至れり尽くせりの狩場
「サソリが出る、という割には、あまり見かけないな」
「餌がない」
より暗い地下二階の通路を歩く。しかし、サソリが出るかも、と予告されていたのにもかかわらず、今のところ、ゴキブリすら見かけなかった。
「人間が出入りする方に集まっている。あちらには……汚水も流れているし、ゴミも散らかされたままだ。たまには人間の死体も残される。それをゴキブリが漁る。だからサソリが集まる」
道理だ。ここからあちら側に出るには、一度深く潜ってまた登らなくてはいけないのだし、食料が乏しい側にまでやってくるメリットがない。知能の低いサソリやゴキブリが、知覚できる範囲外にある場所を目的地とするはずもないか。
「じゃあ、この辺はまだ安全か」
「絶対はない。ただ、歩き回っている限りは、ワームに襲われたりもしないだろう」
油断なく前方に視線を向けつつも、アナクははっきりとした口調で答えてくれた。
「だが、気を抜くな。もうここは、何があってもおかしくない」
「そうだな」
今回の探索でやりたいことが、いくつかある。ただ、それには当然に優先順位がある。
まず、何より重要なのが、アナクという案内人の信頼性だ。彼女がリザードマンの仲間で、俺達を生贄にしようとしているという可能性。これを排除しきれないと、今後も仲良くやっていくのは難しい。腐蝕魔術の検証は、その後で考えるべきだ。
資金稼ぎもないがしろにはできない。最初に与えた金貨三十枚では、全く納得してもらえなかった。しかし、彼女がルングのように出し惜しみするようであれば、次回以降も雇い続けるのは厳しくなってくる。
なら、場所は割れているのだから、次は勝手に潜れば……しかし、そこでまた、リザードマンの問題が出てくる。アナクの許可なしに踏み込んだ場合には、奴らが全力で追いかけてくるとか。ないとも言い切れない。
「次の階段はまだか?」
「もう少し先だ」
「ふうん」
雑談しながら歩くのは、本来なら好ましくない。周囲を警戒するのに労力をかけるべきだ。ただ、そこは今、ノーラが受け持ってくれている。『意識探知』に引っかかるものがあれば、すぐさま『精神感応』で伝えてもらえるようにしてある。
「なぁ」
「なんだ」
「アナク、お前、金がどれだけあれば満足するんだ?」
この質問に彼女は即答できず、足元の床を見つめたまま数歩進んで、やっと答えた。
「あればあるほどいいに決まっているが、そういうことじゃないんだろうな」
「そんなの当たり前だろう。目標があるのかって訊いてる」
「だとすると……できればだが、ざっと金貨九万枚もあれば、一応は」
「九万!?」
どこからそんな数字が出てきたんだ。途方もない額だ。
もちろん、ピュリスに帰れば、それくらいの金は捻出できる。グルービーが残した貴金属のインゴットや宝剣など、未処分の財宝も少なからず残っている。それでも、あくまで無理やりの換算だが、この世界の金貨一枚がおおよそ日本円の一万円相当と考えると、実に九億円という大金になる。
ドゥミェコンにドリームジャンボ宝くじでも売られていれば、手が届くかもしれないが。はっきり言って、一般人が真面目に働いて獲得できる額ではない。一生かけても、せいぜいのところ、その一割から二割の間くらいを稼ぎ出すのがせいぜいだろう。
もし、この街に暮らす誰かがそんなお金を手に入れようと願うなら……それこそ迷宮の主を討伐するしかない。確か結構な額の賞金がかかっていたはずだ。
「何に使うんだ、そんな」
「三、四十人いる」
何が、と尋ねかけて、思い至った。
アナクが保護している孤児達の人数だ。
「そいつらが成人して独り立ちするまでの生活費。もしできるなら、仕事を始めるための支度金。そこまで考えたら、これくらいかかってもおかしくないだろう」
一瞬、言葉を失った。
「全部、お前が面倒をみているのか」
「全部じゃない。さすがに朝から晩まで、様子をみるなんて無理だ。今も小さいのは年長の子供に任せている」
「いや、そういう意味じゃなくて」
十三歳の若さで、自分自身貧しいのに孤児を引き取って守り育てている?
スラム化した西地区で、それこそかっぱらいみたいなことをしながらとはいえ、これは凄いことなんじゃないか。
「そんなことをして、お前に何の得がある」
「得?」
不思議そうに首を傾げると、しばらく歩いてからポツリと言った。
「考えたこともなかった」
では、別にちゃんと訳があるのだ。
「損得じゃないなら、理由は?」
「大した理由はない。私も似たようなものだったからだ。幼い子供は、誰にも守られなければ、死んでいくしかない。南の街区の娼婦どもが産み捨てたり、街を去った連中が置き去りにしたり……」
一度、言葉を切り、彼女はいまいましげに舌打ちした。
「居合わせたから、拾っただけだ」
たったそれだけで?
とするなら、アナクは大物だ。ある意味、聖人みたいなものかもしれない。
しかし、どうもそんな単純な話とも思えない。これがあの、チェギャラ村のテンタクだったら、なるほど、打算も何もなく、無条件に子供達を引き受けるだろう。だが、アナクは彼のようなお人よしではない。
アナクはまさしくスラムの獣だ。子供達に自衛用のクロスボウを持たせ……どうせ拾ったか、盗んだかしたものだろうが……自分も、非常時に備えて閃光火薬を隠し持っている。戦いへの備えができているというのは、これ即ち、悪意を知る者ということだ。
では、彼女を動かしているのはなんだ? 損得でないというのが事実とすれば、あとは子供を捨てる親への憎悪か? それとも……
「お前は?」
「なに?」
「前に、お前は言ったな。親がわからない、と。じゃあ、家名は? 姓はあるのか」
「わからない」
つまり、親の顔を見たことがない。
そこが奇妙なのだ。
「なら、お前はどうやって今日まで生き延びてきた? 誰がお前を養ってくれたんだ」
彼女にも、保護者が必要だったはずだ。今でこそ、自力で生きる力を身に備えてはいるが、ごく幼いうちには、どうしたって誰かの保護が必要になる。
要するに、彼女も誰かに保護されていた。その恩義に報いるような気持ちがベースにあってこそ、はじめてそうした慈善活動に身を投じることができる。普通の人間なら、そういうものだ。
「……知らん」
低い声で、あからさまに不機嫌な様子で、彼女は呟いた。
「知らない?」
「気が付いたらこの街にいたんだ」
「そんなバカな」
「とにかくそうだ。それ以上、どう説明すればいい」
親に捨てられたショックで記憶喪失とか? 或いは都合の悪い記憶を無意識のうちに忘れようとしているとか?
ないとは言い切れないが。しかし、それを肯定するとなると、彼女の「孤児院」は、自分達を捨てた大人達への憎悪からとしか説明できなくなる。だが、憎悪というのはもっと非生産的な感情だ。具体的には、孤児を拾うより、孤児を捨てる売春婦どもの棲み家を焼き払うほうが自然ではないか?
「それより、そこが地下三階への下り階段だ。そろそろ危険な場所になってくる。気を抜くな」
「ああ」
地下三階に降りると、空気がまた一段と重く冷たくなった。
アナクの長い棒の先に赤く燃える炎が浮かび上がって見える。暗い地下道のうち、ごく狭い範囲が照らされて、その輪郭を露わにする。彼女は、その限られた視界の中で、しきりと顔を左右に向け、何かを探っているようだった。
緊張感のある振る舞いに、俺も無言になる。
逆に饒舌になったのは、ノーラだった。
《反応があった》
《それは『意識探知』の? 方向は》
《ほぼ真下》
警戒すべきはまずワームだが……
《まだいる?》
《いる。ついてきてる》
《確定だな》
歩き続ける俺達を追尾できるという時点で、その意識がワームのものでないのは確定だ。あの巨体ゆえに機動力に欠けており、そのため動かない標的をそっと狙うからだ。
リザードマンには、熱源探知の能力がある。アナクが手にしている灯火は小さな炎でしかないが、それでもすぐ下の階層にいるリザードマンにとっては、はっきりとした目印になり得るということだ。
では、アナクは奴らにつけられているのに気付いていない? それとも、気付いた上で無視している? いや、やはり裏で繋がっているのでは……
《もし取り囲まれたら、ノーラ、手段は問わない》
《考えてある。一方向を除いて、あとは全部『腐蝕』で一気に塵に変える。残りをファルスに》
《合図する。一気にやろう。汚染を取り込まないうちに、突き抜けないと》
「ここだ」
アナクが足を止めた。
「下り階段か」
「今まで何も出なかったが、この先は違う。ワームの生態を、お前は知っているか」
「そこまで詳しくはない。足下から一気に襲いかかってくるということしか」
「じゃあ、簡単に」
今まで無駄口を避けてきたはずのアナクが、急にお喋りになった。
「奴らも身を休めることがあるし、繁殖することもある。私がこれから探すのは、休眠中のワームだ」
「ああ」
「土や岩を掘り抜く力だけはあるから、奴らは穴を掘って、そこに身を縮める。だが、物音に敏感だから、寝込みを襲えるとは思わないほうがいい」
外ですればいい説明を、今、長々としている。
一方、ノーラは……
《遠ざかっていくわ》
《階段の下で取り囲むんじゃなくて?》
ここまで俺達を追尾してきた、下の階のリザードマンが、急に立ち去っていくのを察知していた。
「一応、言っておくが、私は戦わない」
「なに?」
「この武器を見て、役に立つと思うのか?」
「まぁ、そうか」
「心配するな。様子を見て、お前達がワームにかなわないと判断したら、なんとか逃げられるよう、手を尽くす。それともう一つ」
まるで理想的な案内人でもあるかのような口ぶりだが、そんなことができるんだろうか?
「リザードマンに出くわしたら、いいか。くれぐれも戦おうと思うな」
「そんなに手強いか」
「前にも言ったろう。奴らは群れで行動する。一匹倒しても、他が集まってくるから、手に負えない」
「じゃあ、見つかったら終わりなんじゃないか」
「そこは私に任せろ。戦うべきか、逃げるべきか。戦うしかないとなれば、ちゃんとそう言う」
はて、ではリザードマンと戦う状況もあり得る、ということか? 言ってみただけか?
まだ、アナクの本音はわからない。
説明が終わると、アナクはまた、先頭に立って階段を下りていった。俺もノーラも、いよいよ緊張して、周囲を油断なく探る。
さすがにアナクも無言で、じっと足下を見つめる。かと思うと、何を基準にしたのか、三方向に広がる通路のうち、一方を指し示した。
周囲は静まり返っていた。ここには巨大ゴキブリもいない。サソリも出てこない。ワーム達の寝床になっている場所だ。もしかすると、この階層でも外れの方に位置しているのかもしれない。
歩くたび、かすかな足音が気になった。誰かが耳にするのではないか。この不安は、迷宮ならではだ。
あるところで、いきなりアナクが足を止めた。
「アナク?」
「シッ!」
彼女は周囲を見回してから、そっと手招きし、俺とノーラの肩を引き寄せた。
「ワームだ」
「わかるのか」
「お前達は運がいい」
理解できずにいる俺達に、彼女は続けていった。
「かすかな物音が聞こえる。どうだ」
「わからない」
「恐らく、手負いのワームだ」
「手負い?」
疑問を抱く俺に、アナクは説明した。
「多分だが、リザードマンに襲われた後だ」
「トドメはまだということか」
「そうだ」
ちなみに、魔術で聴力を強化しているはずの俺にも、手負いのワームの苦しげな呼吸なんて、特に聞こえてこない。本当に聞こえているんだろうか? それとも、耳には届いていても、俺に知識がないからそれと判別できていないだけなのか。
「弱ってるから、今なら簡単に倒せる。行くぞ」
「待て」
「なんだ」
「逆に、近くにリザードマンがいたら」
即座に彼女は首を振った。
「いない」
断言したが……
《少し離れた場所に、意識が三つほどある》
ノーラはその嘘、ないし間違いを指摘した。
俺は目を見合わせて、頷いた。
「わかった。案内してくれ」
いよいよ、アナクの正体が明らかになる……かもしれない。
突然の襲撃を覚悟しつつ、俺とノーラは、彼女の案内についていった。
およそ音が聞き取れるとも思えない結構な距離を、迷ったり立ち止まったりすることもなく、アナクはすいすいと歩いた。そしてある角で、ピタリと立ち止まる。
黙って俺を招き寄せ、指差した。
彼女の松明が照らすかすかな光の向こうに、なるほど、ワームはいた。掘り抜いた巣穴の中ではなく、なぜか大部屋のど真ん中に。手負いというのも嘘ではなく、見るからに傷を負っている。あちこちに刃物で穴を開けられていて、あのねばつく体液が滲み出ていた。
《リザードマンは》
《相変わらず遠巻きにしてる。三匹くらい》
戦いが始まったら、近寄ってくるのか?
《わかった。ノーラはそちらの警戒を。ワームは一人でやる》
《今度は『誘眠』もうまくやれると思うけど》
《次にしよう。いざとなったら、全部取りやめて逃げる》
段取りを決め、俺は一人、角から姿を現し、そろそろと近付いていく。
ワームは既にこちらに気付いていた。威嚇の声をあげる。
「シュアァーッ……」
しかし、首を高くもたげる元気もなく、よろめきながらだ。
こうなると、哀れですらある。だが、どの道、ここまで傷ついてしまっては、この迷宮で生き抜くなどできまい。せめて苦しみを長引かせずに死なせてやろう。
「シュシッ!」
最後の力を振り絞って、ワームは圧し掛かってきた。だが、あまりに鈍い動きだった。
一度大きく横に跳ぶと、あっさり避けることができた。そのまま俺は一足跳びにワームの尾のほうへと駆け寄り、力任せに剣を叩きつけた。
「ギシュァッ……」
急所を断ち切られたというのに、そいつにはもう、大騒ぎする元気すらなかった。か細い呻き声をあげたきり、脱力してその場に突っ伏してしまった。
これじゃあ戦闘というより、イジメみたいなものだ。ふと、そんな風に思った。
「手際がいいな」
角から出てきたアナクが、落ち着いた顔で感想を述べる。
「これだけ弱っていたら、誰でもやれるだろう」
「そうでもない。大きさが大きさだ。手慣れていなければ、体が竦んでしまってもおかしくはない」
という前例を見てきたのか?
案内した冒険者も、俺が最初ではなさそうだ。そいつらが犠牲になった過去でもあるのだろうか。
《リザードマンは》
《相変わらず遠くにいるまま、近寄ってこないし、遠ざかってもいかないわ》
やっぱり変だ。
だいたい、運が良すぎるだろう。迷宮に潜りました、最初に出てきた怪物は死にかけでした、ラッキー!
いやいや。ないだろう。ゲームのチュートリアルじゃあるまいし、出来過ぎだ。となると、やっぱりアナクがリザードマンにやらせでもしたんじゃないのか?
「その調子なら、次もいけそうだな」
「ああ。お前も儲けがいるんだろう? どんどん案内してくれ」
「任せろ」
いや、今、判断するのは早すぎる。次に何が起きるか、それを見極めてから……
「ギシャアッ!」
「ギュィアッ!」
「ギィィ!」
アナクは迷わず案内し、それを俺達は、実に効率的に処理した。後ろでノーラが『誘眠』をかけるのを待ち、動かなくなったワームに忍び寄って、バッサリと尻尾を切るだけ。これはもう、戦闘というよりは採集、収穫の類だろう。
「驚いたな」
「何が?」
「寝込みを襲うのはかなり難しい。だが、お前は気付かれずに近寄り、一撃で仕留めている」
「慣れだよ、アナク」
彼女は眉根を寄せた。
ちなみに、ノーラが『誘眠』に成功するようになったのには、ちゃんと理由がある。
精神を操作する魔術というのは、突き詰めると神経の働きを制御する魔法ということだ。そして、通常の『誘眠』は、対象にとっての昼夜の認識を狂わせる。今は真夜中で、心身ともに休養中であると誤認して、体中のスイッチが切れるのだ。
しかし、ワームは一生を穴蔵の中で過ごす。そもそも視界自体がなく、昼夜の認識が人とは異なるのではないか。光を浴びても、また遮断されても、昼夜というものがないので、意味をなさない。
だからノーラが、代わりに「満腹」であるというシグナルを送るように、術の使い方を少しだけ変えたらしい。それでうまくいくようになったのだとか。俺がピュリスに残した魔術書を隅々まで熟読していればこその芸当だ。
「そんな言葉で片付けられるものか?」
「それはそっくりそのまま、お前に返すよ」
俺は肩をすくめた。
「どうしてこうも簡単にワームの居場所がわかる? まるで迷宮の中にお前の目玉がいくつも転がってるみたいじゃないか」
「……なるほど、慣れだな」
実際にはどうもそうでもないらしいのは、明らかになりつつある。
《間違いない。私達が狩るワームの居場所の近くには、その直前までリザードマンがいた》
《本当の案内人はトカゲってことか》
してみると、連中はアナクにだけわかる目印を残して、俺達を誘導していることになる。今の段階では、あくまで仮説だが。
しかし、それではリザードマンの側のメリットは?
「なぁ、アナク」
「どうした」
「このワーム、食えるのか?」
尋ねられて、彼女は横たわる巨大なワームの死骸を見つめた。
「食べられなくはないが……まずいぞ」
「調理の仕方が悪いだけじゃないのか」
「水っぽい味わいだし、どれだけ洗っても粘っこい感じがする。生臭さも消えない」
まぁ、ワームの体を作る栄養源が何かを考えると、食欲は著しく減退するのだが。
「でも、リザードマンはこれを狩って食っているらしいんだが」
「彼らと私達では、体のつくりが違う」
「なるほどな」
なんだか、少しアホらしくなってきた。
ワームを狩っても、俺達人間は尻尾しか回収しない。だが、肉でいっぱいの胴体はその場に残される。それを処理するのは誰だ?
《私達がいなくなった、さっきのワームのいたところに、意識がいくつも……》
奴らの狩りのお手伝いをさせられているわけか。
思わず苦笑してしまう。
「どうした?」
その俺の表情を見咎めたアナクが、首を傾げた。
「いや、なに」
汚れた刀身を拭い、鞘に納めながら言った。
「大儲けだと思ってさ」
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