神崎さん、完結まで大変おつかれさまでございました。
じわり、じわり、と読み始め、古都京の都、季節の移ろいの描写に浸りつつ、あかねさんと悠斗さんとの恋路にひやひやしつつ、すずさんとの花街の母子の絆のお話からはぐっと惹き込まれ、最後まで、一気に拝読させて頂きました。
母子の和解、また父と会えたことは、最大の喜びであり、また、それを期に最後の京都駅から二人を送り出す場面に父が現れるなど、親子の絆を深いものであるということを感じさせてくれました。
すずさんとの和解からコスモス咲く頃の手紙まで、涙腺が震え続けておりました。
そんな、季節に彩られながらも切ない恋模様、親子愛を通して得られた学びは、ほやほやの恋人の絆を固く結びつけ、これから歩んでいく時に出会うであろう困難もきっと乗り越えてしあわせになってくれる、そう思わせてくれました。
素晴らしい作品を読ませて頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
水上透明 さま
返信が遅くなり申し訳ありません
お褒めの言葉をいただき、心より感謝しております。作品を通じて、古都京の美しさと季節の変化を表現したかっただけですので、情景描写が少し長くなってしまったことをお許しください。
この度は、温かいご感想をいただき、本当にありがとうございます。皆様のおかげで、作品をより良いものにしていく励みとなります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
コメント失礼します。少しずつ読み進めてようやく最終章までたどり着きました。このようなしっとりした物語は、ゆっくり読む方があっていたように思います。背景となる、美しい京都の自然や季節の移ろいを丁寧に描写しているところが、物語によりいっそうの深みを与えていると感じました。主人公の目を通して語られる描写は、単に風景描写にとどまらず、主人公の心象風景となって読み手に迫ると思います。婿入りして実家の店を始めるというラストが、明るい前途を予感させて、とてもよかった。しかも季節が春ですし。完結、おつかれさまでした。ありがとうございました。
作者からの返信
@sakamonoさん、こんにちは。まず最初に、お返事が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
私の作品を読んでいただき、そしてその感想を共有していただき、心から感謝しています。
あなたが感じてくださった物語の深みや、京都の美しい風景、そして主人公の心象風景についての言葉は、私にとって非常に励みになります。
また、物語の終わりについてのあなたの感想も、私にとって大変うれしいものでした。
これからも、あなたが楽しんで読んでいただけるような作品を書いていきたいと思います。再度、遅くなったお詫びと、あなたの温かい言葉に対する感謝の気持ちを込めて。ありがとうございました。
こんにちは。
ようやく最終話、拝読いたしました。
まずは完結までの全51話、お疲れ様でした。
とても素晴らしい恋物語でした。
京都が舞台というだけでも嬉しいのに、このような儚くも強い愛を見せられて心が動かないわけがありません。
最初は、あかねはどうなるのかとひやひやとしましたが、途中からは完全にメインヒロインとなりました。一時は死ぬのかとさえ思ったほどです。
あかねは本当に複雑で、花街で育ったことが不幸だったのか、その辺は何とも言えません。
そんな中で母すずと、姿を見せられない父の一郎の子供としてたくましく生き抜いてきた彼女には賞賛を送りたいと思います。
すずさんは途中で亡くなってしまいましたが、最後まであかねの幸せを願っていました。深い絆ですね。
結婚式は下鴨神社ですね。きっと二人は力を合わせて幸せになってくれると信じています。
素敵な物語でした。有り難うございました。
作者からの返信
水無月 氷泉 さま
ご感想をいただき、誠にありがとうございます。あなたの感想は、僕にとって大きな励みになりました。
この物語が少しでもあなたの心に響いたなら、それは僕にとって最高の喜びです。
あなたがあかねの旅路に魅了され、彼女の成長と愛に感動したことを知って、僕も嬉しく思います。
また、京都の舞台設定があなたに喜びをもたらしたことも、僕にとっては大きな喜びです。
物語の結末があなたの心に深く響いたというあなたの言葉に、僕自身も深い満足感を感じました。
あなたと同じように、僕も二人が力を合わせて幸せになることを心から願っています。
温かい言葉に心から感謝申し上げます。これからも、より良い物語をお届けできるよう努力してまいります。どうもありがとうございました。
清純な愛の物語、ご完結おめでとうございます!!💐
花街に生きる母と娘の強いつながりもすてきでした。
長編の執筆には頭脳と体力を使い果たしますが、きっと今後の大きな力になることと存じます。
京都へ行ってみたくなるような美しい物語のプレゼント、ありがとうございました。
神崎 小太郎様、コメント失礼致します。
完結おめでとうございます。
本作は悠斗くんとあかねちゃんの純愛を貫けたことが評価できますね。
ラブコメ全盛でありながらも純愛で立ち向かった姿勢は高く評価したいですね。
魅力的な女性キャラが出てきても、それでもやはりあかねちゃんが好きだと認識している。
悠斗くんの一途な思いは、あかねちゃんとも響き合っていたようですね。
すずさんには見せられなかった新たな生活を、天から見守ってくれたらよいでしょう。
これから細かいところを読み返してみて、整合性をとりましょう。
全体を通じて見ると、どこかしらか伏線の入れ忘れ、回収忘れがあるものです。
それを解決したら、真に完結したといえます。
あと少し、手を入れてみてくださいませ。
作者からの返信
カイ.智水 さま
貴重なご指導と温かいコメントをいただき、心より感謝申し上げます。小説の流行に逆らいながらも、花街で生きる母娘の純粋な愛を描くことに挑戦しました。愚か者かもしれませんが、その道を選んだことに後悔はありません。
貴殿の作品にも心を寄せ、ゆっくりと読ませていただきます。今後とも、貴重なご意見をお聞かせください。
ありがとうございました。
完結おめでとう御座います。
お昼休みの時間に読ませていただいて
時間がなくなったので
コメント今になります。
今時、純愛なんてって
おっしゃいましたけれど
きっとまだ純愛から始まる人いると思いますよ。
いると思いたいですね。
二人はまだまだ若くてこれからの人
色んな事を乗り越えてやっていってほしい
私はやはり
すずさんと一郎さんの
二人のことが脳裏に焼き付いてます。
歳のせいかな。
色々考えさせられました。
ありがとうございました。
作者からの返信
久路市恵 さま
ご返事が遅くなり申し訳ございません。
仰せの通り、単なる恋物語にしたくなかったので、花街で生きる母親と娘の絆も合わせて描いてみました。少しでも、心地よい風を感じていただければ幸いです。「純愛」――穢れなき一途な恋。こんな世界があっても良いと思います。心あたたまるお言葉をありがとうございました。心から感謝申し上げます。(❁´◡`❁)
編集済
完結、おめでとうございます。
あかねさんを幸せにしてくださってありがとうございます。
私にとって先斗町というと、実はこの歌に出てくる先斗町です。どんなところかは全く知りませんでした。日本語らしくないので覚えています。私が幼いころ流行った歌です。今ビデオで見ても、歌詞を覚えているのは最初の雪の部分だけでした。
https://www.youtube.com/watch?v=Get6sja8lmg
作者からの返信
@fumiya57 さま
あかねの不幸は、僕も望まないものでした。先斗町は祇園の花街の隣にある古い町並みで、歴史と文化の香りが漂っています。何度か訪れたことがありますが、その風景にはいつも魅了されます。YouTubeサイトのご案内までありがとうございました。
素晴らしい物語を堪能しました。あかねさんとの愛が、春の風のように柔らかく心に染み入り、未来への希望が花開いていく様子が美しかったです。糺の森や満開の桜草など、自然の情景が二人の絆と重なり、深い感動を呼び起こしました。すずさんへの思いが、まるで優しい風となって二人を見守っているかのようで、心温まるエピソードでした。素敵な最終章、ありがとうございました。
作者からの返信
悠鬼よう子 さま
この上ない素敵なコメントをありがとうございます。
あかねさんとの愛や自然の情景が心に響いたとのこと、大変嬉しく思います。すずさんへの思いも感じ取っていただけたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。最終章を楽しんでいただけたことが、私にとって何よりの喜びです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。