猫耳があるからって軍人になってダメなんですか?
@tomuratukiyo
第1話レミベルスト・スカーレット
アメリカ合衆国イントラ州にある米軍基地に今日から新しく訓練生が入隊する日がやって来た、そして軍の正門にバスが着いた。バスから降りた屈強な男や覚悟を決めた男達ばかりだった。ここの米軍は陸上、空軍、海軍、特殊部隊の訓練や知識を学ぶ為、期間は2年間行わないといけない、中には推薦組や一般組もいる、けど早く卒業する事は出来ない、けどその代わり4種類の部隊に入れる資格が貰える、給与も4倍となる、さらに特殊部隊は10名しか任命されない。
マイクロ教官
「私がお前らの教官のジョンソン・マイクロだ!私もここで2年間訓練して来たOBだ!お前らはこれから2年間地獄を味わう、返事は、はいかイエッサーだ!分かったか!」といきなり怒鳴りつけた、何人かの訓練生はビビった。
ジョンソン・マイクロ年齢54歳であり、特殊部隊に任命された男でもある、けど彼は辞退をした。
マリナ教官
「私の名前はレーナ・マリナ、あなたたちの副教官見たいな者です、主にサポート的な事をします」と若々しく美しい女性だ容姿は金髪青い瞳でミディアムヘアである。彼女もここのOBである。
今年の訓練生は300名、各50グループに別れ訓練が行われる、50名と教官5名であり、教官1人が10名の訓練生の様子が見れる。
教官
「なぁ2列目の5番目にいるあの青髪の女ふざけてるのか何で猫耳あんだ?」と疑問に思う
教官
「あの子は、スカーレット大将の娘さんだよ何で猫耳あんのか知らんけど」
と2人の教官は1人の女の子をずっと見ている、その女の子は何故か猫耳と尻尾がある髪色は青で赤い瞳をしている。
マイクロ教官
「1人ずつ自己紹介して貰う、大きな声でやれ!小さいヤツは腕立て50回!」と1人ずつ自己紹介をさせられた、ほとんど全員腕立てさせられた、そして次は、
レミベルスト
「ネールザ州出身!レミベルスト・スカーレット!年齢は16歳!長所はこの猫耳と尻尾です!」と答えた
マイクロ教官
「お前えはその耳と尻尾は何に使えるんだ?」
レミベルス
「えっと、猫が好きな人ならすぐに虜に出来ます!」
マイクロ教官
「お前はふざけているのか?お前は猫なのか?戦場に猫なんか来るな戦場に猫などいらん!」
とかなり怒鳴られた。レミベルストだけ100回やらされた。その後寮や施設を案内された、各自住む部屋、図書室、ジム、プール、教室、食堂など、部屋は4人共同である、部屋は綺麗で2段ベット式で冷蔵庫、台所もある、浴槽室もあった。一応、大浴場もあるが19時から22時の間なら好きな時間帯に入れる、訓練予定時間帯ではこのように
6時15分起床
6時20分点呼
6時30分ランニング20分間
7時00分朝食
8時45分知識的授業
授業は2限毎回行う、たまにない時もある、午前や午後の時ある毎回変わることもある
11時時45分に昼職
13時訓練
18時30分訓練終了
19時夕食
20時自由時間
22時就寝
このような感じになっている、クリスマス、年越しに家に帰れる長期休暇がある、入隊金や訓練服も全部支給品、訓練生に入隊する時は無料で入れる、高校卒業資格も得ることが出来る、毎週日本円で2万のお小遣いも貰える。
マリナ教官
「レミベルスト、あなたはここの部屋ね」
レミベルストが案内された部屋は2人用の共同部屋だった。
レミベルスト
「なんで私だけ1人?」と疑問に思う
マリナ教官
「嫌、あなた女性で今回のA組は女性はあなた1人なのだから」
レミベルスト
「1人だと暇です!憧れの共同が!男性と同じじゃあダメなんですか!」
マリナ教官
「男女同じであなたが犯されたらどうするのよ、不純異性行為は違反対象よ」
レミベルスト
「?ふじじゅんいこい?何それ」
マリナ教官
「えっとその、だから、」と照れくさそうにする
レミベルスト
「?」
マリナはコソッとレミベルストの耳にボソッと教えた、レミベルストは顔を赤くした。
その後訓練生達は基地でくつろいでいる、部屋で自己紹介をしたり、ゲームをしたり、トレーニングをしたりと仲を深めている、レミベルストは上手く馴染め無かったなぜなら猫耳が原因だ、他の訓練生にはコスプレ女と思われて冷たい視線が多かった。その後夕食となりレミベルストは食堂で夕食を食べている。今夜の夕食は、オニオンスープ、マカロニサラダ、ローストビーフ、コッペパン、じゃがバタなど豪華なメニューだった。
レミベルスト
「明日から頑張ろう!私もパパやお兄ちゃん見たいな立派な軍人になるんだ!」
レミベルスト・スカーレット、彼女は16歳で訓練生として入隊した、彼女の父親は米軍陸軍の大将であり格上の人間だ、母親は専業主婦として毎日レミベルストと一緒に過ごしていた、父親は娘に対して甘やかす親では無いが厳しい訳でも無い、自分の子供を立派な軍人にしたいと思わない方向性だった。母親は好きな方向性にして欲しい考えだった。彼女はこれから2年間訓練をやり遂げられるのか…
朝起床、起床放送が流れて、訓練生が起きて着替えてすぐに準備をする。
マイクロ教官
「点呼開始!」と1列に並ぶ訓練生は前の順から名前と出席番号を言い並ぶ、けど1人だけ姿が見えなかった。
訓練生
「すみません!出席番号50番のレミベルスト訓練生が見当たりません!」
マイクロ教官
「初日から遅刻とはいい度胸だな」と顔を赤くして怒っている。
他の教官がレミベルストの部屋に行くとレミベルストはヨダレを垂らして寝ていた。レミベルストは教官に起こされて急いで向かうがマイクロ教官はブチ切れ寸前だった。
マイクロ教官
「レミベルストお前何か言うことはあるか?俺は今どうなってると思う?」
レミベルスト
「えっと〜あっ!」
レミベルスト
「首の上から真っ赤でスキンヘッドだから、まるで赤だこのタコ坊主見たいになってます!」
それを言った瞬間、訓練生と他の教官は肩を震わせて笑うのに堪えている。その後レミベルストは説教されました、2時間で正座付きの、そしてレミベルストは要約訓練を終えて部屋に戻る。
レミベルスト
「あんなに怒る事何のに〜」と不機嫌になっている、その後2週間が経ち、成績表が張り出される、2ヶ月に1度、学力テスト、体術テスト、狙撃テスト、整備テスト、潜伏テスト、体力テストなど行われ発表される、1週間掛けて行う、そしてレミベルストの結果は
学力テスト総合
結果125点/500点
平均総合点384点
体術評価
E
狙撃命中率
結果0.4%
平均狙撃命中5.8%
整備評価
F
潜伏評価
D
体力テスト
D
と総合ランキングで最下位だった、レミベルストは呼び出しくらった。
マリナ教官
「あなたこのままの成績だと強制退去させられるわよ」
レミベルスト
「どうにかならないですか!」
マリナ教官
「あなたの性格上〜難しいわね、同じ訓練生で教えてくれる人いないの?あなたの性格なら友人出来てもおかしくないと思うわ」
レミベルスト
「わかりました!まずは友達作りしてみます!」
マリナ教官
内心(そこじゃあない)
レミベルストは悩みながら道を歩いていると白髪の男にぶつかる、その白髪を見たレミベルストは驚いた、死別した兄に似ている人物がいた。レミベルストは呆然としながら
レミベルスト
「お兄ちゃん…」と言った
白髪の男
「は?」
その後レミベルストは白髪の男についてマリナ教官に聞いた、ゲンヤ・トムラ、戸村月夜、日本人であり孤児として登録されていた、月夜は成績トップで総合点数もランキング1位であるそこでレミベルストは月夜に教えて貰おうと考えた。
レミベルスト
「あの!月夜さん私に勉強教えてください!」
月夜
「無理」
と即断られている。レミベルストは何回もお願いしたが全部拒否されたけど諦めないレミベルストである。
レミベルストは夜に射撃場で練習していたが中々的に当たらない、使っているのは5発ずつ打つサブマシンガンであるけど振動ですぐに震えてぶれてしまうすると、1人の男が来た。
月夜
「持ち方と構え方が全然ちげぇよちゃんと教官の話聞いてるのか?」と月夜が呆れた顔で言ってきた。
レミベルスト
「じゃあ教えてください!」とお願いした。
すると月夜が後ろに周りレミベルストの腕を触り構え方を教える、レミベルストは教えてもらった通りに打つと5発命中した。
レミベルスト
「凄い!当たった!やった!」と子供のように大喜びしている。その2人をこっそり見ている人物がいた。
その後レミベルストはほとんど一から月夜から教えてもらい徐々に成績が上がって行ったが学力は中々上がらない。
月夜
「おい起きろ」
レミベルスト
「勉強ヤダー!何で軍人なのにこんな勉強するの!おかしいよ!」
月夜
「お前は16歳で高校出てねーだろ、それに軍人だって、サイン、暗号、プランなど覚えておかないと行けない、それに警察は特殊警察とかになる資格もあるんだからやるしかねーだろ」
レミベルスト
「迷子のお巡りさんになろうかな」
月夜
「お前はどちらかと言うと泣いている子猫だろ」
レミベルスト
「じゃあ月夜さんは犬のお巡りさんだね」
月夜
「意味が分からんとりあえずこの記号は…」と何やかんや月夜は教えてあげている。
訓練生
「なぁお前何でこんな落ちこぼれなんかに教えていんの?お人好し?w」と絡んできたチャラそうな訓練生
月夜
「お前見たいな馬鹿を増やしたくねーからだろお前にも叩き込んで教えてやろうか?」と威圧した。
訓練生
「あ?ちょうし…」絡んできた男は殴りかかろうとするが途中で止まった、月夜から凄まじい威圧、殺気を感じたそして目からの覇気が見える。男は舌打ちして去ってしまった。
レミベルスト
「かっこいい!どうやったらそんな殺人鬼見たいなオーラ出せるの!」
月夜
「その言い方やめろ」と呆れる
レミベルスト
「もしかて昔やんちゃしててたんですか!」
と興味津々である。
月夜
「俺は元々ドヤ街で生きてきたらからな…」
レミベルスト
「ドヤ?ドヤ顔してる人が多い街ですか?」
月夜
「お前マジで何でここにいるんだお前希望先どこなんだ?」
ここで2年間やり遂げて卒業を認められたら、いくつかの所属先が決められる。
特殊警察、特殊部隊、陸軍、海軍、空軍、保安員である、特殊組織は上位10名のみである。
レミベルスト
「軍人のトップに!
月夜
「訓練生で最下位のお前がどうやって軍のトップなるんだよ…」と呆れる。そしてある日月夜とレミベルストはマイクロ教官に呼び出しをくらった。
月夜
「あのなんで俺まで」
レミベルスト
「何で私がやらかした限定なんですか?!」
マイクロ教官
「黙れ、今回は説教では無い、お前はバディ組として任命する」
レミベルスト
「バディ?」
毎年、300名の訓練生は6グループに分けられて1グループ50名で活動をする、バディはそのグループから2名だけ任命される、学校で言うと学級委員見たいなクラスの代表見たいなものである。
マイクロ教官
「お前らのコンビならまとめられるだろう、月夜お前は面倒見、統率力が凄まじい、レミベルストは統率力などはからきしり無いが人と関われる能力はたけている」
と代役を任された2人そして…
月夜
「何で俺がこいつと共同部屋になるんですか?こいつが女だから別部屋にしてたのでは」
エミリー教官
「これからバディなんだし月夜訓練生なら大丈夫かなと」
レミベルスト
「これで暇がなくなりましたね!」
と喜んでいる。
そしてこれから月夜とレミベルストは共同部屋で生活することになった。
猫耳があるからって軍人になってダメなんですか? @tomuratukiyo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。猫耳があるからって軍人になってダメなんですか?の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます