オリオ、死神になることを決意したんですね。
どんなに願っても、神様が見向きもしてくれないこと、ああ、心に刺さる言葉です。
作者からの返信
オリオくんも本当は現世に帰りたくて仕方がないのですが、二年半もお預けを食らってしまったせいか、すでに諦めモードのようです。でも、そこで完全に折れてしまうのではなくて、ちゃんと死神になった後のことを考えているあたりは、偉いな〜と書きながら思っていました(笑)
> どんなに願っても、神様が見向きもしてくれないこと、ああ、心に刺さる言葉です。
神様、全能などと言われるわりには、意外と我々のことを見ていないのではと思うこと、多々ありますね(涙)
そうかと思えば、恵まれている人はとことん恵まれているように見えたり・・・・。
オリオくんも「神様が見向いてくれなかったら、その時は自分で頑張るしかない」と思ったからこそ、死神の鎌を譲ってもらったのかもしれません。
ただ、彼が通常の鎌より扱いの簡単な見習い用の鎌を入手したかったのには、鎌の訓練以外にも隠れた理由がありそうです・・・・・・ぜひ2章あたりをお楽しみに!
編集済
オリオはまさに、病?によって死の予行演習を日常的にやってた子なんだろうなあ。
死を前にして落ち着いて淡々としてるように見えるけど、その心理にいたるまでの背後には、絶望の日々があったんだろうなと。
作者からの返信
そうなんです・・・!
オリオは現世にいる間、ずっと闘病生活を送っていました。
いつも「自分自身が死ぬ可能性」が身近にあったからこそ、もうすぐ死ぬと聞いても(少なくとも表面上は)冷静な態度を保っていられますが、裏を返せばそれは絶望的な現世時代だったでしょうね。
ちなみに本編ではあまり詳しく書いていませんが、オリオ君の設定の中に「現世にいる間は友達がいなかった」というのがあります。
これは病気のせいで学校にもなかなか通えず、外にも遊びに行けなかったので、現世では交友関係が全く広がらなかったからです。
つまり、死神の世界にやってきて知り合ったウィルやマキ、そしてロミは、彼にとって「初めての友達」・・・
—— オリオくんの絶望の日々が伺える裏設定紹介でした。