第3句

坂下る

自転車二つ

天高し




坂を下る様子と、(年度で考えると)一年も折り返しに入ったという様子を詠んだ。

また、自分たちが下っていくことと、大気が澄んで空が高くなっているように思われることを対比した。

そして、自転車二つで、カラカラカラという車輪が転がる音と、坂を下る際に吹いてくる涼しい風を演出した。

※最後の”五音”で、「空高し」、「天高し」、「秋高し」で迷いました。一応、どれも季語らしいです。ただ、”ご恩”のことを考えると、天が縁起良さそうだと思ってテキトーに選びました笑

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

俳句 空川陽樹 @haruki_sorakawa

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る