第2話 イオ・アウラ
女学院は令嬢に箔をつけるための場。
そんな共通認識があるとはいえ、プログラムに手を抜かれていることはない。
「なるほど」
一日目は悪魔を模した土製ゴーレムの討伐から始まった。神秘的青科学によって構築された核が、泥土をまとって生徒の試験台となる。
教官の隣で同級生の戦いぶりを観察していた澪は、十人を見届けた後で呟いた。
「ペラギアから見て、彼女たちはどうですか?」
「及第点には遠い」
迷いなく断言した澪へ、教官も同意に頷く。
ムカデを模したワーム型。大柄ではあるが、ただそれだけ。
狩人ならば脅威に数えない雑兵を相手にするにも、少女たちは手こずっていた。
見る限り、武器の取り扱いに不慣れな様子はない。身のこなしも問題ない。
けれど、実戦に慣れていない。あるいは自らが定める合格点があまりにも低い。
この程度の悪魔を狩るのに、三十秒もかけるなど論外。けれど、定められた五分以内に討伐できたのはたった三人。それも制限時間ギリギリという有様だった。
「問題はどこと見ますか?」
「精神面」
ペラギア修道院の姉妹を思い出しながら、澪は答える。
「肉体や技術はいくらでも鍛えられる。だが、彼女たちには情念が足りない。人生すべてを使って悪魔を狩る覚悟を持たなければ、狩人にはなれない」
その点は、私も足りないが。
喉から出かけた言葉を抑えつつ、素直な所感を述べていく。
澪が知る狩人は、全員が悪魔を狩るために狩人になっている。周囲を見返すために狩人になろうとした澪の動機はひどく不純なもので、それでも熱量は同等だったから狩人になれた。
「私の姫が、良い例だ」
譲葉の番が回ってきたのを見て、澪は言う。
周囲の視線を一手に集める譲葉はメイスを手に取り、不要な緊張をまったく背負わない自然体でゴーレムの前に立つ。
幼い頃から狩人になることを定められていた姫君。その立ち回りは軽やかで、討伐にも悠々と成功する。
しかし、教官は納得を込めつつも首を横に振っていた。
「あなたの教導を受けても、三分」
「姫の適性は神秘的科学だ。前線に出そうというのがそもそも間違っているし、自覚があるからやる気もない」
譲葉はほとんどペラギア修道院の住人のようなものだ。澪はもとより、入学前の半年に至っては、狩人たちも悪魔狩りの合間を縫って譲葉へ鍛錬をつけていた。
譲葉も才能が足りないというわけではないし、女学院でつつがなく振る舞えるようにするという目的も明確だったから、澪の基準でも最低限の立ち回りは身につけている。
だが、致命的にやる気がない。狩人になることを強制されてきたからこそ、熱量がない。
幼い頃から「狩人になるのがあなたにとって最良なのだ」と言い聞かせられていれば、多少は人格に影響を与えるだろう。きっと、目の前の少女たちがその成功例だ。
一方、譲葉は聡かった。本人にとっても不幸かもしれないほどに鋭かったし、意思が強すぎた。
彼女は染まらなかった。狩人になることを人生の目標に定めなかった。王族や四公家。譲葉を狩人に仕立て上げようとした者たちが施した洗脳教育は、見事に失敗したのだ。
出会った当初の譲葉は、今のように穏やかな姫君ではなかった。
周囲の望むように振る舞うが、その瞳は無気力で厭世的。いつか戦場で果てる運命を疎ましく思いながらも、それ以外に人生の使い道を知らなかった。
元狩人と現狩人。二人の会話など知るよしもなく、生徒たちはブルーリッシュの姫が出した今までの中の最短記録に沸き立っていた。
賞賛を受ける譲葉は本心をおくびにも出さず、にこやかに同級生の中で微笑む。
そのさなか、一瞬だけ向けられた譲葉のいたずらっぽい視線を、澪は見逃さない。
――頑張ってね。わたしの狩人。
そんな意思を感じ取って、澪は小さく頷く。
「ふむ。まあ、確かに」
「澪?」
「いや、すまない。独り言だ。先生、もう一度確認するが、私はいつものように戦えばいいのだな?」
「ええ。それが彼女たちのためになるでしょう。あるいは毒になるやもしれませんが、そのときはそのときです」
「承知した」
澪は前に出ながら、腰に帯びていた刀に手をかける。
入学にあたって、修道院の工房に頼んで手に入れた鋼の刀。重量は愛刀よりも増したものの、重心はほとんど同一になるように調整が施されている。
これまでの順番はくじでランダムに決まっていたが、澪の手番は最後だと教官が決めていた。
それは生徒の本来の実力を測るためであり、浮き足だった生徒たちに、狩人の実力を目の当たりにさせるためでもあり。
再生したゴーレムに向かって歩く。すたすたとした歩調はまるでどこかを散歩しているようなもので、呑気にも思える動きに、譲葉を除いた生徒たちは呆気に取られているようだった。
しかし、彼女らの反応は一転する。当然ながら、ゴーレムの方がリーチは長い。仕掛けられた攻撃を、澪が刀一本でいなした直後。
二閃。刀が二度振るわれ、ゴーレムの頭部は地に落ちていた。
「……え?」
誰が漏らした呟きか。賑やかだった生徒たちは静寂に満ちて、目の前の光景を理解しようと必死に努めていた。
狩人。誰もが知る英雄ではあるが、一般人がその実力を目撃する機会は滅多にない。狩人は人の住まう地域に悪魔を近づけないように、最前線で戦い続けている。ほとんどの人間にとって彼らの戦いぶりはテレビやインターネット越しに見るものであって、現実感を伴うものではないのだ。
困惑が満ちる中。譲葉だけはいつもの微笑みを浮かべていた。譲葉は誇らしげに澪を見つめて、同級生たちに語りかける。
「わたしの澪は、すごいでしょう?」
少女たちは知らない。目の前の狩人が、かつて無能と蔑まれたゼロであることを。
譲葉は知っている。目の前の狩人が、この場の誰よりも才に恵まれなかったゼロであることを。
すべてを知った上で向けられる賞賛。それはゼロだった少女にとって、何よりの報酬だった。
「良いですか、皆さん。これが狩人──あなたたちが目指すものです」
教官が告げる。
「狩人は単独戦力。国軍のように、複数戦を前提とした存在ではありません。身体一つで悪魔を狩るのだから、この程度は身につけなければ話にならない」
狩人を引退し、指導者となった教官が言う。引退、つまりは生き残った実力者の言葉は、澪にも響いていた。
この程度では、まだ足りない。
師、ペラギアのシトゥリには、まだ届かない。
「それではここまで。次の授業に移動しなさい」
澪に与えられた衝撃がまだ冷めやらぬ中、ぽつぽつと移動が始まる。彼女たちの視線は澪に向けられていたものの、話しかけてくる者はいなかった。
女学院のカリキュラムはおおよそ三つに大別される。座学と、戦闘訓練と、神秘的科学の実践。二年生に上がれば自らの適性を元に授業を選択していくが、一年生はまだ適性を測る段階であるために、全員が同じ講義を受けることになっている。
だが、澪には特例が与えられていた。役割さえこなすのなら、進級に単位は問わない。不必要な授業は受けさせない。女学院もすでに狩人として活動している澪の時間を無為に使わせるつもりはなかったのだ。
この措置は女学院側の計らいだが、澪にとっては女学院に通うための前提だった。
なにせ、澪は神秘的科学の一切を扱えない。神秘的科学に触れる機会が増えるほど、古代種という事実が露呈する危険性が高まっていく。騙している心苦しさを覚えながらも、今の待遇は大いに利用するつもりだった。
立場は一生徒。しかし求められる役割は生徒らの教導。澪が入学した表向きの理由は譲葉の供を務めるためだが、教官や職員には修道院の外を知るためだと伝えてある。
「天体観測部、ですか」
「ああ。無用の長物だが、修道院で触れる機会はないからな。この機会に学んでみるのも悪くはないと考えている」
ゴーレム討伐を終えた同級生が次の授業を受けている時間、澪は職員を捕まえていた。
天体観測。星の巡りから悪魔の出現を予測する超古典的な手法。観測機械によって正確な把握ができるようになった今となっては、趣味人が嗜む程度の廃れた技術となっている。
無用なリスクを避けるためにも、深く関わる生徒はいない方がいい。天体観測に時間を費やすくらいなら、もっと有意義なことができると考えるのが通常の思考回路。
長い歴史から部活として残っているだけで部員はいないだろうと想定して、澪は天体観測部に目をつけていた。
だから、職員の返答は想定外のものだったのだ。
「ええ、確かに。他の部活に所属しても、あなたにとっては児戯のようなものでしょうし。わかりました。部長にはこちらから話を伝えておきます」
「……部長?」
「ええ。イオ・アウラという獣人の三年生です。とはいっても、所属しているのは彼女一人ですが。イオには夕方までに伝えておきます」
「ふむ。……ああ、よろしく頼む」
少し、困ったことになるかもしれない。内心の億劫さは隠して踵を返し、出席が求められている授業までの時間つぶしに射撃場へ向かう。
思っていた以上に厄介なことになりかねないと悟ったのは、帰寮して譲葉と二人きりになってからだった。
「……そう。部員がいたなんて。ごめんなさい、調べが足りなかった」
「いいや。姫が今以上の情報を集めるのは難しかっただろう。単に運が悪かっただけだ」
譲葉自身の立場の弱さだけではない。女学院は猟友会傘下の教育機関。その内部事情を外の人間が知るには、相当な困難が伴うことを澪も理解していた。
「たった一人の部員が四公家との関わりがある可能性も低いだろう。イオ・アウラという名前らしいが……姫?」
譲葉の瞳が一瞬だけこわばった瞬間を見逃す澪ではない。澪の問いかけに、譲葉はほんの少しだけ逡巡を見せながらも、自らが知るありのままを答える。
「イオ。イオ・アウラ……その名前、確か去年の代表だったはず」
「……ふむ」
譲葉の迷いの意味をすぐさま理解しながらも、澪は内心の粟立ちを抑え切ることができなかった。
森羅は昨年も本校の代表に選ばれたと聞いている。澪が把握しているのはその事実だけ。
イオ・アウラの名を知らなかったように、結果も耳には入っていないが、森羅と刃を交えた人物となれば心情は揺れ動かされる。
森羅と戦った者。
天才と称される実力を体感した、おそらくは女学院で唯一の人物。女学院にやってきた目的。
一瞬のうちにさまざまな思考が巡って、煩雑な思考が鬱陶しくなり、まぶたを閉じる。暗闇を見て、澪の中にあった雑念は消失していた。
「ならば話は簡単になるな。公に彼女を上回れば、選出には有利になる」
「ええ。無駄に心を折らなくて済むものね」
今日の授業を受けての発言だろう。澪も、要請を受けて参加した座学で一部の生徒が漂わせていた雰囲気は感じ取っていたから、何も言わずに首肯した。
どうせ、遅かれ早かれの話だ。狩人を目の当たりにしただけで自らの道を閉ざすなら、いずれ脱落している。女学院が澪に求めているのもその選別なのだから。
「くだらないと思う?」
譲葉の唐突な問いかけ。けれど、澪はその意図を過つことなく理解して答える。
「いいや。先生とも話したが、私には己の中から生じた意思があった。姫や彼女らの意思は自らのものではないのだから、土台が違う」
「そうね。わたしみたいに自覚があるのなら、また別なんでしょうけれど」
周囲に定められた運命を、目的のための踏み台に変えてしまった姫君は笑う。
才能の話をするのなら、この女学院で最も劣っているのは間違いなく澪だ。神秘的科学の恩恵に与れない古代種が狩人となり、頑健な肉体と数々の適性に恵まれた新人類が脱落する。
はたから見れば滑稽な話に映るかもしれないが、澪は意思の出どころを重く受け止めていた。
譲葉がその事実を知りながら尋ねたのは、単にこの話が好きだから。澪もまた、譲葉が聞きたがっていることを理解したうえで自身の哲学を唱えた。
「さてと。お風呂、そろそろ行ってくるわね」
「ああ。行ってらっしゃい」
入浴の準備のために譲葉が立ち上がる。扉が叩かれたのはちょうどそのときだった。
視線を交わし合う。このタイミングでやってくるのも一人だろうと判断して、澪はほとんど無警戒に扉を開けた。
廊下に立っていたのは、予想通りの獣人だった。金色の耳をピンと立てて、毛量の豊かな尻尾をゆるゆると動かしている狐の上級生。
「いやー、お風呂どきにごめんねえ。うちの部活に入りたいなんて変わり者がいるって聞いたから来ちゃった」
「ふむ。念のため尋ねるが、イオ・アウラで相違ないか?」
「うん、そうそう。イオって呼んで。天体観測部の部長やね」
朗らかに笑うイオ。その立ち姿を一瞥すると、澪は一歩下がってスペースを作る。
「抵抗がなければ中へ。廊下の中心は通らないように入ってくれ」
「なにか理由でも?」
「トラップが作動する」
「なんで!?」
一瞬にして耳と尾の毛を逆立てたイオの反応に、澪は小首を傾げる。
「何故もなにも、私室なら備えるのは当然だろう」
「え、いやいやいや、ここ寮やよ? 悪魔も外部の人間もまず来ないよ?」
「だからと気を抜いていい理由にはならない。戦場は常にここにあり──その思考を忘れてしまえば、私は狩人ではなくなるからな」
「え? 現役の狩人ってみんなこんな感じなん?」
イオの困惑に、くすくすと笑い声が上がる。室内で二人の会話を聞いていた譲葉の声だった。
「ごめんなさいね、先輩。この人、生真面目だから」
「随分と物騒な生真面目もあるもんやね?」
イオは室内へ入ると、促されるまま化粧台前の椅子に腰掛ける。扉を後ろ手に閉めた澪は、その様子を観察し、数秒で結論を導き出す。
イオ・アウラ。昨年の代表に選ばれたという彼女がこの程度なら、やはり女学院のレベルは。
「がっかりした?」
金色の瞳が澪を見つめる。澪も観察していたことを隠すつもりはなかった。視線には鋭いようだ、と評価を上方修正しつつ、イオの問いかけに頷く。
「正直に言えば」
「うん、せやろね。うちも自分の弱さはわかってるつもり」
金色の尻尾はゆるゆると動き続けている。イオはどこか遠くを見ながら、澪に語りかける。
「そもそも、実技ならうちより上の生徒は何人かおるんやけどね。先生たちが言うには、気迫が足りないんやと」
「ふむ」
澪は視線を譲葉に向ける。自他共にやる気がないと認める譲葉は、同意するように頷いていた。
「女学院なんてほとんどみんな同じなんよ。本校に入る実力も覚悟もないけれど、周囲の圧力があるからひとまず狩人を目指すしかない。うちの同級生も、自分のこと見限ってさっさと退学するか、卒業まで凌げるくらいの力はあるから、もうちょい我慢するかーって子ばっかし」
「やはりそういうものか。ああ、心から悪魔狩りを望む娘なら本校か修道院に入るだろうとは思っていた」
「うん、そういうこと。……あ、いやいや。こんな話しにきたわけじゃなかった。それで、一体どんな目的があって天体観測なんてマイナーな部活に目ぇつけたん?」
イオの瞳が細められる。
初めから反応を窺うための目。天体観測が目的でないことはとっくにバレているようだった。
ならば、と澪は隠し立てするだけ無駄だと判断。譲葉とアイコンタクトを交わしてから、問いに答える。
「元々は部活間序列で一位になるためだった。あなたが昨年の代表だったことで、予定がさっそく崩れたが」
「部活間序列? なしてそんなもののために?」
「交流試合。公の実績があれば、狩人でも代表に選ばれると踏んだ」
「ふーん……?」
イオの視線が、思案のために中空へ向けられる。不思議そうな瞳はやがて納得へ。イオの中で腑に落ちる結論に達したらしい。
「そうやね。ただの食客が代表になれば向こうさんの反感を買ってもおかしくないし。理由が必要だったってことか」
「ああ」
おおむねは正鵠を射ている。訂正の必要もないだろうと頷くと、イオは椅子から立ち上がった。
「ん、わかった。入部の手続きはやっとくし、そのうち推薦もしとく。うちも本校の天才が、狩人にどれだけ追い縋れるか興味あるしね」
「……感謝する」
直に刃を交えたイオも、森羅が選出されることを確信していた。
それだけの実力を彼が身につけていると第三者の口から耳にして、澪の心はやはり動揺を抑え切ることができなかった。
「ねえ、先輩」
澪の動揺は、譲葉からすれば手に取るようにわかることなのだろう。タイミングを見計らったように、口を閉ざしていた譲葉がイオへ話しかけた。
「ん、どしたん?」
「一つだけ聞いておく必要があって。先輩とカデナとの関係はある?」
「ああ、うちの色のこと?」
イオが自らの金色の尾を示す。その仕草で、澪は譲葉がなにを言わんとしているのかを理解した。
王族と四公家関係者の私的な付き合いは厳しく制限されている。その四公家の一つであるカデナは狐の獣人であり、金色の毛並みを持つ者が多いという話だった。
「うーん、どうやろね。うちの曽祖母がカデナの出身なんやけど、分家の分家みたいなところの人なのよ。関係あるといえばあるし、ないといえばないし。そんな答えでどう?」
「……ええ、ありがとう。なら大丈夫。ここに入学させたんだから、その程度で目鯨は立てないでしょうし」
「よかったよかった。姫様だけ除け者にするのは、うちも気分良くないしね。それじゃ、また。なにか聞きたかったらうちのとこおいで」
イオは椅子から立ち上がると、ひらひらと手を振って部屋から立ち去ろうとする。とうに動揺から脱していた澪は、いつもと何も変わらない口調で礼を述べた。
「感謝する。それと、ないとは思うが忠告しておく。この部屋に窓から侵入しないように」
「え、なに? またトラップでも仕掛けてるん?」
「ああ。黒科学の呪いが発動する」
「なんで!?」
神秘的黒科学。呪いを専門とする、神秘的科学の中で最も魔に近いと称される、適性だけでも非常に稀少な技術。
その産物をトラップに使用していると聞いたイオは、先ほどよりもショックを受けているようだった。
「いや、姫様と狩人なら調達できても不思議やないけど……はあ、わかった。いたずらはやめとくわ」
今度こそイオは二人の私室から立ち去る。譲葉は楽しそうな表情で、澪に言った。
「良かったわね。いい人で」
「ああ」
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