ドゥミェコンで一番まともな就職先
ふと、目が覚めた。
暗い巣穴の中。古い木の板でできた天井はすぐ目の前で、窓も片腕が通るくらいの大きさしかない。こちらには薄い布がかけられている。
左足からじんわりと感じる熱、違和感。まだ快癒は遠いことを思い出す。
伸びをしようにもここは狭すぎる。腕を組んだまま、めいいっぱい仰け反って、体中の筋を伸ばす。ここは寝床も固い。おかげであちこち体が強張っている。だが、湿気を吸うようなふかふかの布団なんて、望むべきではない。もしそんな環境を整えてしまったら、ここは遠からずダニとノミの棲み家になってしまう。そのうちトコジラミみたいなのに噛まれたりもするんじゃないか。居心地の悪い、この極度に乾燥した環境があればこそ、そうした煩わしさに向き合わずに済んでいる。
ここサハリアで目的を果たせるならいいが、もし駄目だった場合、今度は南方大陸の大森林に挑むことになる。そうしたら、厄介な害虫の襲来に、日々悩まされることになるだろう。
意識が戻ると同時に、徐々に気持ちが落ち込んでくる。このザラザラの毛布もどきには虫はいないが、俺の頭の中には虫がいっぱいいる。それは俺の心の中心を無性に苛立たせ、慌てさせ、締め付けてくる。
スルッと鞘から抜き放つと、いつものように剣は銀色の輝きを見せてくれた。
だが、今日に限ってはどうにも心地よさを味わえなかった。
そうじゃない、こんなはずじゃなかったんだ。あの時、邪魔が入らなければ、俺は確かに奴らを皆殺しにしていた。バンダナの男をはじめ、あのドミネールの取り巻きども……全員片付けるまでに十秒とかからなかった。なのに、できなかった。
できなかった? やらなかったんじゃないのか。どうしてくれるんだ。
済まなかった。本当に申し訳ない。次こそはちゃんと、必ずあいつらを殺す。ただ殺すだけじゃない。十分に痛めつけて、罪を償わせてから。だから、それまで待って欲しい。
俺はいつの間にか、顔をくしゃくしゃにして、何かに謝罪するような気持になっていた。
……トントン、と薄い木の扉がノックされる。
「はい」
「私。外にもうガッシュさん、お見えになってるわよ」
「わかった。すぐ行く」
どうやら寝過ごしたらしい。自覚している以上に疲れていたようだ。
水道管に穴を開け、地上への帰還を果たしたのは昨日のこと。俺達は、水道の補修部隊に「ついで」で救出され、昼過ぎには地上に戻った。一方ガッシュ達は、補修が済むまではあの場を離れられなかったので、明日一緒に朝食を摂ろうと約束し、こちらの居場所だけ伝えたままで、すぐ別れた。
俺は頭をぶつけないよう、そっと体を起こした。それから、暗がりの中で自分のブーツを見つけ、サッと拾い上げて逆さにする。中に小さなサソリが迷い込んでいるかもしれない。うっかり刺されたら大変だ。
安全を確認してから、俺はいそいそとブーツに足を突っ込み、留め具で固定して、あとは日差しを避けるための上着をさっと羽織って、自室の扉を押した。
「そうか、みんな元気だったか」
今まで俺達があまり足を踏み入れたことのない、ドゥミェコンの東側の街区。高級住宅地とは言いながら、その街並みは他と変わらない。まだほんの入口あたりだからだろうか。
歩きながら、軽くピュリスの状況を説明した。街並みが大きく変わったこと、それとノーラが俺の名前で商会を立ち上げ、仕切って大きくしたこと。顔なじみのガリナ達や、セリパス教会のリンも相変わらずだということ。それを聞いて、彼はほっと息をついていた。
「お、あそこだ」
例によってろくに看板もないが、土埃に塗れた日干し煉瓦の壁に、他よりはしっかりした木の扉が嵌め込まれている。
「悪ぃけど、俺もそんなに金があるわけじゃないんだ。そこまで高級なとこでもないけど、まぁ、勘弁してくれよ」
頭を掻きながら、ガッシュはそう弁解した。
「そんな、僕らも払いますよ」
「いいって、今日はおごらせてくれ。お前らもあんまり手持ちはないんだろ?」
そう言われると図星ではある。
「でもガッシュさんだって」
「俺はいいんだ。多少無駄遣いしたって、メシも寝る場所も確保できてるからな」
どういうことだろう? ここの物価高に苦しんでいるのは、俺達だけでもなかろうに。
「よぉ」
「おぉ、ガッシュか」
中にいたのは、サハリア人の年老いた店主だった。痩せぎすの老人で、まるでカマキリみたいに下顎が尖って見えた。西部サハリア出身らしく、エンバイオ家のカーンみたいなあの丸い帽子を頭の上に被っている。肌は浅黒かったが、髪は既に白くなり始めていた。
店内は、混み合ってはいなかった。粗末なイスとテーブルがいくつか並べられており、そこにポツポツと朝食を摂るのがいるばかり。
「今日は酒はなしで。ああ、肉はあるか?」
「ワームの肉か? ベットベトなのが好みなんだよな?」
「冗談きついぜ」
店主に軽口を叩かれながら、ガッシュは奥の席にどっかと座った。
「けど、災難だったな」
少し翳のある表情を浮かべて、彼は俺達に言った。
「無事でよかった。水道を壊されるなんて今までなかったんだが、今回に限っては、本当に運がよかった」
ガッシュには、俺が水道に穴を開けた件は伝えていない。言えるはずがない。街全体を危険にさらすようなテロ行為なのだから。
あの後、俺とノーラは宿に戻ってひたすら寝込んでいたのだが、街のほうでは大変だったらしい。大勢の住人が水汲みに奔走し、補修が済んでからも水位が戻るまでは断水状態で、街全体がちょっとしたパニックに陥っていた。
「あの、そのことなんですが」
犯行を自白するつもりはない。
しかし、別の悪事については、尋ねずにはいられなかった。
「僕らが迷宮に入ったすぐ後に、階段を爆破されたんですよ。信じられます? あんなことしたら、中で動いてる人、みんな閉じ込められて死んじゃいますよ」
「ああ」
何があったかをすぐに理解したらしい。ガッシュはますます顔を曇らせた。
「睨まれちまったんだな」
「らしいですね」
「なぁ、ファルス。ここには冒険者の仕事なんてないぞ。タンディラール王の腕輪なんか持ってたら、余計にそうだ。魔物を狩って有名になろうっていうんなら、もっと他のところに行ったほうがいい」
テーブルに肘をつき、彼は小さく首を振った。
「あいよー」
空気を読まず、カマキリ顔の店主は、熱々の小皿をドン、ドンとテーブルの上に置いていった。
「ま、食おう」
「あ、はい」
しかし、冒険者の仕事がないとは。そんなバカな。ここで魔物を狩るのが仕事じゃないのか?
じゃあ、ガッシュは今、何をして飯を食っている?
「説明するよ。俺が今、ここで何をやっているかっていうと……」
冒険者ガッシュ・ウォーは、田舎の漁村の出身だ。親は漁師で、彼もまたそうだった。ところが、漁場を荒らす海賊まがいの連中がやってきて、漁師仲間に死傷者が出始めた。これに憤った年若い彼は、冒険者登録をして、ピュリスで仲間を募った。自分の村を守るという目的を果たした彼だが、その時お世話になった冒険者達からの頼みも断れず、仕事を共にするうちに、気付けば本業の冒険者になってしまった。つまりは、成り行きに流されてのことだ。
そうは言っても、誰かを助けて自分も助けられる、それを実感できる冒険者の生活は、彼の性に合っていた。それにガッシュ自身、強者への憧れがないでもなかった。少年なら誰でも夢見る竜退治、自分ももしかしたら、と思わずにはいられない。
ピュリスで長年付き合った三人組を解散してから、彼はサハリア西部、ワディラム王国を目指した。そこで彼は努力を重ね、ついにジェードへの昇格を果たした。あとは何か、大きな仕事を成し遂げればトパーズ、上級冒険者の仲間入りだ。
ここで彼は、自分の中の憧れに動かされた。北を目指して黒竜に挑むか、東に向かって赤竜と戦うか。彼の選択は、東だった。黒竜の襲撃はそれほど頻繁には起きないし、沼地の冒険者の苦労も聞き知っていた。ムーアンみたいに足場を奪い合って、互いに距離を取って別行動するなんて、好みではない。それを言うなら砂漠だって大変なのだが、こちらは沼地と違って、彼の好きな「助け合い」が可能だ。
サハリアの砂漠で赤竜を討つ。これは黒竜に遭遇するより、ずっと可能性があったし、それが難しくてもドゥミェコンには人形の迷宮がある。そこで実績を高めれば、トパーズの階級章を手にできる。
「思いっきりアテが外れちまった」
自嘲気味に彼は笑い、出されたスープを一口すすった。
今の人形の迷宮がどんな場所か、詳しく知らないままにやってきた。するとどうだ。迷宮の出入口は、地元のヌシどもがしっかり押さえている。最初は彼も、案内人を雇った。けれども、そこには暗黙の上下関係があった。表向きは雇い主の彼が上で、ヌシどもが下なのだが、実のところは新人が先輩に上納金を差し出しているにすぎない。それでも、ある程度の実力があったガッシュは、ヌシどもの仲間になるよう暗に誘われていたが、どことなく気持ち悪くて、いやだった。
「自警団に入らないかって誘われてな」
「いいじゃないですか」
「よかぁねぇよ。要は奴らの下につくってことだ。あのな、麻薬の売人の頭目と、自警団の裏のボスが同じ奴だって言ったら、どう思う?」
そうこうするうち、どんどん手持ちの資金が底を突いていった。諦めて街を去ろうかと思い、隊商の護衛などの依頼を探したが、都合よく見つからない。そんな中、やっと見つかった勤め口があった。
「傭兵?」
「ああ。街の南東の端に、黒の鉄鎖の偉い人がいてな。俺みたいな冒険者を傭兵として雇い入れてる」
サハリア東部、その南部を支配する氏族集団が黒の鉄鎖だ。北側を抑える赤の血盟とは、事実上、敵対関係にある。今は休戦中らしいが、かつては干戈を交えた間柄だ。その時の紛争には、俺の周りの人達も少なからず関わっている。ミルークは赤の血盟の中心人物の一人だったし、ジュサも、それからウェルモルドも、そちら側の傭兵として戦った。
「何のために?」
「通商路の確保だって聞いている。サハリア南部の海は、魔物がよく出るんだとさ。でっかいタコとか……真珠の首飾り、あの南方大陸との海峡は、割と魔物が間引かれてて、安全に行き来できるらしいけど、そっちは赤の血盟に塞がれてるし、東側からってなると、こっちも青竜が出るしな」
風下に立たされている黒の鉄鎖の首脳部にとっては、まったく面白くないだろう。
「だったら、ドゥミェコンを実効支配しようと。氏族の兵を使えばいいのでは」
「それはできないんだ。だってそうだろ? そうして帝都が手を引いたら、莫大な費用を支払わなきゃいけなくなる。ここまで運ばれてくる食い物やら何やら……全部割高だろ。これを支えるのは、とてもじゃないけど無理なんだとさ」
「なるほど、いろいろと大人の事情が」
「そういうことだ。俺も、だからキジルモク氏族のお偉いさんの私兵って身分なんだよ」
そして、これが事実上のこの街の防衛戦力でもある。
ガッシュは実力を買われて、ドゥミェコンで一番まともな就職先にありついたというわけだ。
「じゃあ、普段は何をしているんですか」
「示威行動が中心だよ。街の郊外に泉があるだろ。あそこにリザードマンどもがいるんだが、あの近くを行進する」
「行進する、だけですか?」
「ま、そうだな。あっちもこっちも、無駄に戦いたくない。街に攻めてきたら俺達が相手だぞ、って思い知らせるためにやってるようなもんだ」
コップをトン、とテーブルに起きながら、ガッシュは深いため息をついた。
「ただ、一度だけ、チャンスはあったんだ。東から赤竜が飛んできてな」
「襲撃ですか」
「ああ。けど、あいつらも頭がいいから、人間がこうやって武器を持って飛び出してくると、割とすぐにいなくなりやがる。一匹も撃ち落されなかったし、そもそもまともに戦いになりゃしなかった。あの後、どこかで隊商でも襲ったのかもな」
つまり、彼はここで、なんともスッキリしない日々を過ごしている。体が鈍らないように鍛錬はする。豪族の私兵なのだから、軍事教練もある。近隣の魔物に対する示威行動もする。自由業の冒険者がサラリーマンになったような窮屈さはあるが、一応生活はできるし、貯金も増えている。それでも何か、釈然としない。
「フォレスティア王の腕輪がよくないのも、そういう事情でな。ここは事実上、帝都と黒の鉄鎖が支配する領域だ。けど、タンディラール王はどっちとも仲がよくないだろ」
「納得です」
じゃあ、ここで腕輪を見せびらかしても逆効果にしかならないと。それはわかった。
ただ、今のこの、迷宮攻略の街としての機能不全は、なぜ起きたのか。
「でも、どうしてまたそんな……もしかして、人形の迷宮って、昔からこんな場所だったんですか?」
「いや、どうもそうでもなかったらしくてな」
俺達より先にここに辿り着いていたガッシュは、事情通の先輩方に囲まれていたこともあって、詳しい経緯を知っていた。
「十年前に帝都の方針が変わったって聞いた」
それまでのドゥミェコンは、一応、人形の迷宮を滅ぼすための拠点として機能していた。魔王の支配する領域は、女神神殿やワノノマの魔物討伐隊が憎悪するところで、だから彼らが派遣する戦士達が街に大勢いたという。特に西側はワノノマ出身の戦士達が住まう場所で、その影響もあって、今でも南方大陸産のコメが配給物資として流れてきている。
ところが、およそ十年前の戦いで大勢の犠牲者が出た。迷宮の深部を目指した大勢の戦士が殺され、帝都は方針を転換したという。
「ワノノマは手を引いたし、女神神殿も帝都に丸投げするようになった。なんか、お偉いさんのクビも挿げ変わったらしいけど、詳しいことは知らない。それで今じゃあ、ほとんど帝都の若者が迷宮に詰めるようになったんだ」
「いやでも、それ、戦う人の質、下がってません? 前は魔物討伐隊とか、神殿に雇われた熟練の冒険者とか、いたんですよね?」
「ああ。ほとんど役に立ってないだろうな」
はて、よくわからない。
スーディアで出会ったヤレル達は、恐れを知らない戦士達だった。人間の世界を乱す魔物と命懸けで戦うのが当然の義務で、その結果としての死を受け入れていた。なら、同じ理由で、人形の迷宮で戦い抜いて死ぬにしても、彼らなら納得ずくだと思うのだが。
そして、そんな戦士達を抱えるワノノマも、対魔王戦線の急先鋒なのだから、こんな最前線から人を引っこ抜くなんて、了承しそうもないような気がする。いったい、何があったんだろう?
「けど、おかげでひどいことになったんだ。その後に居座ったのが、お前も知っての通り、あのチンピラどもってわけさ」
「ムスタムで出会った人は、ここを世界のゴミ箱だって言ってました」
「まったくそうだな」
手を広げると、ガッシュは吐き捨てた。
「本当にゴミ箱なんだ。知ってるか? ワノノマ人がいなくなった西地区な、あそこ、ガキどもがいるから気をつけろよ」
「子供? ですか? 子供なのに?」
「かっぱらいやら何やら、なんでもやらかす。子供だからってナメてかかると、ひどい目に遭うらしい」
「物騒ですね」
「けど、それも自業自得なんだ」
首をゆっくり左右に振りながら、憤懣やるかたないといった顔で、彼は言った。
「もともと、あれは捨て子だからな」
「捨て子?」
「南の街区に売春宿があるだろ。あそこで間違って妊娠したりして、まぁそこで産んで捨てる先ってのが西地区でな」
「えええ」
「あと、ワノノマ人向けの商店とかやってた連中が徐々にいなくなった時、やっぱり子供が捨てられて、そいつらが」
ギャング化した、と。
悪が更なる悪を生む。救いようがない。まさしくゴミ箱だ。
「今じゃ、ボスみたいなのまでいるらしいからな。気を付けないと、何が起きるかわからんぞ」
「うわぁ……」
でも、アナクは西地区に来いと俺に言った。
彼女も、このストリートチルドレン集団の一員なんだろうか。いや、いっそボスかもしれない。
「大したことはできないけど、お前らがこの街にいる間は、俺にできることがあったら、手を貸すよ。けど、長居なんかしないほうがいいぞ?」
「ガッシュさん」
ここで初めて、ノーラが口を挟んだ。
「おう、なんだ?」
「さっきピュリスの商会のお話をしましたけど」
「うん」
「よろしければ、ガッシュさんも一緒に帰りませんか? ここと同じく私兵という立場ですが、ピュリスにいらっしゃるなら、それなりの謝礼もお支払いできますし」
これは俺を連れて帰るための……いや。そうか、と納得した。まったく独立した別の目的によっている。
ノーラは忘れっぽくはない。コラプトからピュリスまで、裸足で歩き通した後、凍える彼女を保護して市内に引き入れてくれたのは、ガッシュ達だった。こうして燻っている彼に出会ったのだから、少しでも恩を返しておきたいのだろう。
「んー、ははは、そうか、商会持ってるもんな」
「あの、誤解はなさらないでください。なにもガッシュさんを部下にしようとか、そういう考えはないんです」
ガッシュから見れば、俺もノーラも、突き抜けた成功者だ。嫌味にならないよう、一貫して下手に出て、彼に恥をかかせまいとしている。
その気持ちは伝わったらしい。
「ありがとな」
「では」
「けど、俺にも意地があるんだ」
とびきり苦いコーヒーを飲んだかのような顔で、彼は不器用に微笑んだ。
「難しいとは思うけど、俺も故郷に帰るときには、胸を張りたいからさ。もうちょっとだけ、頑張ってみたいんだ」
成功は、自分の力で手にしてこそ意味がある。男らしい男なら、尚更そう考える。
「変だよな? お前らには帰れって言っておいて……でも、いつかあいつらにも自慢したいんだ」
そう言うガッシュの視線は、遠い彼方の海へと向けられていた。
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