とんでもないお話ですね……。前話の老爺の話と繋がっていながらも正反対。やはり物事は片面からでは見えないようなこともあるんだな、と深く思いました……。
老爺は最期まで満足して逝ったけれど、老婆の復讐は本当に果たせたんでしょうか。
神獣に頼り切って、歴史を贄にし縋り付いている国は本当に正しいのか。
そもそも神獣とは何か?
なぜ世界は闇に沈んだのか?
謎はまだまだたくさんあって、これから老人の歴史を通じて解き明かされていくのでしょう。
最後まで追わせていただきます。
作者からの返信
一人一人絡み合う歴史や人生、そこから生まれる物語がまた絡み合って……ということを念頭に置いてプロットを組み始めた話なので、視点を変えるとまた違った物語が見えてくるように作れていたなら良かったです!
老婆が本当に満足したのか、それは彼女にしか分かりません……。それを知る術ももう失われてしまったので、どう判断するかは読んだ方に判断してもらえると良いなと思っています。
あまりスッキリする話ではないのですが、それでも読んでくださりありがとうございます!
老爺の話を読んでから、老婆の話で衝撃を受けました。
てっきり、老婆も老爺との幸せな話が続くと想っていたら、まさかの。
視点の違いで話が切り替わり、幸福な人生が憎悪に満ち溢れたものとなる。
お見事です。
作者からの返信
現実の世界でも、歴史って別の側面から見ると全く違う物語が見えてきますよね。なかなか幸せなまま終わらない話でしたが、そういうどんでん返しへの驚きを求めて書いたので嬉しいです!
読んでいただきありがとうございました!