第二十四章 ムーアン・ドリーム

赤貧生活

 今にも泣き出しそうな空。見上げるだけで憂鬱になる。頭上の雲は、いつも通り悪意に満ちていた。

 この街の住民の生活は、少なからず雨に左右される。降りそうで降らず、降ったかと思えば止む。かと思えば、延々と冷たい雨を降らせ続けたりもする。今日はこれから、どうなるだろうか?


 通りを見渡す。

 舗装もされていない砂利道だが、邪魔になりそうな石ころは、とうに取り除かれている。淡い黄土色のでこぼこ道を、荷車が物音をたてながら通り過ぎていく。

 左右に居並ぶ建物は、ほとんどが木造の平屋だった。どれもこれも古びている。基礎の部分が石でできているのは上等な部類だ。木材すら不足しがちなこの街では、どんなものでも建材になり得る。

 ひどいと思うのが、屋根の作りだ。多くの家屋が、ちゃんと天井を作りこんでいない。板を斜めに渡しただけの状態で放置されている。あれでは雨が降ったら漏れてくるし、隙間風だって忍び込んでくるのだろうに。


 現在ではもう、その必要はなくなったのだが、これは昔の税金対策の名残だったらしい。完成した家屋に課税する法律があったのだ。だから、景気のよかったその昔、人々は家や店舗を建てはしたが、あえて完成させなかった。

 今はそれが負の遺産になってしまった。不景気のただ中にあるこの街では、もはや屋根を作り直す金すら捻出できない。


 そういうわけで、頭上も斑な灰色に染まっていたが、地上も似たようなものだった。

 道行く人の服装にも、色彩感がない。表情にも余裕がない。


「……女神のお慈悲を」


 ああ、と溜息が漏れる。それを努めて覆い隠して横を向く。

 路上の物乞いだ。もとは白かったであろうスカーフを被った中年女性。今は全身、濃淡のある灰色に染まっている。それが古びた酒場の脇にしゃがみこんで、かすれ声を絞り出す。

 腕の中に抱いているのは赤ん坊だ。この子のために、どうか小銭でも……だが、もうからくりはわかっている。あれは彼女の実子ではなく、スラムの誰かのを借りてきたのだ。そうして世間知らずが通りすがるのを待ち構えている。近寄って確認はしていないが、あの手の物乞いは、哀れを誘うために、わざと赤ん坊の手足に傷を入れたりすることもあるのだとか。

 しかし、この街では、どう考えても実入りのいい商売ではない。


 ここをまっすぐ行って、もう少ししたら、横の路地に入れば宿だ。あんな場所を宿と呼びたくはないのだが。

 そしてその前に、いつものあの男が座っている。地面の上に茣蓙を敷いて。


「ようようようよう」

「やぁ、カチャン」

「ようよう、買ってけよう」


 フォレスティアやセリパシアでは滅多に見かけない風貌。深い焦げ茶色の肌に、天然パーマでクルクルに丸まった縮れ毛。豆みたいに形のいい頭の形。要するに、黒人だ。

 カチャンはまだ二十代半ばの若さだが、見た目はもっと幼い。童顔なのもあって、十代半ばに見える。

 海を渡ってやってきたのが十年ほど前、この街にも五年以上、滞在している。だから、フォレス語もルイン語もペラペラだ。サハリア語はもっと得意らしい。当然、母語たるシュライ語は完璧だ。彼に限らずこの地域の住人には、マルチリンガルが多い。大沼沢の畔は、西方大陸一の人種と民族の坩堝なのだ。


「お金がないんだ」

「そいつはどうかな、銅貨でもいいか、どうしよう、いいよう」


 ラッパーか、と思ってしまうのだが、どうもサハリア東部や南方大陸西岸の人々は、そもそも詩を好む性質なのだ。うまい下手は別として、彼らは歌うように商い、売り歩きながら吟じる。生まれついての詩人で、商人なのだ。

 あの半島と西岸の海峡には、宝石や黄金などを産する港町がいくつも居並んでいるので『真珠の首飾り』なんて異名もあるくらいだ。もちろんこの呼び名も、詩的表現を愛する彼らの思いつきなのだろうが。


 軽いノリの男だが、その身の上話はとなると、どうしようもなく重い。だが、いつもケラケラ笑って過ごしている。

 メンタルが強いというのもあるのだろうが、これまたそういう文化なのだ。弱みを見せない。元気か、と言われれば、病気でも元気と答える。商人とは、そういうものだ。


「売れてる?」

「足下見ようたってそうはいかないぜ、売れてないってったら値切る気だろ、はは兄弟、でもお前は特別、二割引」


 もちろん、口だけの二割引だろう。

 それに彼の明るいノリは嫌いじゃない。俺だったら、とてもこんな風には振舞えないから。


 俺はそっと足下を見た。

 様々なガラクタが置いてある。古びた短刀、凹んだ鍋……ちなみに蓋はない……それに食べかけのパン。もちろん、無傷の野菜やチーズもある。ただ、これらはよく見極めないといけない。古くなった果物なんかも、混じっていたりする。

 そして、しゃがみこむ彼自身。その左足は、膝から下がなかった。


「そのニンジンとジャガイモ一つずつ」

「はい毎度、銅貨四枚」

「二枚」

「冗談きついぜ、なぁ兄弟、どうか払って銅貨三枚」

「払うけど、それじゃない。そっちじゃなくて、このジャガイモだ」

「目利きもきついぜ、なぁ兄弟」


 うっかりすると、古くなった食材を掴まされる。けれども、彼を責める気にはなれない。カチャンにしてみれば、ここでの駆け引きだけが生命線なのだ。

 彼の首には、いまだに冒険者証がブラ下がっている。階級と実績を示すタグだ。アメジストまで昇格したらしい。今から七年前のことだとか。


 南方大陸の西岸より少し内陸に入ったところには、クース王国がある。かつてのベッセヘム王国の片割れだが、遡れば、元々はギシアン・チーレムの部将の一人が前線基地を設けたのが発展したものだ。というのも、イーヴォ・ルー討伐後も、大森林の魔物の脅威は大きく、人々を守るためには北と南に防衛線が必要だったのだ。

 カチャンは、そのクース王国出身だ。貧しい農民の息子だった。それがまだ子供のうちに、海沿いのティンプー王国まで出稼ぎに出されて、そのまま船乗りの見習いに、続いて冒険者になった。


 ここムーアン大沼沢では、実力がすべてだ。人種も出自も問われない。

 沼地の奥に進めば、それだけ金目の物も見つかりやすくなる。それにまた、ここはマルカーズ連合国の端に位置している。つまり、紛争が頻発する地域ということだ。だから傭兵の仕事にも事欠かない。

 その分、危険と背中合わせでもある。彼は、とある仕事で片足を失った。それからは路上の物売りに身を落としたが、今もこうして逞しく生き抜いている。


「他のところじゃお坊ちゃんなのに、食いもんにだけは目敏いな」

「まぁ、ね」

「いいことだ。俺達の故郷には『水銀のように生きる』って言葉がある」


 ホームレスか、なんてバカにはできない。俺が今、住んでいる場所も、彼の手助けなしでは借りられなかった。沼地でやっていくコツも教えてくれた。短い付き合いではあるが、本当に頭が上がらない。なのに彼は、頭を下げられるのを嫌った。代わりに俺のことを兄弟と呼んで、かわいがってくれている。

 それでいて対等に口を利くことを求めてもいる。彼の生まれた国では、子供は早く大人になる。周囲の大人も、どんどん一人前の男として扱おうとする。その文化ゆえだろう。優しいのに容赦ない。目利きが悪ければゴミを掴まされるのも当然だと考えているのだ。


「水銀? なんで水銀?」

「俺の故郷、金鉱がある。水銀もよく使う」


 それはわかる。アマルガムを作って、そこから水銀を蒸発させれば、金を抽出できる。


「水銀は、どこにでも入り込む。絶対に通れないと思ったところでも、隙間を見つけて滑り込む。兄弟、世の中を生きていくのは大変だ。頭が固い奴はダメ。力んでもムダ。鉄みたいに固まってたら、立ち往生だ。鋭い目で、うまいこと抜け道を見つけるんだって、そういうこと」

「なるほど」

「お前も、食い物のことは鋭い。それはいいこと。でも、他はまだまだ」


 自覚はある。

 今後、努力していかなくてはならない部分だと思う。


「なぁファルス、俺の兄弟」

「うん?」

「そろそろそいつを売ってくれ」


 彼が指差したのは、俺が持ち歩いている抜き身の剣だった。

 魔宮モーで拾ってきた、あの剣だ。鞘がないので、仕方なく剥き出しの状態で持ち運んでいる。さすがにどうかとは思うのだが、なんとかする金もない。


「こいつは売れないよ」

「お前が持ってももったいない、そのうち錆びるぜ、へい兄弟」

「ああ、まぁ、じゃ、そのうちな」


 他に武器がないのに、手放せるものか。この街の治安は決してよくないのだし、冒険者にとっては大事な仕事道具だ。

 ただ、カチャンの言うことにも道理はある。錆びたら値が下がる。その前に自分で引き取って、他所に売りたいのだろう。

 そもそも足がこれなので、彼はあまり歩き回れない。となれば、取引してくれる相手に依存せざるを得ない。売り場はまた、仕入れの場所でもあるわけだ。


「それじゃ」

「おうおうわかった、また来いよ」


 俺は、彼に軽く手を振ると、路地の内側へと足を踏み入れた。


 表通りはまだ、路面も乾いており、歩きやすかった。だが、裏の路地に入ると。

 まず、下水道なんて気の利いたものはない。生活排水がそこかしこに垂れ流され、汚臭の渦を巻き起こしている。一歩踏み出すごとに、ネチャリとイヤな音が耳にへばりつく。当然、靴の裏にも何かがべっとりつく。それが人間の汚物でないことを祈るばかりだ。


 表通りとの違いとしては、丈の高い建物が増えるという点もある。といっても、せいぜいが二階建てだ。それ以上の高さの建造物を作るには、材料も技術も人手も不足している。

 当然ながら、家主は一階部分に住み、店子が上で暮らす。ここでも家屋を完成させないルールが働いており、上は雨漏りがひどい。それでいて、一階に水漏れさせると苦情がとんできて、罰金まで請求される。

 まだ、屋根があるだけマシというものだ。カチャンなんて、いつも路上で寝ている。


 昔はこうではなかった。

 というのも、マルカーズ連合国の北側の諸都市は、物流ルートの要をなしていたからだ。


 今でこそ、タリフ・オリムとオプコットの間には、直通ルートが存在している。だが、言うまでもないが、両国は潜在的な敵対関係にある。だから昔は、直接に交易することは少なく、アルディニアの鉱石もセリパシアの農産物も、すべて大沼沢の諸都市を経由して取引されていたのだ。

 そこに沼地で採取される薬草や魔物などから取れる素材、古代の遺物なども並べられる。出口は海沿いのシャハーマイトだ。栄えないはずがなかった。


 つまり、この辺の貿易都市の凋落の原因の一つは、ミール王の開放政策ということになる。今では、ムーアン大沼沢沿岸の諸都市……カチャンがいうところの『ギウナの鱗』は、勝ち組と負け組にハッキリ分かれてしまった。

 おかげで俺は、今日も空きっ腹を抱えて帰宅する。


「はぁ」


 憂鬱だ。

 ここ、ロイエ市にやってきてからというもの、俺にはまったくいいところがない。


 教訓。

 男は甲斐性だ。

 金がないのは首がないのと一緒。金言だと思う。


 階段に足をかける。粗末な造りだ。適当に渡された木材に、乱雑に釘を打ち込んだだけの代物。その釘も、風雨にさらされてきたせいで、ところどころ錆びている。たまに軋んだりもするのだが、大丈夫だろうか。

 不揃いな木の階段に点々と汚れが残る。もう、気にしても仕方がない。


「ただいま」


 俺は扉を開けながら、挨拶した。


「おかえりなさい」


 迎えてくれたのは、マルトゥラターレだ。

 四畳もない狭い空間。斜めの天井は低くて頭をぶつけてしまう。もっとも、そんなうっかり屋は俺だけだ。どういうわけか、彼女は一度もそんな間抜けをしない。


 土間と床の区別もないが、俺達がここに居を構えてから、入口で靴を脱ぐようにしている。外があまりに汚いからだ。

 一応、足下にはカチャン商会で仕入れた布を敷いている。少しでも底冷えを防ぐために。なお、毛布は汚くて古いのが一枚きりだ。今は冬の終わりだからまだいいが、春になったらきっとダニが涌く。


「何もなかった?」

「うん、誰も来なかった」


 貧乏長屋に押し入る馬鹿なんか、いるわけもないか。とはいえ、それはここに何がいるかを、誰も知らないからだ。


「ごめん」


 俺はまず、謝った。


「今日も肉は無理だった」

「ううん、いつもありがとう」

「本当に情けない」


 俺は項垂れた。

 今日も野菜だけのスープだ。幸い、燃料は不要だ。水はマルトゥラターレが空気中の水分から搾り出すし、俺が火魔術で熱すればいい。魔法で料理を作るなんて、贅沢なのか、能力の無駄遣いなのか。

 なお、そのための鍋もまた、カチャン商会の逸品だ。穴こそ開いていないが、あちこちへこんでいる。


 なぜこんなことになったのか。

 金がないからだ。


 この悲運を決定付けたのは、魔宮モーでの戦いだった。

 グレムリンに追い回された俺は、ソフィアを背負って逃げ延びた。その後、なくしたリュックの回収はついに叶わなかった。魔物を狩っていた時にあちこち探し回ったのだが、どうしても発見できなかった。それにあの時は、とにかく外に出るのが最優先だったのだ。あのリュックの中には、金貨が六百枚以上入っていた。それが全部、パーになった。これが一つ。

 それと、アルジャラードとの決戦。あれも仕方なかったのだが、時価にして金貨一千枚以上というミスリル製の剣をへし折ってしまった。オマケに、もう使えないからとあの場に捨ててきてしまったのだ。まったく早計だった。今にして思えば、あの破片だけでも、クズ鉄として引き取ってもらえたかもしれなかったのに。

 そういうわけで、俺がアヴァディリクを後にした時点では、ポーチの中に十数枚の金貨が残っているだけだったのだ。


 十数枚?

 そう。プレッサンに投げ与えたお小遣いのせいで、もともと五十枚あった金貨が、更に半分以下になってしまった。ああ、もったいない。


 それでも、聖都を離れた時点では、何の問題もなかった。

 さすがは教皇の馬車。各地の城砦に立ち止まっては、俺達に無料で食事と宿を提供してくれた。そして速やかに国境の南端まで送り届けてくれたのだ。

 けれども、その先がなかった。そのまま放り出されてしまったのだ。


 後知恵で考えても仕方ないが、もっとおねだりすればよかった。

 シャハーマイトまで送ってくれとか、お金貸してとか、いろいろあっただろうに。


 国境の町は、いわゆる勝ち組だった。神聖教国の交易ルートの一部に組み込まれていたからだ。しかし、それだけに物価がやたらと高かった。滞在しているだけで、流れるように金貨が消えていく。

 慌てて割高な必需品を買い込み、俺とマルトゥラターレは南に向かった。そうして辿り着いたのが、このロイエ市だ。

 こちらはどちらかというと負け組の街だ。物価が安いのはいいが、治安も悪いし、貧富の差も大きい。何より汚い。


 そして、金が足りなかった。いろいろモノがない。旅費も心許なかったし、そもそも俺はピュリスに帰るつもりがない。手紙を書いて、マルトゥラターレだけ送りつけるつもりだった。そこまで片付けたら、冒険者稼業を続けながら、陸沿いにワディラム王国を抜け、人形の迷宮を目指す。

 そうなると、ここで稼がなくてはいけない。できると考えていた。いや、簡単だとさえ思っていた。なにしろ、俺は悪魔さえ討ち取った凄腕の戦士なのだ。それが甘い考えだと悟ったのは、つい最近だった。


「はい、またこれ入れるから」


 シーラのゴブレットの蓋を開け、鍋の中に注ぎ込む。

 どんなに貧しい料理も、これでおいしくできる。料理人としては、忸怩たるものがあるのだが。


 魔宮の中では、なぜか味を感じられなかったゴブレットの飲料だが、今はそうでもない。ちゃんと味もするし、おいしいとも思う。いったい、あそこで何が起きていたのだろう。


「あの」


 マルトゥラターレが食べ始めもせず、俯いている。


「えっ、どうしたの」

「あのね、ファルス」

「うん」

「私は覚悟できてるから」


 またその話か。


「いやいやいや、大丈夫だから! ちゃんと稼ぐから! もうちょっと待って!」

「助けてもらっただけでも感謝してる。もともと、ジェゴスの玩具だったし、私を売れば」

「だーっ、ダメダメダメ! ね? ね? ハイそのお話はおしまい」


 情けない。

 まったく情けない。


 そりゃ、亜人は売れる。

 かなり割り引かれても、旅費に余裕も出る。下手すれば家すら建つ。だけど、さすがにそこまで落ちたくない。

 それに彼女の存在は神聖教国の機密事項なのだ。だから絶対に安全な場所に居着いてもらわないと困る。


「だって、このままじゃ足手纏いだし」

「そ、そ、そんなことないから」


 とは言うものの。

 確かに、俺は彼女を人目にさらさないために、努力しなければならなかった。正体を知られれば、治安のよくないこの辺の不良冒険者どもが、力ずくで奪おうとするかもしれない。だから俺は「皮膚病の姉を連れている」と嘘をつかねばならなかった。スカーフを被せ、顔も布で覆い、少しでも見られないようにした。たとえ亜人と知られなくても、美貌だけでもトラブルを招き寄せるからだ。


「そろそろこの辺にも慣れてきたし、近々大金が入るよ、うん」


 思えば、本当の意味での冒険者稼業など、今までやったことがなかった。

 ことにこのムーアン大沼沢では、それは一際厳しい商売だったのだ。


 ……トン、トンと天井を叩く甲高い音が聞こえた。


「あ、雨!」

「わかった。今、水除けの魔法を使うから」

「なんだか、ごめん」

「大丈夫。スヴァーパがやってくれるから」


 最初、遠慮がちだった雨音は、すぐに容赦ないドラムロールに変わった。

 彼女のおかげで水が沁み込むことはないものの、狭い室内にはどんどん湿気が滑り込む。


 本当に。

 本当に、なんとかしなくては。


 まさか、世界の西の外れで、こんな貧乏生活を強いられるなんて。

 なんだか皮肉な笑いがこみあげてきそうな気分だった。

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