朝帰り、始発電車
@hamtaro1912
第1話
秋の始まり、10月1日。9月を終わらせまいと、夏の暮れを終わらせまいと馬鹿騒ぎした結果の朝帰りである。
「終電無くなっちゃったね」というお決まりのフレーズがチラつく男子理想の展開があったわけでもなく、そこに残るのはただの疲労感。
昨晩23時ごろはあんなに楽しくて楽しくて帰りたくなかったのに今朝3時ごろは電車が5時までないことに憤りを覚えたりもした。価格倍でいいから深夜も運行して欲しい、と何度思ったことかわからない。
眠さも残りつつあるが、寝るわけではない薄い夢見心地。別に気分がいいわけでもないけどそれほど嫌な感じでもない。
無性に喉が渇いたので、自販機の使用という普段しないような無駄遣いをしてしまったことを後悔しながら、取り止めとないことを考えている。
朝帰り、始発電車 @hamtaro1912
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。朝帰り、始発電車の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
近況完全網羅備忘録最新/詩川
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 39話
昼飯の時間!最新/音羽
★6 エッセイ・ノンフィクション 連載中 2話
塩の日々、的な最新/ソルト
★10 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1,763話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます