プノス・ククバン
東の空が白んできた。砂漠の空に雲はなく、朝日を遮るのはただ、地上の岩山ばかり。あらゆるものが長い影を引いている。
そんな早朝の景色に、しかし、爽快感などまったくない。周囲を見回せば、まだところどころ、煙の筋が立ち昇っている。すっかり真っ黒になった天幕がぺしゃんこに潰れて、炭化した木材が斜めに突き出ている。細かな燃えカスでも舞っているのか、いまだに辺りは焦げ臭く、また血生臭くもあった。
ろくに抵抗する力もなかった半病人どもは、天幕ごと焼き殺された。かろうじて這い出てきた連中も容易く槍の餌食となった。すぐ足下に転がる男も、恐怖と苦痛に引き攣った表情を浮かべたまま、拳を固く握りしめて縮こまっていた。
たった一晩の夜戦で、アーズン城を包囲していたフマルとセミン、フィアンの連合軍は壊滅した。ブスタンを囲んでいた連中にはまだ逃げる余裕があったが、こちらは違った。大半が病人だったために、敗走というより殲滅という結果になった。
俺の花火で、ティズはそれと察した。実はそれ以前にもティズは夜襲を提案していたが、その意見は頭領達の反対によって実行に移されずにいたらしい。だが、敵陣のあからさまな異変に、彼はついに強権を発動した。
勝利を収めたティズだが、その表情は険しかった。彼はこの真っ黒焦げの敵の野営地のすぐ横で、たった今、援軍として駆け付けた同盟氏族の長を出迎えていた。
「おお、喜んでいいのやら、悲しめばいいのやら、ティズ殿」
長老の声には力がなく、しかし激しい憤りが込められていた。
相当に先を急いだのに違いない。余裕がなかったのが見て取れる。ターバンのすぐ下から真っ白になった髪がこぼれ落ちそうになっていた。羽織っている長衣は明るい緑の布地に金糸を編み込んだ、それは値打ちのありそうな代物だったが、裾がすっかり汚れてしまっている。
「この手で仇を討ちとうござった」
「タッサルブ様、あなたがたは決して遅れはしませんでしたぞ」
周囲に居並ぶネッキャメルの頭領達……あの豆粒みたいな顔をしたシジャブ、傲岸不遜なファフル、それに髭モジャのタジュニド……彼らもまた、何とも言えない苦々しい表情を浮かべている。
「助力に感謝致します。おかげで敵を討ち漏らさずに済みました」
「我らが挙げた首級など、いかほどか。口惜しや」
無念というか、ガッカリしたというか。口惜しいのは、むしろこちらだ。
一週間以上もの包囲の末に、ようやく駆けつけてきた援軍は、二百にも満たない小勢だった。しかも、率いていたのもニザーンの頭領ではない。遠方にいたジャニブ氏族の長老がヌクタットの蹂躙を知って、大急ぎで同族の戦士達を掻き集めてここまでやってきてくれたのだ。
わざわざジャリマコンまで使者を送ったのに、そちらからは何の応答もない。逆に知らせを受けていないはずのタッサルブが、その高齢にもかかわらず、砂埃に塗れて馳せ参じた。これはいったいどういうことだと。
だから、ネッキャメルの頭領達の憤りは、もちろんタッサルブに向けられたものではない。ジャニブの小勢が敵に妨げられずにここまでやってきたという事実。それはつまり、ニザーンからの援軍が敵の足止めを食っていたという可能性が、限りなく小さいことを意味する。
一方、この敬われるべき老人、タッサルブの怒りはと言えば、もちろん敵に向けられている。
「ティズ殿、フィアンが寝返ったというのは真実か」
「残念ながら、二週間ほど前に、彼らが書状を携えてきまして。ハリジョンを譲れと」
「おお、おお! 恥知らずめ! なんと汚らわしい! 血の誓いを忘れたか!」
俺が花火を打ち上げた後、ティズ達が出撃した。その戦火を遠くから目にしたタッサルブは、すわアーズン城陥落かと慌てて、真夜中にもかかわらず一族の戦士達とともにここまで急行した。しかし、見れば城は無事、どうやら城を包囲する敵に夜襲を仕掛けたものと知れると、彼らは同士討ちを避けるために反対側にまわった。それは賢明な判断だったが、そもそも足腰立たない状態の敵ばかりだったので、ジャニブの戦士達はほとんど敵の首をとれなかった。
徹夜の強行軍もあり、直接恨みをぶつけられなかった不全感もあって、彼らもまた相当に苛立っていた。勝利したのに、晴れがましさの欠片もない。
「この上は早速、フィアナコンを攻め落とさねばなるまい」
「その気持ちは同じですが、まずはアーズン城に入られては。夜を徹しての戦いで、我が方も疲れ切っております」
タッサルブは不満そうに口を噤んだが、頷いた。
ティズの好意と謙譲を思えば、そうする以外にない。というのも、ティズは「お疲れでしょう」とは言わなかった。我々が疲れているのだ、と。しかし、一晩の戦いで音を上げるなど、大の男には相応しくない。わざわざ卑下してこう言ったのは、戦果を挙げ損ねたジャニブの面子を潰さないようにとの配慮だ。
「しかし、ネッキャメルの武勇、いまだ衰えず、ですな。羨ましい」
「今回ばかりは、敵の腰が抜けていただけですよ」
肩をすくめ、ティズは体を開いて城門への道筋を示した。タッサルブは大きく頷くと、前へと歩き出す。
このやり取りにファフルは不満そうな眼差しを向けていたが、余計なことは言わずにいてくれた。シジャブがずっと横で睨みつけていたからだが。
ネッキャメルは大氏族だ。ジャニブのような弱小勢力とは違う。それがどうしてあんな老人に頭を垂れねばならないのかと。それもティズが傍系の人間で、目立った功績もないからだ……大方、そんな風に考えているのだろう。
しかし、赤の血盟のリーダーは今、ニザーンの族長だ。となれば、ティズとタッサルブはあくまで対等な立場でしかない。そこで相手が年長、血筋の古さでも上となれば、ああした態度をとるのが自然だ。ましてタッサルブは、遠くに見える火の手に労苦を惜しまずここまで駆け付けてくれたのだ。
威厳と謙虚さを同時に求められるティズの立場の難しさが、たったこれだけの出来事でも浮き彫りになる。
「待たせたね」
「いえ」
アーズン城の奥の間、その執務室だ。天井近くに小さな窓があるだけで、ほとんど外の光が入ってこないので、昼でも薄暗い。
夜を徹しての戦いに、ほとんどの兵士が既に休憩を与えられている。だが、ティズに休む暇などない。明日の朝から南方に向けて出撃しなければならない。今のうちに済ませられる仕事は、すべて片付けておきたい。
だが、書類に何かを書き込む手を止めると、彼は身振りで向かいにある小さな椅子を俺に勧めた。
「まさかこんなに早く乗り切れるとは思ってもみなかった。特にブスタンでは大活躍だったとラークから聞いたよ」
「皆さんの奮戦のおかげで勝利できました」
「ふふん」
まるで優等生のような答えに、彼は鼻で笑って応えた。
横に広い体を真後ろの背凭れに預け、彼は大きく息をついた。
「四日前に伝書鳩が届いてね」
「はい」
「理由はわからないが、ハリジョンの港を塞いでいたアルハールの艦隊が、夜のうちに撤退したそうだ」
全滅した、なんてわかるはずもない。理由はわからないが、姿が見えなくなっただけ。
ハリジョンにいたネッキャメルの戦士達も、最初は戸惑ったはずだ。朝起きて、港の外にいる敵艦隊がいない。いなくなったから撤退した、などと簡単に決めつけたりはできない。最初は罠かもしれないと考え、次に偵察を外に出し、周辺の海を見て回っても敵の姿がまるで見えないので、やっとそう判断したのに違いない。
「君の仕業なんだろうけどね」
「まぁ、そうです」
「どうやってこの短期間に行って帰ってくることができたのか、何をしたのか、不思議でならないが、まぁそれはさておき」
ティズは既に、ミルークから秘密の一部を聞き知っている可能性が高い。だからこそ、俺がそれを語るつもりもないらしいことも承知しているのだ。
「たった二週間前には、存亡の危機に立たされていたのに、ニザーンの援軍もなしにこうして反攻に出ることができる」
「それなのですが」
俺は疑問を呈した。
「本当に反攻に出るつもりですか? こちらには二千ちょっとしかいないのに違いはないでしょうに」
「一部をこの城に残して、シジャブに指揮を任せる。だが、敵の圧力がなくなった以上、前に出ねばならん。理由は、各地の水場にいる同胞の保護だ」
そういうことか。
真面目にフィアナコンを落とせると考えているのではない。それはもう少し後、それこそなぜか遅参しているニザーンの援軍と合流してからのつもりなのだろう。
もっとも、俺がいる。数がいようがいまいが知ったことではない。無理やりでも攻め滅ぼすつもりだ。
「それに、こちらの勝利は知らしめる必要がある。これで、散らばっている同胞も徐々に集まってくるだろう。わしの見立てでは、近いうち、戦力が倍近くに膨れ上がっても不思議はない。他の同盟氏族からも合流するのが出てくるだろうしね」
「なるほど」
「なにより、攻める姿勢を見せないと、人がついてこない。この土地で一番よくないのが、弱気を見せることなのだから」
ティズにとって大事な仕事の一つがこれだ。強い族長を演じること。柄ではないのかもしれない。
「敵のことも知っておいた方がいいかもしれないね」
彼は人差し指を立てた。
「まず、アルハール氏族。族長はラジュルナーズで……わしの詩の師だ」
「聞いています」
「だが、今、一族を率いているのはその息子、ムナワールだ」
今では高齢のラジュルナーズは、噂では既に健康を損ない、一族を支配する力を持たないらしい。一方、ムナワールはというと、南方大陸出身の四人の賢者達から認められ、慕われて幕僚とした。
「そんなに優れた人物なんですか? そのムナワールというのは」
「いや、二十数年前に見た時にはまだ子供だったからなんとも言えんのだが……お世辞にもできがいいとは言えなかった。だから不可解ではあるのだが、まぁ、今では四十にもなる。歳を重ねて一端の男になったのかもしれん」
ムナワールの功績は、アルハールの豊富な資金力を活用し、四賢者の助けを得て、魔術兵を揃えたことだ。
「続いてフマル氏族。族長はハダーブだ。先の戦にも参加している。あのアネロスに一度、タフィロンを攻め落とされるなど、それなりの苦労も味わっている。高齢ではあるが、まだまだ現役だ」
「はい」
「あちらの三大氏族の中では最も貧しいのがフマルだ。海峡の交易の利権がないからな。しかし、その分、質実剛健の気風がある。甘く見ていい相手ではない」
むしろ度重なる苦難の歴史が、彼らを逞しくしたということもあるかもしれない。
あのフマルの戦士長アサールの狂気を思い出す。実力はともかく、戦意は旺盛だ。
「最後にセミン氏族。我々から最も手近なところ、あのバタンを拠点とする一族だ。彼らは走竜を調教し、これを乗騎とする。ただの馬や駱駝では、あれには敵わない」
「手強そうですね」
「武勇に優れていると評判の男もいる。タリアンという男が竜騎兵を率いているのだが、南方大陸での魔物退治や紛争などで実績がある。今のサハリアでは武勇第一とも言われておるな」
といっても、アネロスほどの天才がそうそういるはずもないとは思う。そういう突き抜けた天才は、往々にして型にはまった人生を生きられないものだ。
「これが、わしらがこれから相手取る敵なのだよ」
そこまで説明すると一息つき、ティズは話の流れを引き戻した。
「とにかく、まずはお礼の気持ちを伝えておきたい」
机に両の肘をつき、手を組んで、彼はそう言った。
「戦わせてくれといったのは、こっちです」
「では、この先はわしからお願いしよう。引き続き戦ってくれるかね」
「はい」
大きく息をつき、彼はしばし沈黙した。
「お願いにお願いを重ねて申し訳ないが、いくつか条件がついてしまう」
「なんでしょう」
「やはりその腕輪は、戦が終わるまで預かりたい。これが一つ」
予想の範囲内だ。
今の段階で、タンディラールに目をつけられたくはない。現時点ではまだ、赤の血盟はなお劣勢なのだ。
「他には」
「ラークが、指揮官をやめたいと言い出した」
深い溜息をつきながら、ティズは首を振った。
「ブスタンを守り切った……本来なら大手柄なんだが……自分がやったことは何もない、と言い出してね」
「はぁ」
「今後は将としてではなく、君の横で戦いたいと、そう申し出ているんだ」
「それは」
少し面倒なことになりそうだ。できれば断りたいところだが。
「なんでも聞いたところによると、君はとにかく個人行動が多いらしい」
「うっ」
「軍の中の一般兵として組み入れるには、少々難がありそうだからね。それならラークにすべてを任せてしまおうと、まぁ、君専任の、なんというかな」
「お目付け役ですか」
「下働きでも構わんがね」
まぁ、いいか。
いざという時、ラークの身分を借りれば、いろいろ好きに動けたりもするだろう。俺もジルも、今のところ身元不明の人間だ。顔の利くのがいないといろいろ不便なこともあるかもわからない。
「わかりました」
「よかった。で、あと一つ、君には偽名を名乗って欲しい」
「そこまでしますか」
「これは、余計なお節介かもしれないが、君のためでもある。そして」
机に身を乗り出し、小さな声で言った。
「我々のためでもある」
「そんなにタンディラールが怖いんですか」
「いいや。まったく違う腹積もりだよ。ラークから聞いたが、どうやら君は途方もない武勇の持ち主らしい」
「戦うくらいはできると申し上げたかと」
「戦うくらい? ははは」
彼は組んでいた手を放して、椅子に凭れた。
「ラークは半信半疑だったが、ブスタンの戦いでは、君は塔の上から飛び降りて、密集する敵兵に斬り込んだそうだね」
「ああ、その報告もいってるんですか」
「万一のことがあってはと、塔の上にいた兵士が一部始終を見届けていてね」
どこまで見られたんだろうか。あの時は、とにかく人を殺すのに夢中で、何も考えられなかった。
「矢が君の胸を刺し貫いたときには、もう駄目かと思ったそうだ。ところが君は、平然と立ち上がって矢を引き抜いて暴れ続けたとか」
「ああ……やっちゃいましたっけ、そういえば」
「他にも、たった一発の魔法で何十人もの敵兵を葬ったそうだが」
「あれは自分ではうまくやれたと思ってないんですけどね」
事実らしいと確認すると、彼は軽く息を呑んだ。
「それで、そんな人間離れした武勇があるのなら、そして身元を隠すために偽名を名乗ったほうがとなれば、いっそのこと、敵を恐れさせる名前を使ってもらおうかと思いついてね」
「恐れる名前、ですか?」
「君は特にフマル氏族を憎んでいるようだが」
「ええ」
「聞いたことはあるかね? ククバンはフマルの支族だが、先の戦役でいったん滅ぼされた」
それでやっと彼の意図を悟った。
「ククバンの生き残りだという話にしたい、と?」
「そういうことだ。できれば……」
一呼吸おいてから、やっとティズはその名前を口にした。
「……アネロス・ククバンの息子を名乗ってもらおうかと思っている」
「彼の?」
「十数年前にタフィロンを占拠して暴れまわった後、どこかに逃れたらしいが、その後、行方は知れないままだ。既に死んだのではないかと言われているが……しかし、黒の鉄鎖は奴が戻ってくるのを恐れている」
「なるほど」
俺が頷くと、彼は続けた。
「だから、君はアネロスがフォレスティアでフォレス人の女に産ませた子だということにしようと思う。そうすれば、肌の色が白っぽいのもおかしくないし、その腕前にも説明がつく。この戦いに参加する理由にもなる。ただ、何かの間違いでアネロス本人が出てきたら厄介だが」
「その心配はありません」
俺は肩をすくめると、知っていることを述べた。
「アネロスは、殺しました」
「なんと」
「ミルークさんから聞いたかもしれませんが、少なくとも、十年前には奴はティンティナブリアにいました。で、死んだのはタンディラールが王位についたあの内乱の時です。もっとも、タフィロンから逃げてから、オディウスの食客になるまでの数年間、何をしていたかはわかりません。もしかすると、本当に息子がいないともわかりませんが……」
ただ、ティンティナブラム城にいた彼には、女の影が見えなかった。そういう欲望があんまりなかったのではないか。彼は生粋の剣士だった。
「だから、こじつけはいくらでもできます。いいですよ。今日から僕は、アネロスの息子です」
「そうしてくれると嬉しい。それに、君がもしこの戦争の後、サハリアを去るのなら、仇討ちをしたがる連中にいつまでも付け狙われたくはないだろうからね」
それもそうか。
取るに足らない雑魚とはいえ、俺が南方大陸の大森林に挑むとき、後ろからチョロチョロと嫌がらせをされたりしては困る。殺し尽くしたつもりで、ゴキブリのように湧いて出てくるなんて、普通にありそうでもあるし。
「では、名前を決めてもらおう。君の存在は、今のところネッキャメルの頭領達しか知らない。今後、君のことは偽名で紹介するつもりだ。兵士達にもね」
「名前……そうですね、何がいいか……」
それにしてもこの俺が、あのアネロスの息子か。殺したはずなのに、何度も何度も彼の姿が俺の人生に影を落とす。
思えば、傍にいた時間こそ短かったものの、深い縁のある相手ではあった。彼を殺したのは俺だし、その前にも何度となく接点があった。城の地下で殺されそうになったり、その後は彼の私室で話をしたり。だが、なんといっても忘れられないのは、あのリンガ村の惨劇だ。橋を渡った瞬間に体中を槍で刺し貫かれ、彼に斬られて川に落ちた。
そうだ。彼は、俺を初めて「殺した男」だ。
だったら、どうせなら名前の方は俺が初めて殺した男のものを借りようか。
「プノス」
「うん?」
「プノス・ククバンと名乗ろうかと思います」
俺を初めて殺した男と、俺が初めて殺した男。
その二人の名前を借りて、これから人を殺して、殺して、殺しまくるのだ。
ティズは目を細め、難しい顔をしたが、すぐ頷いた。
「その名前に、きっと敵は震え上がるだろう」
俺は席を立ち、言い放った。
「サハリアの歴史に、血のインクで綴ってやりましょう」
俺は確かに笑みを浮かべていた。
「プノス・ククバンの栄光を」
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