第2話 5月

 松永は、卓球部に所属した。卓球部に入ったのは30人だった。この中でレギュラーになれるのは三分の一だ。

 小学校時代から卓球をしているやつもいた。その6人グループと松永は対立した。


 その6人グループは卓球の腕はあるものの、偉そうな態度をとっていたため、同級生からはほとんど嫌われていた。


 8月に1年生のデビュー戦があることをしった。

それを目標に頑張ろうと思えた。そのために、フォームの練習をした。サーブも練習した。


 松永は福井亮という同じクラスのやつがいた。そいつも卓球は中学スタートだ。一緒にレギュラー目指して頑張ろうと意気込みをした。


 8月の結果は松永は予選負けをした。後悔はなかった。


 1年生大会のレギュラーに選ばれたものの、六人組のグループのやつも全員選ばれた。

 彼らは俺のことを嫌っていたので、試合に出させてもらえなかった。俺はずっとベンチで応援だった。悔しかった。それが2年の新人戦の団体戦のときも続いた。しまいには、一組しか出場できないダブルスも押し付けられた。理由はシングルスに出たいからだ。

しかし、俺はダブルスを組んだ相手と猛烈に練習をして、新人戦でベスト4まで勝ち残った。

学校の全校朝会でも表彰され、良い気分だった。

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卓球部の記録 中学編 狼男 @shinshin4445

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