第5話 書くことで救われた

 今、小説を書くことが生き甲斐になっています。


 私は読専の歴の方が長くて十五年くらい読んでいたのは「Web小説に救われた」の回で話しました。


 何故書くようになったのかということなんですが、結論から言うと占いでその年はアウトプットするといいとテレビで見たからなんです。


 占いかよと思うかもしれませんが、そのくらい少しでもいい方に行くきっかけが欲しかったのだと思います。


 自分が何をアウトプットできるのかなと考えてみましたが、絵はかけません。歌も下手だし音楽を作るなんて無理だと思いました。


 ただ、長年呼んできた小説ならもしかしたらかけるかも。そう思ったのがきっかけでした。


 最初は「小説家になろう」様で投稿を始めました。書きたい話があり、書き方や一話どれくらいの話にしたらいいのか。ちゃんと調べずに書き始めました。


 書きたいことをただ書きなぐって投稿し始めたのです。最初にブックマークがついた時は感動しました。飛んで喜んだのを覚えています。


 そこからでした。精神的に良好な方向へ向かっていきました。なにかへこたれることがあっても小説を書いていれば癒されました。


 そして、それに対する反応。ブクマと評価をもらうことが嬉しくて書きまくりました。


 それと同時にどうしたら読まれるのか。どういう書き方が一般的なのかを調べました。そしてブクマ100以下は底辺作家であるということを知りました。


 底辺作家である事実をしりましたが、私のすることはかわりません。来る日も来る日も投稿をして遂に処女作を初めて完結させました。


 その時の評価は低く、底辺作家であることは事実でした。でも心は満たされていました。それでよかった。


 いつの日からか、お金を稼ぎたいという欲が芽生えてきました。コンテストに出せばいいという結論になり応募しましたが、通りませんでした。


 そこで調べたところ、広告収入を貰えるところがあると。「カクヨム」様と「アルファポリス」様です。当時はそれ以上、調べませんでした。その二つだけで十分だったからです。他は投げ銭システムでお金を得るというサイトでした。


 読まれるだけで広告収入を貰えるなんてラッキーだと嬉しくなりました。


 最初は半年くらいかけて3000円に換金しました。そのお金は大事に好きな作家さんの小説を買うことに使ったのです。幸せでした。


 こんなに、貰えた3000円が嬉しかったことは無かったのです。学生時代のバイトも日給7000円でした。でもこんなに嬉しくなかった。あぁもらえた。それだけ。


 自分の好きな物を書いてお金を貰えるなんて、なんて素晴らしいんだと感動したのを覚えています。


 「KADOKAWA」様に感謝しています。


 この前たまたまバズッた「アルファポリス」様の方でも換金することができテンションは爆あがりです。


 精神面も良くなり私の趣味に使うお金も稼げる。


 幸せでしかない。最近はコンテストに応募して間違って通らないかなとちょくちょく応募しています。


 こうやって書くことで繋がれた人もいます。


 私はこのエッセイ、やってよかったと思いました。


 同じように苦しんでいる人や、つらい経験をした人がコメントをくれました。感謝しています。本当に救われました。


 当初、私のエッセイを見て救われる人がいればと思い始めました。ですが、救われたのは私自身でした。


 お読み頂いた方、★を入れてくれた方々、フォローや♡やコメントをくれた方々。本当に有難う御座いました。


 カクヨムコン9に向けて頑張ろうと思っておりますので、準備のためにこの辺でこのエッセイは終わりにしようと思います。


 本当にありがとうございました。


 書く人、読む人、病で苦しんでいる人達、皆さんに幸多からんことを願います。

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統合失調症を経て感じた事を綴ります ゆる弥 @yuruya

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