うーん、ティルトの言うこともわかります。
だから元人間ティルトは、コーヒーを知ってたんですね。
ウィルは、ティルトのような感情を持てないから、そばに人間を置いて、そういう感情を観察し、自分も味わいたいと思っているのかしら。
作者からの返信
オリオ君は、現世では病に苛まれ、自由に動き回ることすら叶わず、いっそ死神として生きるほうが、現世に戻るより希望が持てる状況でした。
しかし一方、ティルト君からしてみれば、死神として生きるぐらいなら潔く死んだほうが、本人のためにも良いと考えていたのだと思います。
> だから元人間ティルトは、コーヒーを知ってたんですね。
30話でオリオくんにコーヒーを出されたとき、ティルトはさぞかし驚いて、そして懐かしい気持ちになっただろうなと思います。
> ウィルは、ティルトのような感情を持てないから、そばに人間を置いて、そういう感情を観察し、自分も味わいたいと思っているのかしら。
わわ、さすがですね!
いつも思うのですが、そのフレイウスの剣より鋭い洞察力はどこから来ているのですか?!
ウィルは現世から大量に本を集めており、またロミたちの行動を逐一、丁寧にメモしています。
さらに、わざわざ街から離れて、現世とグリモーナのはざまと呼ばれているスティクス川の近くに居を構えて、人間の魂が流れ着いたらすぐに助けに向かっています。
よほど人間のことが気になって仕方がないようですね。
この辺りの理由は4章で(ざっくりですが)触れられていきます!
心が摩耗していくというのがいかにも人を表していますね・・・!
感情の起伏がなだらかなので優しく見える。的な死神の扱いも見た目ではなく『中』が違うということが伝わってきます・・・
それでも!というオリオもまた軽い気持ちではないことが垣間見えてここからの流れが楽しみになりますね・・・!
作者からの返信
> 見た目ではなく『中』が違うということが伝わってきます
書きたかったコンセプトの一つに言及していただけて嬉しいです。
ロミはこの話を聞いてようやく、死神と人間は違う存在だと心に留めるのですが、オリオ君の方は三話で『ウィルを妄信してはいけない』とロミに釘を刺していたあたり、その辺りも薄々感じ取っていたようですね。
無意識にではありますが、ある程度覚悟を決めていたからこその、最後の決意表明だったのかもしれません。
小ネタありがとうございます\(^◯^)/
作品の楽しさが増すいい企画ですね😊