応援コメント

あとがき」への応援コメント

  • ああ、読み終えてしまった。
    寂しいような、背中を押してもらったような、不思議な浮遊感の中にいます。
    泣きたくなるような心地よい寂寥感。
    きっとしばらくは域識から戻って来れなさそうです。
    愛しの現実よ、しばしの別れだ。達者でな。

    前バージョンを読ませていただいて、がっつり影響を受けて書き始めた話は現在、完全に停止中です。
    自分でも「なんで?」と感じていましたが、今作を読ませていただいて、腑に落ちました。
    ぼくには覚悟が足りてない。
    そして、また背中を押してもらいました。

    願わくは、これからもたくさんの影響を与え続けてください。
    素晴らしい世界を、ありがとうございました。

    作者からの返信

    読了、あまりにもありがとうございました。
    旧版を書いた時にはまだわかりませんでしたが、僕はこういう連中のこういう話が書きたくて創作をやってるんだなと自覚するようになって。
    それだけに、全力でこのお話をたどって下さったことに感謝を申し上げたい思いでいっぱいでおります……。

    『物理法則』のこと、実はずっと気にしておりました。
    だからこそ、ここで何かよい影響を生じさせられたらしいことは、とてもうれしいです。
    自分に、あのお話の続きを追うことを許せます。

    また、あわせて……全力でお話に向き合ってもらえて、あまつさえそこから何かを持ち帰ってもらえた。そのこともまた半端なくうれしかったです。世界の見え方がちょっと変わってしまうくらいに。

    はればれ、大感謝です。
    こちらこそ、こちらこそ……。

  • お疲れ様でした!
    現実を絶つではなく発つ、その言葉遣いにこれからの覚悟と過去への惜別が込められていると感じました。
    長く激しい闘いの末、掴んだのは闘い続ける未来というのは、大人になってしまった私から見れば少し物悲しいけれど、隣に同じ歩みをしてくれる少女がいるだけで、見え方が違ってきますね。
    素敵な「願い」に満ちた青春ものでもありました。
    完結おめでとうございます。

    作者からの返信

    こちらこそ、お読み下さり本当にありがとうございました……!

    絶つ、ならぬ発つ、そして物悲しさ……。
    鐘古さんから、ならではの感想をいただいた思いがして、とても嬉しく感じました。

    ここから遠い旅路になりますが、自分のことが一つわかって、解決はしていなくても整理がついて。
    色々なものが自分の日常から失われて、ぽっかりと胸に穴が開いた思いでありつつ、それでも一人じゃないことによって、前向きに歩み出せている佑であるように思われます。
    罪悪感や喪失感に打ちのめされることがあっても、それでも自分の中に芯がある。その一点をもって生きるこれからを、また追っていければと思います。

    かえすがえす、ここまでめくってくださり……佑たちのお話を見守ってくださり、本当にありがとうございました!