朝の学校
よし、玄関についたぞ!
えーと、2年C組…。
あれ、靴箱多くね?
1クラス40人のはずなのに50人分くらいあるぞ?
俺は3番だから…。
えー、5番になってるー…。
あっれれー、おっかしいぞー…。
まあとりあえず教室行ってっか!
◯
「おっはようございまーす!」
「「おはようございます。」」
あれぇ、お前らそんな爽やかだったかー?
すげぇ統率されてるし…。
俺は自分の席に荷物をおいたあと、すでに登校しているなかで1番信用できる学級長、
「なあ晴世ー、あいつらどうした?
頭イカれた?
全員成績が原因で振られでもしたのか?」
「いやお前がどうした?
あいつらはいつも通りだろ。
それにあいつら成績いいし…。」
「いやいや、あいつらが成績いい?
流石に冗談だろ?
平気で授業中に顎に箒を乗せるやつらだぞ?
掃除中チョーク舐めてる奴らだぞ?」
いや、ほんとあいつらのチャレンジ精神には感心するわ。ほんとに。
「いやいやいや、
あいつらはそんなことしないって。
授業中は必死にノート取ったり発表してるし、
掃除中に至っては埃が残ってたら手で拾うくらいだぞ?」
「は?」
男女比1:1の正常世界↔男女比5:1の異常世界 〜男女比のおかしい世界はもとの世界より快適かもしれない〜 猫島フィン @nekosima
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