ゆきさんが音楽を諦め愛を貫くという形のハッピーエンドかと思っていたのですが、ゆきさん自身が大悟を支える事で、遠回りであっても自分の目指す音楽に到達する、という展開が良かったです。
私自身も創作を志す者として、誰かを愛する事、誰かのために生きようとする事は決して無駄ではないと改めて気付かされました。
作者からの返信
rainyさん、コメントありがとうございます。
なんというか、私の人生で、どにもならない時に限って視点を変えると、なんとか凌げることはあったんですが、でも、どうしても諦めきれなくて、なんとか小説だけでも。。。という私の願望マックスの小説になってしまったんですけど、そう言っていただけると嬉しいです。
でも、世の中って、人生ってほんと無駄な事ってない気がしているんですよね。逆か、そう考えないと生きていけないってのもあるかもしれないですけど、皆さんの人生が、苦しくてもこうなって欲しいとの思いを込めてみました。
頑張っている人に幸あれってかんじです!!
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!!
編集済
完結おめでとうございます! サントリーニ島での結婚式のシーン、とてもロマンチックでため息が出ました。
リツちゃんの時と同じで、ラスト10話の盛り上がりが良かったです。
面白かったです!
大悟さんと千秋ちゃんのシーンもハラハラしたけど泣けました。元気をいただきました。
イップス発症からシリアス展開でしたが、文体の柔らかさとヒロインの優しさに救われつつ拝読しました。ハッピーエンドで良かったです。
ピアニストは美意識バリバリ、こだわりが強くて競争も激しいイメージなので、売り出し中に結婚すると言っちゃったりメイクしてなくてマネージャーに注意を受けるゆきちゃんは、天才肌だけどちょっと天然でイレギュラーな存在なんですよね。性格もおとなしくて優しいですしね。だからピアニスト引退して大悟さんの側にいる決断がすぐにできた。
私はイレギュラーなヒロインで面白いなと思ったのですが、「読者の共感が得られにくい」とまぁじんさんが悩まれてるなら、ゆきちゃんの両親を不仲にして、「ゆきは元々社会的な成功よりも家庭を大事にするポリシーを持っていた」という設定を入れてもいいかも知れないなと思いました! まぁ後は大悟さん自暴自棄で一人にしておけない精神状態にしてゆきちゃんにピアニスト泣く泣く辞めてもらうとか…(スミマセン外野の勝手な意見です…)
でもゆきちゃんみたいなヒロイン、天才肌でちょっと天然で、面白いなと思うんですけどね。私は好きです。彼女だからこそ、大悟さんは救われたと思いますよ。
上記以外でのお気に入りは、臨場感ある演奏シーン、海外の美術館でのシーンです。
ロマンチックで豊かな時間をありがとうございました!
(いつかミアン貸切で大悟さんの絵を鑑賞しつつ、ゆきちゃんにノクターン弾いてもらいたいです)
作者からの返信
望月さん、最後まで読んでくれてありがとうございます。
いやぁ、このヒロインは賛否両論のヒロインでしたので、そう言っていただけるとほっとしました。
望月さんのご指摘の通りで、取材していく間、天才タイプの女性を研究した結果、この性格にしたのですが、どうも受けが悪かったんですよね。はい。ま、それは置いておいて、天才と呼ばれる人で成功する人の多くが共通する性格としては「思いついたらトコトンまでやる」なんですよ。常に自分を突きつめ、常に自分の限界を極めようとする。しかし、才能がその要求に応えるので挫折をしらないケースが多いんですよ。いや、まぁ、それくらいの才能がないと厳しい芸術の世界では身を立てる事は難しいんですけどね。
でも、だからこそ挫折に弱い。天才は自分が突き詰めたものに自分が到達するのは当たり前だと思っている節があるので、自分の突き詰めたものに届かなかったり、自分の突き詰めたものが間違っていることを知った時の絶望感は我々凡人には想像がつかないものだと私は考えています。だからこそ、一流の芸術家で自殺をしたり精神病になってしまう人が多いのではないかと考えていまして、それをこの小説に織り込んでみました。
でも、男性はこういう時に弱いのですが、女性は凄くて、自分の愛するものを1番に置くことができる人が多いんですよね。子供であろうが、夫であろうが、それを守るためだったら、、、 ということで、今回はそれを表現してみたのですが、これも賛否両論でした。なので、望月さんの言う通り、そういう説明を入れた方がよかったかもしれなかったですね。
あと、演奏のシーンをよかったと言ってくれてありがとうございます。ここはこだわったんですよ。補足にも色々かきましたが、「ベートーヴェン-ピアノソナタ第29番 『ハンマークラヴィーア 』」がもつ音楽の世界観と雰囲気を物語に落としたものでしたので、演奏シーンはメチャクチャこだわったんですよ。私のベートーヴェンに対する愛を表現した小説だったんですよ。だから、そう言っていただけるとメチャクチャ嬉しいのです。
あと、約束しているファンタジー長編はちゃんと書き上げるつもりです。どの賞にだすかは決めてませんが、カクヨムには投稿するつもりですので、楽しみしていただけると嬉しいです><
編集済
まぁじんこぉる様
完結、おめでとうございます!
二人が報われるようなハッピーエンドで胸が今いっぱいです。
反面、二人の物語を読むことが日常になっていたので、もう、ゆきさんと大悟さんには会えないのかと思うと寂しいです。
ともあれ二人の愛は見えないところで続いていくんだと信じて毎日を頑張ろうと思います!
それと、本作に触発されて先日、日展に行ってきました。たいした感想は言えないのですが、作品に触れて出てきてから見た外の景色は、何だかいつもと違ってキラキラしていました。(意味不明ですみません!)
新しい視点を教えていただき、ありがとうございました!
失礼しますね
作者からの返信
牛河かさねさん、コメントありがとうございます。
返信を忘れていて、本当にごめんなさい。
このハッピーエンドは、メチャクチャ悩んだ末でのハッピーエンドでしたので、本当に、本当にそう言っていただけると嬉しいです。そして、何よりうれしかったのが、絵に興味をもっていただけたことです。
絵の世界にしても、音楽の世界にしても、世の中は、本当に面白いことが溢れています! そういうのを1つずつ探していくのって、本当に楽しいことです。だから、そういうのがいっぱいある芸術やSFって楽しいんですよね!!
同じSF書き同士、一緒に頑張っていきましょう!!
読み進めれば読み進めるほど、次が読みたい!という事で、一気読みしちゃいました(/ω\)
正直、ピアノや絵画の知識など無いのですが、それでも伝わってくる描写に惹き込まれました。
そして、様々な経験を得た時間経過により強く、優しく、互いのため、自分のために成長していく心が見えてきて、どうなって行くのだろう?と最後まで読まずにはいられませんでした。
恋から始まり、愛へと昇華させた二人に幸あれですね(*´ω`*)
作者からの返信
かいんでるさん、コメントありがとうございます。
今回の小説、私にしては珍しく理屈で解決する話ではなく、心で解決する話をかいてみましたが、というか、かいんでるさんの領域で話をかいたんですが、そう言っていただけると嬉しいです。
でも「愛」という言葉はとても嬉しいです。そうなんですよ。この小説のテーマの1つが「夫婦愛」なんですよ。私も結婚してますが、恋愛より夫婦愛の方を貴重に感じていて、どうしても夫婦愛を描いてみたかったんです。だから、頑張ったのです。
ほんとうに最後まで読んでいただいてありがとうございました!
表現とは何か何度も考えさせられつつ、二人の物語に最後まで引き込まれました。素晴らしい作品をありがとうございました。
作者からの返信
Trevor Holdsworthさん、コメントありがとうございます。
最後まで読んでくれてありがとうございます!!
カクヨムコンも残すところあと少し、お互い、頑張っていきましょう!!
頑張っていれば、きっといい結果になると、私は信じてるので。。。。はい!!
アラフォー復帰が可能なのは楽器奏者ならではですよね。
声楽家だと厳しいでしょうね・・・特に女性は容貌の衰えも重要になってくるし、体力が落ちたらオペラ一本歌いきるのも難しいでしょうからね。
でもピアニストやヴァイオリニストなら、表現にも磨きがかかってまだまだこれから、と希望が見えます!
作者からの返信
綾森さん、コメントありがとうございます。
それはなんとなくわかります。
私もピアノをやめて長いですが、いまでもなんとなくは弾けますからね。
でも、声は生きている楽器?は、常に楽器が変化するから、難しいですよね。。。。
って、すいません。感覚で書いちゃいました。はい。
まぁじんこぉる 様
完結おめでとうございます! 主人公とヒロインが共に様々な葛藤をして、苦しみぬいた末でのハッピーエンド。近況ノートを拝見しましたが、バッドエンドを避けたのは本当に良い判断だったと思います! ちぎり絵の発想はすごいな―、と思って読んでました。
ではでは完結おつかれさまでした!
作者からの返信
冴木さとしさん、コメントありがとうございます。
正直、ライト文芸にしては重すぎるかな? とも思ったんですが、趣味を優先した書いてしまった恋愛小説です。やっぱりバッドエンドはダメですね。書いてる方も気がめいりますものw
あと、ちぎり絵のアイディアを褒めてくれて本当にありがとうございます。うーん、あの時思いついた私を褒めてあげたいですw
ということで、最後まで読んでくれて本当にありがとうございました!
完結おめでとうございます。
このシーンの雰囲気もいいですね。
こんな穏やかな空気の二人は、今までなかったのではないでしょうか?
それだけ二人が満たされているってことですよね。
いろいろ……ほんとうにいろいろありましたが、この満たされた二人に辿り着けたこと、とても幸せに思います。
素敵な愛の物語をありがとうございました。
作者からの返信
ふむふむさん、コメントありがとうございます。
そう言っていただけると本当に嬉しいです。ほんと、ここのシーンを書くために色々伏線を貼りまくったので、すごく報われました。すごく嬉しいです。
ということで、今回は恋「愛」小説の夫婦愛に力を入れた物語でした、対愛主義って一回書いてみたかったんですが、うまく話を作れるか自信がなかったのですが、ふむふむさんに色々コメントもらえて、自信になりました。本当にありがとうございました!
完結、おめでとうございます♫
素敵な場所で、素敵なドレスを着て、素敵な結婚式。
最高のラストシーンですね。
音楽も絵画も、人生が凝縮されているのでしょうか。10年の努力は、二人の作品に深みを与えてくれたんですね。青い空のように。
素敵なお話をありがとうございました(^^♪
作者からの返信
どまんだかっぷさん、コメントありがとうございます。
女性向けの小説のはずが、男性の方が受けがいい小説を最後まで付き合ってくれて本当にありがとうございました。今回のテーマの1つがヒロインの成長を描くだったので、10年という月日は、物語の都合上必要だったんですよねwってメタいこといっちゃいましたw
でも、私が読者さまの心の琴線に触れて欲しいなと思ったところがちゃんと伝わって嬉しかたです。自信になりました。本当に最後まで読んでくれてありがとうございました!
編集済
ギリシャで結婚式だなんて……美しすぎる♡芸術家の二人に相応しいラストシーンの舞台にうっとりいたしました!
完結後に勝手に感じたことですが、千切り絵に行き着いた時点で大悟の一つ目の到達点、その後ゆきの復帰があってここでラストを迎えると読者に感じさせつつ……からの、千秋ちゃんとのエピソードが最後に来れば意表を突いて感動が増していたかも?!なんて。ふふ、書き手によって色んなラストシーンを思い描くものですね。
まぁさんの美学というか、絵画や音楽の知識が生かされた、美しくてステキな物語を堪能させていただきました!
作者からの返信
七瀬みお先生、1週間くらいコメントが遅れてしまいました。
みお先生に最後まで読んでもらったのは初めてでしたし、この小説、ヒロインの評判が凄く悪かったので、ずっと不安だったんですよね。はい。
ということで、今回は、みお先生のおっしゃった通り私の美学をすべて詰め込んだつもりです。「頑張れば、必ず報われる」とか、「人生に遠回りはない」とか、「お互いに理解し合えない孤独感」とか、「それでも、自分が大切な人のためにはすべてを捨てる勇気もいる」とか、まぁ、色々たくさん詰め込んだつもりでして、物語の隋書で読者さまに泣いていただけるように頑張って、ラスト10話が盛り上がるように、伏線をおきまくりましたw だから、本当に頑張ったのです。
でも、この物語というか、私の小説って、音楽の構成をそのままパクってくみ上げてるんですよ。この物語は、49話のハンマーグラヴィーアの構成そのままでしたので、千秋ちゃんの描写は、あそこにしか入れようがなかったんですよね。ごめんなさい。
てことで、私が完結させたんですから、次はみお先生の番ですよ! 正直、私も数学ミステリー全然かけてなかったんですが、今、頑張って書いてます。そして、カクヨムコン10のエピソードも1つ書きました。お互い、頑張りましょうね!
あ、あと、みお先生の小説が出た時の、サイン一号は私ですからね!!