誰だよ。いや、あの思春期ヤロー見たいな分からず屋か?いや、本当に、いや、どこ、、の、、、誰、、、、、????


「まず、挨拶に関してはして頂けると有り難いですが、"私自身"は無言入室でひょっこり現れることも全然構いません。私に関してはコメントの見逃しをしてしまう場合がございますし、確実に挨拶を返せる保障ができません。それに…」

「挨拶にコメントの空間や時間を割いていると、本来配信者として共有したいなと思っていたゲームの楽しさを私自身の声で伝える機会や、コメントの返信に対する時間が割けません。なので、これはあくまでも"努力義務"ですから挨拶自体は返せる時は返しますが、同じ時間に質問等のコメントが来た場合には時間を割きたいと"私は"考えています。そして…」


「私自身の挨拶は"おはおし"及び"おつおし"で固定しておりますが、私自身普段の生活ではこんにちはやこんばんはを使っているので、良識の範囲内の挨拶なら何でも構わないです。その代わり、挨拶を返す保障は"常に"できません。もちろん同様ですが、過度な承認欲求に駆られたツイートを除いては連投して頂いて構いませんし、連投に問題があった際には事務所や信頼できる身内のモデレーターがコメント削除や指摘等の対応を致しますので、静観して頂けるとありがたいです…!」


………


………てめぇ、この前からさ、挨拶雑だと思ったんだよな。コメント対応も雑だと思ったんだよな。それって"俺を排斥したい"という強迫観念じゃねぇのか?おかしいだろ、お前。質問コーナーの時に"古参を大切にする"とか言ってたのは形だけだったのかよ。何が"おつおし〜〜"に問題があるだよ。何だよ。これも古参につけて頂いた挨拶なのを忘れてねぇからな。お前の思慮の浅さには失望した、最悪だよ。カスがよ。

第一に……


「第一に……」

「こ、ここからは私の心情について、話します。第一に、私はリスナーによってこうやって配信専門でやっていけているわけですが、こう言ったローカルルールの押し付けをする人間のお金を受け取る事に、正直後ろめたさを感じます。"太客"以前に、もう一度、私にそのコメントを送ることや、そのスパチャを送る事をもう一度だけ、考えて頂けないでしょうか。」


なんだよ。なんだよ。お前が自己陶酔に溺れているだけだろ。ローカルルールの押し付けとか押し付けじゃないとかいうがお前に投げ銭をする7割の人間が前からしっかりコメントをしている人達だぞ???お前のような、俺が頑張って支えているようなチャンネルが太客を無視するような姿勢を取ったら、どうなるか。そして、夢を見ている人間に対して、"夢の見過ぎじゃ無いのか"と突き放すような、そんな行為。俺はお前に夢を、いや幻覚を見続けていて、つい先程までずっと、ずっと一緒に溺れ続けたのにも関わらず。金は有り難く受け取れよ。余計な事を言うからこんな事になる。


「そして、私や私の関係者が直接話していないにも関わらず、さも私の意見を代弁するような、いや、私の意見ではない物の全てを押し付けないでください。例え私が過去に発言したことであっても、一言でも、1つの接続詞だけでも変えられたら、全く違うものになります。それはもはや私の意見ではありません。あまりにも極端な矛盾を指摘された場合には対応を致しますし、そのための事務所です。しかし多少の矛盾はご容赦ください。」


…………………………


「最後に、こういった外部に発信した様々な矛盾のみならず、自己矛盾を抱えている私でよければ、応援して頂けると幸いです。今後方針の変更があった際には随時更新していきます。この度は申し訳ございませんでした。ここまで、長い時間のご視聴ありがとうございました。」


……………………………………

おつおし、言わなかった、、、な…………………


何もかも全て、ここで事切れた。



※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。


あとがき


ここまで閲覧していただきありがとうございます。なりた供物と申します。

さて……ここでしっかりと予防線を張っておくというか、誤解の無いように伝えたい事は書いておきます。

まず、この作品はフィクションです。マジで関係ありません。自己責任の範囲ならどんな視聴をしたって別に問題ない、と思いつつも、いや沼りすぎている人を見ると心配になるなと思いつつ、そんな事言ってたら他人事じゃ無くなりそうだなと思いつつ。まあ、男女の関係や、配信者という設定は全部前からついてたり後付けだったりで、この作品のテーマはイマイチ一貫性がないと言うか、いや、自分が自己矛盾の塊なので、普通に配信者側もクソみたいな事やってんじゃねぇかと思いますが、なんか、一方的な依存って所詮そんなものだと思うんですよね、それは自分自身の中で一貫しています。

依存自体は問題ですが背景問題に干渉しなければ何かに依存し続けるという状態は解消されないわけですし、第一依存というのも人々にまずある感情の一つなので…

……というのはさておき、僕も自己矛盾の塊で、そこも残念ながら一貫しているんですよね。なので依存自体への認識もこれからコロコロ変わっていくんでしょうが、そもそも依存という言葉が僕の中から無くなることは記憶全損失とか起きない限り、まず、ないわけで。ただ他人を無作為に傷つけるような依存は回り回って自分にやってくると思いますし、事実自分もそれで何度も痛い目を見ました。

そういう話というか、その程度かと思われる人も多いと思いますが、マジでフィクションなのでその程度しか伝える事がないんですよね。ただ、いかんせん自分でもセンシティブな内容に踏み込んでしまったなというか、そこは彼女の言葉を借りると"極端な矛盾は説明すべきだが、ある程度の矛盾はご容赦"の精神です。あ、略しすぎた。ブロックされちゃう。余計な一言はさておき、こんな感じです、いかがでしたでしょうか?難しい文章は読め(ま)ないのでコメントは読めません。いやそもそもPVがつかないだろって話ですが、これこそ自己陶酔です。


おちついたな おわり


※えげつない長文はわざと?です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

脳内男女の関係 なりた供物 @naritakumotsu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る