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人を残せても心を残せないとって典黙が徐庶に放った言葉が劉備の置かれた状況とフィットするんですよね
関羽張飛ばかり依怙贔屓し、そもそもが諸葛亮の反対を尽く反対したせいなのに、そりゃ孔明も愛想が尽きる。
黄忠がおとりなのは典黙にバレていると孔明は読んでいるので、伏兵の場所、輜重の進行路、本陣に仕掛けがあるのも火刑も、典黙に察知されていると考えているなら、孔明は下策と言うだけにかなり悪辣な味方を巻き込んだ、兵糧をわざと奪わせて火をつけるとか毒を混ぜるとかして、殲滅を考えているのだろうか
孔明も捕らえ、龐統も仲間入りさせ、麒麟臥竜鳳雛揃い踏みにしたいですが、それだとチート過ぎますかね
孔明はやはりやる気無くしてしまいましたか。
本来であれば水魚の交わりを経て若い孔明の心をしっかり掴むという洗脳過程があって、劉備に農夫だった自分を引き立ててもらった大恩があると思わせた。更には先ずは成功から始める事ができてひとまず関羽と張飛の信用を勝ち取ると同時に嫌な面をすぐに見なくて済んだという部分が、本作の場合いきなり失敗し、三兄弟の悪い部分ばかり見せられ、さらにはモラハラに晒されるという有様ですから気持ちが離れるのはやむなしでしょうね。
劉備が諦めてくれるかはまた別ですが。
そして、本陣に引き込んで火計で焼くというある意味、シンプルで分かりやすい計略。
それだけに、機密保持は重要で、仕込みには関羽と張飛にすら気付かせないほど細心の注意をはらったはずで、ここで誰が見聞きしているかもわからない場でネタバラシさせられる孔明の心中はやる気を失わせるには十分。
曹操ならばこんな事はさせないでしょうね。
今の時点で孔明を一番認めているのが敵の典黙だというのがなんとも可哀想。
孔明の運命や如何にというところですが、今回の経験で志を如何に高く持とうと、誰に仕えるかで自らの才と志を全う出来るかが決まってしまうという事を痛感するでしょうね。
ストレスフリーで典黙とゲームに興じる徐庶にいまの孔明の状況は想像もしていないでしょう。
御過労様、既に心が折れかけている。戦後は隠棲待った無し。
大耳さんは義弟二人の性格を分かっていても力で抑え込んでいるわけでは無いから強く制止出来ないんですよね。大耳さん自身も自分が皇淑と呼ばれるほどの大物になったのは義弟達の武勇に肖っているからこそという事を自覚しているから余計に。
笮融さん、絶好調。というか未亡人好きだったんかい。
曹操もそうですが、典黙も有能な人材はある程度の欠点があっても自陣営に害を及ぼさなければ有用に使う主義ですしね(その代わり、行き過ぎた行為を行なえばしっかり罰するし、主義や道義に反する者には容赦しない)。
高順もそうですが、陳到も典黙の凄さを感じてきている様ですね。
私見ですが、史実で髭ジャイアンこと関羽と燕人スネ夫こと張飛は武勇に関しては呂布に次ぐというのは確かですが、典韋と許緒も同等の武勇は持っていたが、曹操の配下というだけで評価を低くされた様に思えます。
典韋は曹操の失態で退場が早かっただけで、忠義と武勇に関しては評価されてますし、演義でも酩酊状態で武器を盗られた状態から善戦して弁慶の様な立ち往生という見せ場を貰ってますし、許緒も馬超から名指しされて馬超側から退く(単騎での曹操殺害が無理と察した)ぐらいの武勇(演義での張飛の引き立て役にされたが、逆を言えば輜重隊の警護と酔った状態にしないと張飛が勝利出来る筋書きに出来なかった程の武勇は持っていた)。典韋は欠点らしき酷評は無いし、許緒も頭の回転が鈍い(と言われているが敵意には敏感)ぐらいの欠点しかないので主君の評価を下げる事で帳尻を合わせた感じ。
この作品で、典韋と許緒対髭ジャイアンと燕人スネ夫の戦いを見たいですね。
武勇でも部隊指揮でも確実に典韋達が勝ちそうですけど。
許昌攻撃が孔明の案なら関羽、張飛の気持ちも分かりますがね。劉備の我儘に振り回されて、責任を押し付けられたら孔明もたまったものじゃないでしょう。同情します。長兄が偽葬儀の策で大失敗しているのに良く言えたものです。
もう、孔明も典黙の仲間になって、典黙、郭嘉、孔明の夢のトリオを結成して下さい!
「関羽は生死を共にと誓った義兄弟、関羽が罰として死を賜るなら私も一緒に〜」とかで誤魔化しそうwでもこういった自分勝手で情けない感じは劉備って感じで、いい描写だなって思います♪
諸葛亮はここで典黙に負け、隠居前に退場になるのも面白そうw
さて、これで少なくとも諸葛亮は脱落させたいな
耳長劉備は関羽の首はやっぱあの約束は無し!これからも忠節を尽くせ!やるかもしれないけれど、孔明のは…() 早く退職届だしてニートに戻ったほうが平穏w
「笮融はいつも通りに路地で自分の仏法を広めていた」
「典黙と陳到は巡視を終え、笮融がいつも通りに叶県で未亡人に仏法を説くのを見かけた」
この対比がオモロイですね