詩 飴玉逃亡劇
仲仁へび(旧:離久)
第1話
「あれ、さっきまでそこに置いてあった飴玉がない!」
「一体、どこに行っちゃったんだろう」
食べられたくない飴玉は逃げていく
すたこらさっさ ころころころりん
小さな体を活かして 移動
家具の隙間に 入っちゃおう
ころころ転がり どんどん奥へ
誰も追ってはこられまい
丸い体で 勢いつければ
すぴーど ぐんぐん あっぷあっぷ
かたいボディが自慢なんです
「ちょっとぶつかって
ちょっと痛くて
ちょっと困っても
かなり平気!」
逃げてく 逃げてく
どんどん 逃げてく
食べられたくないから
一心不乱に逃亡中
「うーん、見つからないなぁ」
「誰かが食べちゃったのかなぁ」
詩 飴玉逃亡劇 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます