それは爆弾

 最近、家の前の通路の薄暗さを痛感している。かなり肌寒くなってきた。既に青玉の月。ここに居を構えて、三ヶ月余りが過ぎ去った計算になる。

 幸い、このペンシルビルは、南東向きだ。そして、寝床にしているのは地上三階。向かいの建物も、同じくらいの高さしかないので、なんとか朝日は差し込む。但し、その時間は日々、遅くなりつつある。

 悲惨なのは、二階から下だ。快適だった居間が、今では完全に日陰になってしまっている。ここに越してきた時には、いくら割安だったからって、サハリア産の絨毯なんて贅沢だと思っていたのだが、今では意見が変わった。南国のピュリスとはいえ、やはり晩秋ともなれば肌寒い。息を吐くと白くなる日もある。体を冷やして、いいことなんて何一つない。


「また、朝のお勉強?」


 アイビィが部屋に入ってきた。彼女はよく働く。それこそ文句も言わずに。

 料理こそ絶望的だが、朝一番に起きて、キッチンと一階のバックヤードの窯に火を入れてきてくれる。ついでに湯たんぽも用意しておいてくれるので、店の中で座りっ放しの俺は凍えずに済んでいる。


「とにかく、繰り返せば、覚えられるから」


 前世の経験上、俺は学習において重要なのは、反復であると認識している。とにかく繰り返すこと。一発で覚えたものは、たいていそのまま覚えていられる。でも、間違える問題は、繰り返し忘れる。そういうものだ。

 魔術の理論を知り尽くすには、時間をかけて学ぶしかない。俺はまだ、自分が行使している身体操作魔術のことさえ、充分に理解できていないのだ。


「そっか。でも、今日、特売の日なんだけど?」

「あ」


 そうだった。

 俺は魔術教本をパタンと閉じて、立ち上がった。そっと窓の下に視線を這わせる。

 いるいる。近所のオバちゃん達が、列をなして。


「店、開けないとね。ボーっとしてた。急ごう」

「はいよっ!」


 毎日コロコロとノリの変わるアイビィにも、もう慣れた。そして、週に一度の特売日の準備も。

 一階に駆け下り、店のウィンドウに下ろされた鉄格子を持ち上げる。


「お待たせしました!」

「はーい、並んでくださーい!」


 俺とアイビィが声を張り上げると、行列の人達の視線が集まる。

 最初はあまり注目されなかった薬品店だったが、徐々に成果が出始めている。売り上げの割に収益はいまだ少ないが、俺の考え方が受け入れられ始めているのだ。

 つまり「薬とは重病になってから使うものではない」ということだ。俺は、なるべく安価に、日常生活を快適にする薬を作り続けた。今日の特売で出す品物も、そういった類のものだ。

 冷えた体を温める薬湯。要するに、温泉の素だ。意外と安価に、しかも簡単に作れるものだったりする。自宅にバスタブがある家は決して多くはない。だが、温水浴がいかに体を温めるか。そこに薬効成分まで加わるのだから、寒さ知らずになる。もう、簡単に水浴びだけして済ませるなんて、そんな生活には戻れない。

 そして、これが売れると、次は石鹸が売れる。彼らは入浴を快適にするついでに体を洗うに過ぎないのだが、結果的により清潔に、衛生的になる。

 ちなみに、来週の商品も既に準備中だ。今度はハンドクリームを売り出す。水仕事で荒れた手のひび割れに、優しく沁み込む潤い。手先の荒れ具合は、誰でも見ればわかる。これまたきっと人気商品になるに違いない。

 街の中の他の店も真似をしてくるかもしれないが……それで市内の衛生水準の向上が見込めるなら、黙認しようと思う。


「はい、お待たせしました。入浴剤をお求めでしょうか?」

「三袋頂戴」

「毎度ありがとうございます! ついでに石鹸はいかがでしょうか?」

「そっちはまだ余ってるから大丈夫だよ」

「近々、病気予防のうがい薬を売り出しますから、そちらもよかったらお試しくださいね」


 そうやって次々、人を捌いていく。

 ざっと列を眺めると、かなり後ろのほうに、見慣れた顔がある。ハリとウィーだ。きっと傷薬でも買いに来たのだろう。


「はい、では次の方」


 オバちゃんを送り出して振り返った。その瞬間、俺は店の外側に引き摺り出された。辛うじて爪先がカウンターに引っかかっているだけの状態で、胸倉を掴まれてしまっている。


「おい、クソガキ」


 さして体格がいいわけでもない男。はじめから険悪な雰囲気を振りまいているせいかもしれないが、目付きが濁っているように思われる。


「毎回毎回、うざってぇんだよ、こういうマネしやがって、道が狭くなるだろが」


 周囲のオバちゃん達が、距離を置いて見ている。遠くからどよめきが聞こえてくるが、止めてくれる人はまだいない。まあ、揉め事っぽいから、最初はそんなものだろう。

 ところで、こいつは誰だろうか?


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 ケイン・ウダーマ (27)


・マテリアル ヒューマン・フォーム

 (ランク5、男性、27歳)

・スキル フォレス語  5レベル

・スキル 薬調合    4レベル

・スキル 医術     4レベル

・スキル 商取引    2レベル

・スキル 剣術     2レベル

・スキル 料理     2レベル

・スキル 裁縫     1レベル


 空き(20)

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 ああ、思い出した。こいつ、前にも嫌がらせに来ていたっけなぁ。毎朝、家の前に犬のフンをばら撒いてくれてた人だ。アイビィがぼやいてたっけ。

 向こうの通りで、薬屋を営んでいる人で、元は軍医だったが、親の店を継いだのだとか。ただ、スキルを見てもわかる通り、商売もダメ、薬の品質もそこそこ。おまけに、博打と酒が好きで、店は開けたり閉めたり。しかも気の荒い乱暴者、と。軍隊生活も良し悪しだ。それでも今までは、いざとなれば高値で薬を買う人がいたから、なんとかなっていた。でも、そこへウチが良心的な値段で商売するようになったから……

 残念。せっかく親の代で築いた店も、こうなってはおしまいだ。


「これも商売ですよ」

「ガキがナマ言うんじゃねぇ、今すぐやめろ」


 そう言いながら、こいつは俺の頭を軽く小突いた。別に怖くも何ともないが、さすがにちょっと痛い。

 ……ふむ。どうしようかな? こんな態度の人間をそのままにしておいて、いいことなど一つもないだろう。俺の敵にもなるし、街の衛生状況の改善にも役立つまい。こんな奴、中途半端に能力だけあっても、宝の持ち腐れだ。となれば、やることは一つ。


「やめるのは、あなたのほうですよ」

「あ?」

「僕が思うに、あなたは街の薬剤師より、まだ軍隊に戻るとか、病院で看護でもしていたほうが、ずっと幸せになれます」

「ああ? なにほざいてんだ、このクソガキがぁ!」


 俺は完全に店内から引っ張り出され、石畳の上に転がされた。

 体が冷えてる時の打撲って、体の芯に響く感じがして、かなり痛く感じる。なんでだろう?


「もし、そこのお兄さん」


 いつの間にか、彼のすぐ横に、アイビィが歩み寄っていた。顔には薄気味悪い笑みが張り付いている。


「なんだ」


 彼女を不審げに見るケイン。その彼の肩に両腕を回しながら、アイビィは、しなだれかかり、ついで後退りした。店の壁に背中を預けるその格好、まるで彼を誘惑しているかのようだ。男の顔は、バランスのいい胸の間に収まっている。あー、天国なポジションだ。


「それくらいで勘弁してくださいね」


 あくまで声色だけは優しげだ。でも、俺にはわかる。


「あっ? 何言って……カッ」


 ゴスッ、と鈍い音がした。

 あーあ……


 抱きすくめた男の頭を両腕でしっかりホールド。その隙だらけの股間に、強烈無比の膝蹴りを食らわせたのだ。あれは痛い。死ぬほど痛い。絶望的に痛いはずだ。


「カハッ、ゴアッ……」


 その場に倒れこみ、股間を押さえたまま、呻き声をあげる。ここまでしなくてもいいのに……

 けれども、このアドリブのショーに、並んでいたオバちゃん達はヒートアップ。思い切りのいいアイビィに拍手喝采、これがいい見世物になってしまう。

 ここは前世よりずっと野蛮な世界なのだ。向こうで読んだ、セルバンテスの『ドン・キホーテ』のクライマックスを思い出した。確か、血みどろの大喧嘩が繰り広げられるのを、聖職者までが「娯楽」と受け止めて、見て笑っていたんだっけ。それと似たノリが、ここにもあるのかもしれない。

 やれやれ、哀れな男だ。今日の朝だけで、大事なものを三つも失うとは。一つは面子。もう一つは子種。更にもう一つは……


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 (自分自身) (7)


・アルティメットアビリティ

 ピアシング・ハンド

・マテリアル ヒューマン・フォーム

 (ランク7、男性、6歳・アクティブ)

・マテリアル ラプター・フォーム

 (ランク7、オス、14歳)

・スキル フォレス語  6レベル

・スキル 商取引    5レベル

・スキル 薬調合    6レベル

・スキル 身体操作魔術 5レベル

・スキル 料理     6レベル


 空き(0)

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 おっと。

 今ので薬調合のレベルが上がった。これでもう、ほとんどの薬はちゃんと作れるはずだ。これより上の技術となると、国内でも有数の腕前となるだろう。


 その後は無事に客の相手をしていたが、最後に青い顔をしたハリと、珍しく元気そうなウィーがやってきた。


「お待たせしました!」


 俺の声に、ハリはブンブンと首を振る。さっきの膝蹴りに、怖気づいたらしい。カタカタと震えながら、彼はアイビィに尋ねた。


「あ、あなたは何者なんですか……?」


 すると、アイビィは胸を張り、堂々と言い切った。


「フェイの母です」


 またそれか。

 俺のジト目を見て、ウィーも苦笑いしている。


「それで、あなたは?」


 アイビィの冗談めかした問いかけに、ハリは大袈裟に応えてみせた。


「ああ、女神よ、慈悲を! かくも過酷な運命が待ち受けていようとは! 賢者よ、答え給え、愛と恐怖とは、いずれが勝るのか……」

「話が終わらないから、とりあえず傷薬を」


 一人、葛藤に身悶えするハリを置き去りにして、ウィーはあっさり用件を述べた。


「それと、これはできればなんだけど」


 日夜、弓弦を引き続けた手を見せてくる。


「細かい傷がいっぱいで、痛いんだ。そんなの気にしてちゃいけないとは思うんだけど」

「いや、ダメですよ」


 俺は改めて、ボロボロになった指の皮膚を見ながら、言った。


「細かい傷跡から汚れとかいろいろよくないものが入って、病気の原因になったりするんです。これだけ猛練習しても、そのせいで指がダメになって、切り落とす羽目になったらどうします? 今のうちに予防しないといけません」

「えっ!? ど、どうすればいいの?」

「ちょっと待って」


 俺は店の奥に駆け込んで、膏薬と包帯、それに試作品のハンドクリームを持って戻った。


「まずは、傷跡がなくなるまでは、この薬と包帯を。ハンドクリームは、治ってから、毎日つけるように。冬場は皮膚が乾燥して、脆くなってるから、気をつけてください」

「うん、わかったよ。おいくら?」

「これは試供品だから、とりあえずタダでいいですよ。それより……」


 あくまで支払う、と言い出しかけた彼女は、そこで引き下がった。


「わかった。いつもの通り、宣伝だね」

「はい」

「任せてよ。ボクじゃ、あんまり効果ないかもだけど」


 一連のやり取りが終わる頃には、ハリとアイビィの漫才も、片付いていたようだ。


「それでは、これで」

「あ、そうだ」


 立ち去りかけた二人に、俺は声をかけた。


「もうすぐ年末で、うちの料理長から命令されてることがあって……狩りのお仕事を頼むことになりそうなんだけど、あとでお話させてください」

「わかった! じゃあ、また後で寄るよ!」


 エンバイオ薬品店は、昼には一度、閉じる。その間にゆっくり食事を取り、読書もする。もちろん、必要があれば、昼休みを返上して作業にあたることもあるのだが。

 今日については、基本的に予定通りだった。この分なら、午後にちょっと薬の補充をすれば済むだろう。種火になっているバックヤードの火力を増して、数の減ってきた傷薬を、少しだけ作ろう。それから、薬草の注文書を書いておかないと。


「ボスー、ボスー」


 最近、俺の呼び方が何でもありになってきている。


「今日は風もないし、日も出てるんで、屋上で食べやせんかー?」

「そうしようか」


 それで彼女は、折り畳み式の木のテーブルと、椅子を手早く運ぶ。その間に、俺はリゾットを器に盛って、トレーに載せる。

 屋上に出てみると、日差しが温かかった。思えば、贅沢なものだ。前世では、落ち着いて昼食を食べるなんて、夢のまた夢だったっけ。子供の頃は、いつも給食を急いで食べていたし、飲食店に勤めていた頃は、昼飯なんてものは客がハケた後に細々と済ませるものだった。サラリーマンになってからも、一時間の枠の中で、混雑する店に駆け込んで、どうにかこうにか片付けていた。しかも、同僚先輩との付き合いコミで、だ。

 今は、見晴らしのいい屋上で、日の光を浴びながら、のんびり食べられる。一応、用事がなければだが、昼の十二時から十四時までが休憩時間だから、贅沢なものだ。店を開けっ放しにするのは、そこからあと二時間だけ。表はアイビィに任せて、俺は裏で薬を作り続ける。夕方には業務終了だ。本当にゆったりしている。


「やー、今日もうまそうですなー」


 本当に、俺と出会う前のアイビィは日々、何を食って生きてきたんだろうか。グルービーの屋敷に常駐するコックの料理? だったらいいが、それが食えない場合は? 街中で外食だけ? 旅行中の野営時には? 忍者メシか?

 一応、今も俺のリゾットを、うまいとか何とか言いながら流し込んでいるんだから、人並みの味覚はあるんだろう。やれやれ、不憫なことだ。


「ん? 食べないの?」


 じっと見られていることに気付いたのだろう。彼女の声で、我に返る。

 見かけは怜悧、付き合ってみると能天気。でも、本性は……


 俺は、アイビィに爆弾を仕掛けた。


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 アイビィ・モルベリー (24)


・マテリアル ヒューマン・フォーム

 (ランク6、女性、24歳、アクティブ)

・マテリアル プラント・フォーム

 (ランク6、15歳)

・スキル フォレス語  6レベル

・スキル サハリア語  5レベル

・スキル ルイン語   4レベル

・スキル 商取引    2レベル

・スキル 薬調合    3レベル

・スキル 格闘術    5レベル

・スキル 投擲術    5レベル

・スキル 隠密     5レベル

・スキル 軽業     5レベル

・スキル 水泳     4レベル

・スキル 房中術    5レベル

・スキル 精神操作魔術 3レベル


 空き(12)

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 プラント・フォーム。つまり、植物の体だ。


 俺のピアシング・ハンドの能力は、魂から、個体がそれまで生きた時間によって得てきた技能や特徴、肉体を切り離すことができる。そして、どうやら植物も、その例外ではないらしい。

 確かに、この世界に生まれ変わる前、米粒が紫色の空間を彷徨っていたのを目撃しているし。つまり、植物にも魂はある。


 ならばと、俺は実験をした。まず、動物の肉体を奪い、それを植物に与える。俺が念じても、植物は自分では肉体を入れ替えようとは考えないから、一日待つしかない。で、次の日、俺は植物から本来の体を奪う。植物が動物になるわけだ。

 結果は? 何も起こらなかった。虫けらになった植物は、植物状態だった。どうも、生まれつきの反射は機能するようだし、呼吸や心臓の鼓動といった、半自動で働く部分には問題がないのだが、自発的に行動する様子がまったく見られなかった。それどころか、天敵に襲撃されても、ほぼまったくの無抵抗だったのだ。

 次に、動物を一度植物にして、一日後に元の虫けらに戻してやった。結果は、植物の場合と同じだった。たった一日の植物生活で、実験動物は、動くということを完全に忘れてしまったようなのだ。まあ、回復にどれだけかかるか、じっくり調べていないので、もしかしたら、元通りになれたのかもしれないが。


 ピアシング・ハンドは、必殺の武器だ。しかし、無数の弱点がある。

 それがこの夏、明らかにされた。一日一度の制限があるせいで、複数の相手に対しては、対応が難しくなるのだ。使ってしまったらもう後がないので、いつ切り札を出すかで、散々悩む羽目になった。

 それだけではない。キースに追い詰められても、俺は奴のどの部分を切り取ればいいか、迷った。なにせ、あれは宝の山だったのだ。達人クラスの剣術、一流の水魔術、そして魔術核。なのに、何の準備もないと、ただ肉体を奪って魂を散らすしかできない。正直、もったいないと思ったものだ。

 しかも、肉体を奪えば、あとは死ぬしかない。生きたまま捕らえる、という芸当ができないのだ。これでは、仮にキースを倒したところで、彼の雇い主について聞き出すのは不可能になってしまう。


 そうした問題をある程度、解決できるのが、この爆弾なのだ。

 正直、一度植物にしてしまったら、人間に戻しても、まともに機能しなくなる可能性が高い。以前、俺が虫になった時、まともな精神状態に戻るまで、一週間近くかかった。仮にも神経組織を備えた動物の場合でさえ、こうなのだ。脳どころか神経すらない植物になったら、通常の手段では、精神を元通りにはできないだろう。

 だが、それでも最低限、肉体とスキルは残る。そして、復活の可能性もゼロではない。


 いざとなったら、俺はアイビィの肉体を奪う。奪わなければならない。

 俺は死が怖い。自分が死ぬのはもちろん、他人を殺すのも、怖いと思っている。その弱さ、甘さも、この前実感した。いちいち理由をつけないと、ろくに戦えないのだ。

 こうして、彼女と日々、一緒に過ごしてきてしまっているが、いざ敵に回ったら、どうなってしまうのか。彼女は手加減できる相手ではない。だが、自分のことだ。普通に殺すとなったら、躊躇ばかりして、やられてしまうに違いない。

 俺の臆病さの解消と、実利を兼ねての対策が、この爆弾なのだ。


「んー」


 眼鏡越しに、彼女がじっと俺の顔を見る。


 彼女がグルービーの手先なのはわかっている。きっと、今に至るまでにも、あちこちで少なからず手を汚してきているだろう。

 それでも。

 できれば、そんな彼女の素顔を見ないで済ませられたら、と思ってしまう。


「どったの?」

「ついてる」

「何が?」

「ほっぺに。米粒が」


 言われて慌ててハンカチを取り出すアイビィ。

 彼女のそそっかしさを笑いながら、俺はリゾットを口に運んだ。

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