神崎 小太郎様、コメント失礼致します。
あかねちゃんとの最後の時間は、実に幻想的な赴きがありますね。
デートの1日は泡沫の夢のようですね。
丁寧かつ丹念な地の文で読ませる作品ですよね。
感情を力強く描写するのは、著者様特有の文体といえます。
やはり文学としての赴きを感じさせます。
KADOKAWA全レーベル参加の「カクヨムコン」ですから、角川書店レーベルの一般文芸あたりで拾ってもらえるかもしれませんね。
続きもすぐに読みますね。
作者からの返信
カイ.智水 さま
コメントありがとうございます。
でも……。無理、無理。
「角川書店レーベルの一般文芸あたりで、拾ってもらえるかもしれませんね。」 こんな褒め言葉は、冗談でも初めてで嬉しいけど。
今回の作品は、美しい京都の情景を残して、できる限り主人公の想いを綴っている気がしています。
こんにちは。
あかね、辛すぎる。この切ないばかりの思いが心を揺さぶってきますね。
彼女の生い立ちからしてもはや悲劇しか見えてこないので、なおさら苦しくなります。
対照的に何もできない男としての悔恨の情も伝わってきます。
結局すれ違ったまま終わりを迎えるのでしょう。
あかねの「最初で最後のデートやと初めから分かっとった。そやけど、嬉しかった。さいならやね……。もう、会えへんのやな」が、もうやめてくれ!という男の叫びの代弁でもあります。
とても切ないですね。