林檎と壊死とパリンプセスト
えっと。
以前コメントしてた人の読んでなかったの思い出して。
まぁ、コメントしてたら読むというかコメントしてた時系列的にはまだ完全に打ち切るとは言ってないタイミングだったので。それで、一応ちょっとは読むかと。
そう思ったら企画参加の魔法が解けてたので、適当だが、まぁでも確かこの作品だったと思うので一応ちょっとだけ読む。ただ、やっぱり時間がないので軽くふわっとやります。
いずれしっかりした批評が欲しいならそんときはそんときでやりましょう。
『本編』
まず四話読んで、ここで作者が一旦更新を停止した形跡があったのでキリがいいなと思い、本編の最終話と、次の章への繋ぎ?の最終話を読みました。なるほど。
まず思ったのがこれは一人称小説として正解なのかということ。どうやら基本的に俺という視点で語られているようだけど(勿論読んでない部分で視点の切り替えとかあるかもしれませんけど)一人称小説で使う描写では無いように感じました。もっとも、最終辺りなんぞは違う印象も受けましたが、まぁ一旦置いておいて、冒頭付近の話ではとにかく描写がくどかった。僕の好みとはちょっとずれる。
僕は基本的に描写が多くてもすっと読めるようなものが好きなので、やたら難解さを増した1900年代のSFの和訳本とから読まないんですよね。例外はあるにしろ。
それで、そんな僕が思うに。これは一人称ではないなと。
一人称小説はまぁ、色々やりようはありますが結局本人の心情です。今まで別の批評で言ったことと矛盾しているように思うかもしれませんが、少々お待ちを。
心情で辞書を引かないと出てこないような難解な字面の独り言をぽつぼつ漏らしてる人がいたらちょっと怖いでしょう。まぁ、他の人は知りませんが僕は怖いですね。
それから、この小説においては心情の延長に描写がありませんでした。
一人称小説の描写をしっかりするにしても、その描写は表出した感情の最大化みたいなもんで、結局のところ元を辿れば本人に由来するものです。
なんだけど、この小説においては『俺』と描写が乖離して存在しているかなって。
まぁ、しかし、最終話辺りではくどすぎる描写が削がれていて、それなら別に今さら指摘する内容でも無かったかもしれませんがね。
まぁ、一応簡潔に言うと視点に合った描写の質を選択しよう的な、そんな感じです。
設定とかはまぁいい感じじゃない?って思いましたよ。
まだ全然内容が出てきてないからなんとも言えないけど、上手くやれば一定のファン層が狙えそうな?
まぁ、時間もないしこれくらいでいいや。
適当ですまんね。
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